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,加嶋 耕二 2

ドキュメント内 日本糖尿病学会誌第57巻臨時増刊号 (ページ 78-88)

第 2 日

川崎美智子 1 ,加嶋 耕二 2

桐生厚生総合病院看護部1,桐生厚生総合病院内科2

【背景・目的】急増する糖尿病発症予防のため前糖尿病状態からの予防対策 実践を目指し宿泊ドック受診者においてその生活習慣病合併頻度,ライフ スタイルの問題点を調査した.【対象】2012年度の宿泊ドック受診者386名 を75gOGTTの結果から,NGT群,負荷後1時間値高値のnon"IGT群,IGT 群,DM群の4群で比較した.【結果】①耐糖能異常出現率:non"IGT群8%,

IGT群20%,DM群11%②脂質異常症合併率:各49.4%,61.2%,56.4%,77.3%

③高血圧合併率:各24.1%,25.8%,41.0%,70.5%④CKD合併率:各7.7%,

6.5%,16.7%,9.1%⑤肥満合併率:各12.9%,9.7%,23.1%,36.4%⑥喫煙 歴:各40.4%,64.6%,47.4%,56.8%⑦運動週1回未満:各21.9%,29%,

14.1%,20.5%⑧IGT群で朝食欠食11.5%【結語】糖尿病発症予防のため前 糖尿病状態の時期からライフスタイルを変化させる取組みが必要と思われ る.

II−P−620 消化器検診と尿中ミオイノシトール測定による耐糖能検査 の併用の検討

山縣 文夫1,矢口 通子1,石川 1,八巻 悟郎1,高築 勝義1,及川 孝光1 森田 智子2,松田 昌文2,吉田 洋子3,櫛山 暁史3,河津 捷二3

こころとからだの元氣プラザ1,埼玉医科大学総合医療センター2,朝日生命成人病研究所附属医院3

【目的】

上部消化管内視鏡検査(GE)と尿中ミオイノシトール(UMI)測定による耐糖能検査 を同時並行で実施し,食後高血糖のみを示す初期の耐糖能低下者をスクリーニングでき るか検討した.

【対象と方法】

ドック受診者45名を対象に早朝空腹時に採尿後ブドウ糖を負荷しその後GEを実施した.

糖負荷2時間後にも採尿し負荷前尿とともにUMIを測定,ΔUMI=2hMI!Cre"0hMI!Cre,

および2hMI!Creを指標とした.

【結果】

GE像は通常の観察像と遜色なく,ブドウ糖負荷がGEに影響を与えるような事象は見ら れなかった.

UMI検査陽性者は17名であり(38%),現在までに4名が糖尿病外来を受診,75g経口ブ ドウ糖負荷試験を施行し,境界型2名(IGT1名,IFG1名),正常型2名であった.

【結語】

一日ドックにおいてUMI検査を導入することにより,消化器検査を実施しながら耐糖能 低下者を効率よくスクリーニングすることが可能であった.

II−P−621 食後血糖値からみたSyntax scoreを用いた冠動脈重症度と 臨床的背景についての検討

長江 翔平,吉岡 修子,富貴原紗侑里,伊藤麻里子,溝口 暁,

赤羽貴美子,杉山摩利子 公立陶生病院内分泌・代謝内科

【目的】

食後血糖が冠動脈や臨床的背景にどれほど影響があるかOGTT値の結果から Syntax scoreや検査値,既往歴を用いて評価した.

【対象と方法】

当院循環器内科でPCI治療を受けた90人.食後血糖値を140 mg!dl未満と以 上,200mg!dl未満と以上の3群(正常群21人:境界型群43人:糖尿病型群26 人)に分類しHbA1c,HOMA"R,ΣIRI,OGTT(BS,IRI値),脂質,UA,

BUN,Cr,eGFR,BMI,喫煙歴,既往歴を比較検討した.

【結果】

3群間検討:syntax score(p<0.048)とHbA1c,OGTT(BS値,IRI値)に有 意差を認めた.脂質,腎機能,尿酸,BMI,既往歴は有意差を認めなかった.

