5. 学習支援機能
5.6. 博物館のボランティア活動
神奈川県立生命の星・地球博物館では、ボランティア活動を生涯学習の一環と位置づけ、登録制の博物館ボランティ ア制度を設けている。活動内容は、資料整理や展示準備、調査研究、展示解説等様々である。登録には職員推薦(随 時)あるいは入門講座の受講(年一回開催)の二つの方法がある。活動分野は大きく「学芸ボランティア」「ライブラ リーボランティア」「展示解説ボランティア」に分かれており、希望する分野に登録し活動する。年度単位の登録で、
希望により更新できる。
5.6.1. 学芸ボランティア
や知識を習得する場ともなっている。この他にも、特別 展などの展示制作補助、講座や観察会の補助などを通じ て博物館を支えている。担当学芸員と活動内容や日程を 調整しながら活動する。
各分野で、担当学芸員の指導・指示により、博物館資 料の収集、整理や調査研究への協力、標本作製、標本等 の資料のデータ入力などを主な活動内容としている。分 野により標本作製の手法や手順は異なり、専門的な技術
5.6.2. ライブラリーボランティア
様々な専門書や一般向け図書を収蔵するミュージアム ライブラリーで、図書の整理・装備(ラベル・透明カ
バー貼り等)や補修等の活動を行っている。担当職員と 活動内容や日程を調整しながら活動する。
5.6.3. 展示解説ボランティア
当分野は「学芸ボランティア」「館運営ボランティ ア」の登録者から希望を募り2002年度から始まった活 動である。2004年度からはボランティア入門講座でも 展示解説分野を設置し、講座修了者が活動に加わってい る。
各自の都合の良い日に来館し、得意な展示分野につい ての案内や解説を行っている(スポット解説)。視覚障 がい者の方の誘導や、展示ラベルへの点字シールの製 作・貼付などの活動も行う(誘導・案内)。制服として スタッフジャンパーを貸与している。
登録数
計 男性 女性
実人数 ※ 283 133 150
1)学芸ボランティア 254 117 137
2)ライブラリーボランティア 4 0 4
3)展示解説ボランティア 48 27 21 2014年度「博物館ボランティア」登録人数
※1)~3)の分野間で重複登録している人を除いた実人数を示した。
分野 登録数(のべ人数) 活動状況(のべ人数)
計 男性 女性 合計 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
ボラン学芸 ティア
植物 植 物 32 4 28 462 50 33 7 39 42 46 43 44 31 42 49 36 菌 類 41 20 21 443 35 40 29 38 29 39 28 24 31 51 39 60
動物
哺乳類 26 8 18 161 12 12 5 10 15 9 10 24 14 12 13 25 鳥 類 21 11 10 219 18 13 15 25 9 20 20 18 11 14 24 32 魚 類 51 26 25 394 20 31 13 51 42 27 45 37 24 32 37 35 昆 虫 21 15 6 224 25 29 16 17 12 17 19 14 17 12 13 33
軟体・甲殻類 3 2 1 66 4 7 2 5 6 7 7 5 5 6 4 8
地球環境
地 学 37 20 17 577 63 51 40 54 47 35 56 49 32 50 36 64
リモートセンシング 0 0 0 - - -
-古生物 40 20 20 460 33 27 28 51 42 30 44 40 42 21 54 48 のべ人数 272 126 146 3,006 260 243 155 290 244 230 272 255 207 240 269 341
ライブラリーボランティア 5 0 5 26 1 3 1 2 0 1 4 2 1 2 9 0
展示解説ボラン ティア
展示解説 43 26 17 482 50 54 28 49 33 43 38 28 30 38 44 47
誘導案内 10 4 6 23 0 6 0 0 1 0 9 0 0 0 2 5
のべ人数 30 23 505 50 60 28 49 34 43 47 28 30 38 46 52 全体のべ活動人数 3,537人・日
5.6.4. 分野別登録人数と活動状況
分野別の登録人数と活動状況は下表のとおりである。
左記合計(実人数)のうち、保険加入者227名
2014年度「博物館ボランティア」登録者の内訳及び月別の活動状況
5.6.5. ボランティア入門講座
[日時]2015年2月8日(日)~2月22日(日)までの 間の2~4日間(分野別の講座が1~3日間)
[講座定員]学芸9分野33名、展示解説10名、ライブラ リ3名、教育プログラム10名 計56名
[実施分野]学芸9分野24名、展示解説5名、ライブラ リ3名、教育プログラム3名 計35名(のべ人数)
当館でのボランティア活動を理解していただき、円滑 に参加していただくための入門講座を開催している。全 体講義のほかに分野別の実習があり、受講後、翌年度か らのボランティアに登録し活動していただく。2014年 度の実施内容は表のとおりである。
講座日程 共通講座(初日)
実施日 時間 内容
2月8日(日) 10:00~10:30 開会、概要説明、博物館紹介DVD(バックヤード編)視聴 10:30~11:00 館長講話「自然史博物館について」
11:00~12:00 展示室見学 13:00~14:30 バックヤード見学
14:30~15:00 各分野の紹介・分野別質疑応答 15:00 終了(分野別に随時解散)
分野別実習(2月11日~23日の1~3日間)
分野 実施日 実習内容 定員 受入 受講 登録
植物 18、20日 標本製作・配架 5 5 5 3
植物デジタル資料 19日 パソコンやスキャナ、デジタルカメラ等による、植物標本の
デジタル資料作成 2 1 1 1
菌類 10、17日 野外調査、標本作製・整理、資料整理等 5 1 1 1
魚類 21日 標本整理 3 3 2 2
昆虫 14又は15日 標本製作・整理等 4 3 3 3
無脊椎動物
(貝・カニ) 15日 乾燥標本・液浸標本の整理・登録 4 3 2 2
古生物(古脊椎動物・微化石) 17日 標本製作・整理等 3 7 7 7
古生物(貝化石等) 10、15、22日 標本整理実習・講座補助 4 2 2 2
古生物文献 11日 文献整理・入力作業 3 2 1 1
ライブラリー 13又は17又は22
日 図書の整理、装備、補修、書誌データ入力等 3 3 3 3
展示解説 11、22日、
及びその間の1日 展示室研修、調べもの実習、展示解説実習 10 3 5
※ 5
※ 博物館教育
プログラム 14又は21日 子ども向け当日参加型ワークショップ(よろずスタジオ)の
補助 10 3 3 3
合計 56 36 32 33
※博物館教育プログラムの3名が受講・登録。
共通講座(最終日)
実施日 時間 内容
2月22日(日) 13:30~14:00 学芸員からの活動成果紹介(学芸員 笠間友博)
14:00~14:30 現在のボランティアからの体験談(菌類分野から南さん、展示解説分野から永井さん)
14:30~15:00 登録に関する事務連絡
15:00 解散
特別展
「どうする?どうなる!外来生物 とりもどそう私たちの原風景」
チラシ(表面)
ポスター・チラシ作成状況
主な配布先の凡例.
A:県内小・中・高校等; B:県外(東京・静岡)小・中・高校等; C:県内図書館; D:県内公民館・地区センター; E:博物館園;
F:県市町村情報提供窓口; G:マスメディア; H:小田急電鉄、箱根登山鉄道; I:足柄上・下地区公立小・中学校;
J:郵便局; K:コンビニエンスストア、百貨店、大手スーパーマーケット