• 検索結果がありません。

3.有識者委員会の開催

平成 28 年 3 月

4. 勉強会の開催

平成28年度1月より公的個人認証サービスの民間拡大されたことにより、民間企業によ るマイナンバー制度の利活用について関係省庁で検討されている。今後、個人の管理下で 行政機関が保有する属性情報を民間サービスで利活用するには、個人情報保護とパーソナ ルデータの利活用の両方を実現する官民のID連携トラストフレームワークが必要になる。

そこで、マイナンバー制度を利活用したビジネスの普及促進を図り、マイナンバー制度 の利活用や官民ID 連携トラストフレームワークについて理解を深め、認知度を向上させる ため、マイナンバー制度の利活用を検討している関係省庁(内閣官房、総務省、経済産業 省等)や有識者を招聘した勉強会を実施した。

1回勉強会 4.1.

実施テーマ 4.1.1.

第1回では、公的個人認証サービスの民間開放に向けた取り組みについて関係省庁から 解説していただき、民間におけるマイナンバー制度の利活用への期待等について述べた。

図表 154 開催風景

開催概要 4.1.2.

タイトル 公的個人認証の民間開放

開催日時 2015年 9月17日(木)13:00~15:00 開催場所 機械振興会館 6-66

参加者数 94名(事前申込113名) 出席率83%

プログラム

13:00~13:20 主催者挨拶

マイナンバー制度の民間活用につ

経済産業省商務情報政策局情報政 策課

いて 情報プロジェクト室長 村上 智信氏

13:20~14:30 公的個人認証サービスの民間開放

について

総務省自治行政局住民制度課 企画官 上仮屋 尚氏

14:30~14:45 公的個人認証サービスの民間開放

で期待されること

事務局

(JIPDEC電子情報利活用研究部)

14:45~15:00 意見交換 経済産業省商務情報政策局情報政

策課 情報プロジェクト室長

村上 智信氏 経済産業省 CIO補佐官

満塩 尚史氏

参加申込み受付開始から5日間で定員に達した。この申込み状況からも、「公的個人認証 サービス」に対する関心の高さが明らかになった。

ID連携トラストフレームワークへの理解を深めること及び認知度の向上がされたかを確 認するため参加者にアンケートを実施し、79%(回答数74名)の方々より回答を得た。回 答者の回答者の93%が「理解出来興味をもった」「理解できた」と回答しており、普及啓発 の目的を達成した。

参加者からは、「公的個人認証の民間開放」に対して、「公的個人認証サービスを利用し た本人確認結果によるなりすまし防止」や「マイナンバーカードを常時持ち歩くことは紛 失の危険性があるため、サブカード化(デジタルwatashiアプリ)のようにスマートフォ ン等で身元証明が行えるとよい」、「現在普及している民間事業者のユーザIDを利用して、

マイナンバー制度を利用できるような連携ができないか」などの期待が寄せられた。一方 で、「サブカード化およびスマートフォンのセキュリティ」や「セキュリティリスクに対す るユーザの意識」、「スマートフォンを紛失した際の連携サービスの停止手続き」などにつ いて不安の声が聴かれた。

2回勉強会 4.2.

実施テーマ 4.2.1.

第2回では、マイナンバー制度の開始に伴い、トラストアンカー(信認の原点)である 公的個人認証サービスを利用することで、民間サービスにどのようなメリットが考えられ るのか、本事業の検討結果および民間事業者による取組を紹介し、民間事業者におけるマ イナンバー制度の利活用への期待や今後検討すべき点等について述べた。

図表 155 開催風景

開催概要 4.2.2.

タイトル 官民ID連携とマイナンバー制度の利活用

~デジタルwatashiアプリ・公的個人認証等の利活用について 開催日時 2016年3月17日(木)13:30~16:00

開催場所 機械振興会館 6-66+6-67

参加者数 150名(事前申込192名) 出席率78%

プログラム

13:00~13:05 主催者挨拶 経済産業省商務情報政策局情報政

策課 情報プロジェクト室長

村上 智信氏

13:00~13:20 デジタルwatashiアプリのコンセ

プトについて

経済産業省 CIO補佐官 満塩 尚史氏

13:20~14:30 デジタルwatashiアプリを利用し

たユースケースの御紹介

事務局

(JIPDEC電子情報利活用研究部)

14:30~14:45 マイナンバー制度を活用したオン GMOグローバルサイン株式会社

ライン本人確認サービス プロダクトマーケティング部 ビジネスプロデューサー

稲葉 厚志氏

15:15~15:45 FinTechとマイナンバー制度の利

活用による新規ビジネスの展望

楽天Edy株式会社 理事 ブランド業務推進部 宮沢 和正氏

15:45~16:00 意見交換

参加申込み受付開始から2日間で定員に達したため、会場を拡大し追加募集を行った。

この申込み状況からも、民間事業者が「マイナンバー制度の利活用」などに対して、非常 に関心が高いことが明らかとなった。

ID連携トラストフレームワークへの理解を深めること及び認知度の向上がされたかを確 認するため参加者にアンケートを実施し、76%(回答数114名)の方々より回答を得た。

回答者の回答者の86%が「理解出来興味をもった」「理解できた」と回答しており、普及啓 発の目的を達成した。

参加者からは、デジタルwatashiアプリに対して「ネット社会の実名取引での信頼性担 保」や「印鑑を使う際のオンラインの代替手段になる」などの期待が寄せられた。一方で、

「ID連携トラストフレームワークの役割や責任範囲の明確化」や「社会システムとしての 利用シーンの提示」、「デジタルwatashiアプリの利用者と家族関係の証明」などについて 疑問が寄せられており、今後検討し、明示していく必要がある。

関連したドキュメント