【考察】

3群間でSyntax scoreに有意差を認め,冠動脈疾患の管理に食後血糖値コント ロールの重要性を示唆する結果であった.[HbA1c:NGSP値]

II−P−622 新潟県郵政職員糖尿病予防計画―A1C改善をわけるもの―

山谷 恵一1,高沢 希子1,岩永みどり1,山本 朋彦2 新潟逓信病院内科1,首都圏郵政健康管理センター新潟分室2

境界型から糖尿病型への移行が77%減少し,HbA1c,sBP,TCholが低値で 経過した郵送による介入が糖尿病者には効果がなかった理由を知るため に,改善例(境界型160人!糖尿病125人)と悪化例(境界型152人!糖尿病142 人)に分けて検討した.

ロジステック回帰分析では,境界型の悪化と開始時HbA1c低値,非介入群 であること,ALT・HDL開始時高値,HbA1c,ALTとHDLCの高値経過が 有意であった.糖尿病悪化とは,開始時のHbA1cとTChol低値とHbA1c,BMI とTGの高値経過が有意であった.

HbA1cの変化(d"A1C)を従属変数とした重回帰分析では,境界型ではd"

BMI高値経過,糖尿病ではd"BMI低値経過と有意であった

糖尿病ではALTとGGTが境界型より高値であった.更に悪化例ではTGが 高値であった.糖尿病で郵送より強力な積極的な介入や指導が必要な事項 と考えられる.[HbA1c:NGSP値]

II−P−623 一般外来に捨て置かれた糖代謝異常.災い転じて福となす には

百木 忠久1,佐藤 由紀2,田中 英樹2,庭野 元孝2,村田 2 寺内 康夫3

菊名記念病院糖尿病・内分泌内科1,菊名記念病院総合診療部2,横浜市立大学大学院 医学研究科分子内分泌・糖尿病内科学教室3

【目的】長期通院しながら,耐糖能異常を見いだす機会を得なかった症例に 75gOGTTにて状況確認を行った.【方法】一般外来に長期通院.通院期間 中,血糖100mg!dl以上の記録があるにもかかわらず生活指導の形跡がない 20症例:年齢58.6±10歳,通院期間6.8±5.3年,男14!女6,HbA1c<6.5%に 対し,75gOGTTを実施.【結果】対象者のHbA1c5.7±0.3,FBS>126mg!dl:

1例,負荷60分血糖≧180 mg!dl:8例,負荷120分血糖140〜200 mg!dl:8例,

≧200 mg!dl:2例(FBS136 mg!dl:HbA1c6.5,FBS91 mg!dl:HbA1c:

5.3).HOMA"β<50:6例,I.I.<0.4:5例.【考察】軽度の耐糖能異常は,

担当医が意識しないと放置されたままとなる.患者には担当医か説明が無 いため,異常なしと受け止められる.今回75gOGTTで糖尿病と診断された 症例が2例あった.糖尿病医療連携をすすめる上で,医師に耐糖能異常に関 心を持ってもらう事が重要である.[HbA1c:NGSP値]

II−P−624 食後高血糖に対して ドックからみた体型と胃幽門部開口 面積の検討

石合みどり,戸兵 周一,川添 康彦,寺嶋 慎二,中山 恵美,

高田 彰子,佐藤奈々子,松澤 正幸,寺岡 政子,甲田 三恵,

徳竹 理枝,酒井 裕子,小池キク子,市川 英彦

鹿教湯三才山リハビリテーションセンター鹿教湯病院附属豊殿診療所外来

【目的】当院ドック患者の上部内視鏡検査で,BMI(B)と幽門開口面積との 検討を行った.

【方法】対象71名(男25,女46)身長158.3±8.3,体重55.6±8.0,B22.1±2.6,

HbA1c(H)5.4±0.3,%全例ブチルスコポラミンは使用せず,内視鏡を用い,

生検鉗子先端幅を基準に比較し画像ソフを用いて胃幽門最大径面積(A)を 測定した.個々Hを測定.【結果】肥満群の(A)は平均値22.1mm2,B 26.6,

H 5.5.標準群の(A)平均値は40.0mm2,B22.1,H5.5.痩せ群の(A)は52.2 mm2,B 17.4,H5.4.(A)と肥満群の相関はr=0.908,痩せ群と(A)はr=

0.304であった.【総括】肥満群の(A)は標準群よりも小さくまた標準群と 痩せ群の比較をすると痩せ群は(A)は大きい.肥満群は(A)が狭く通過 に時間がかかる.痩せ群は(A)が広く通過に時間がかからない.以上から

(A)の広さはBに関係すると考えられる.[HbA1c:NGSP値]

II−P−625 視 床 下 部 に お い て NADPH 酸 化 酵 素 由 来 の 活 性 酸 素 種

(ROS)はインスリンシグナルを正に制御する 尾上 剛史,後藤 資実,恒川 卓,柴田みゆき,足立 浩一,

伊藤 禎浩,坂野 僚一,有馬 寛,大磯ユタカ 名古屋大学医学部附属病院糖尿病・内分泌内科

【背景】肝臓や脂肪組織などの末梢組織ではインスリンによる生理作用に NADPH酸化酵素(Nox)由来の活性酸素種(ROS)を介した機序が提唱さ れている.近年視床下部におけるインスリンの摂食抑制作用においてもROS の関与が報告されているが,その詳細な機序は未だ十分に解明されていな い.【方法】マウス視床下部器官培養を用いて過酸化水素およびNox阻害薬

(DPI)によるインスリンシグナル伝達分子への影響をリン酸化Aktを指標 に検討した.【結果】視床下部器官培養において過酸化水素は単独でリン酸 化Aktを増加させた.Nox阻害薬はインスリンによるリン酸化Aktの増加を 濃度依存的に抑制したが,リン酸化JNKには影響を与えなかった.【結語】

視床下部においてNox由来のROSはリン酸化Aktを介してインスリンシグナ ルを正に制御することが示唆された.

II−P−626 TNFα刺激による視床下部TNFαの発現はPTP1B欠損下で 減弱する

恒川 卓,坂野 僚一,尾上 剛史,柴田みゆき,足立 浩一,

伊藤 禎浩,後藤 資実,有馬 寛,大磯ユタカ 名古屋大学大学院医学系研究科糖尿病・内分泌内科学

【背景】我々はこれまでにTNFα刺激により視床下部PTP1BおよびTNFαを 含む各種炎症性サイトカインの発現が増加することを報告した.【目的】

TNFα刺激による視床下部のTNFα発現におけるPTP1Bの役割について検 討する.【方法】生後16日のPTP1B欠損マウス(KO)および野生型マウス

(WT)から視床下部を取り出しマイクロチョッパーを用いて350μmの切片 を作製し無血清培地で71時間培養後,メディウム中にPBSもしくはTNFα100 ng!mlを加えて更に1時間培養し,視床下部切片からRNAを抽出しTNFαの mRNA発現を評価し両群間で比較検討した.【結果】WTおよびKO共にTNFα のmRNA発現はPBS投与群と比較してTNFα投与群で有意に増加したが,

その上昇はWTと比較してKOで有意に減弱した.【考察】視床下部PTP1B はTNFα刺激による視床下部TNFαの発現を増強する因子の一つである可能 性が示唆された.

II−P−627 Enterostatinの将来性と新規摂食抑制因子の発見 岡田 秀一1,齋藤 従道1,山田英二郎1,下田 容子1,多賀谷裕子1 小暮晃一郎2,大島 喜八3,山田 正信1

群馬大学大学院医学系研究科病態制御内科学1,原町赤十字病院2,平成日高クリニッ ク3

Enterostatinは脂肪摂取を選択的に抑制する.

【目的】経静脈的にヒトに投与した際に効果が認められなかったが,その原 因について文献的な考察を加える.併せて,新規の摂食抑制因子を見出す.

【方法】DPP4阻害薬内服後に血液中に増える分子から得た.

【結果】EnterostatinはDPP4によってdigestされる(2000年)が環状型DPに 脂肪摂取抑制作用が存在した(1994年).今回我々が注目した分子は脳組織 に優位に発現しラットの第三脳室内へ投与すると投与後三時間迄の摂食を 明らかに抑制した.更に,体温の日内リズムを変化させる作用が存在した.

CCR5を燐酸化するのでCCR5を介してその作用が発揮されていることが示 唆された.

【考察】EnterostatinはDPP4によって失活するがCyclo"DPを投与すること で臨床応用への展望が開けるのではないだろうか.また,我々が見出した 摂食抑制因子は興味深い分子と思われる.

II−P−628 中枢のIRS!1は成長に関与する

高則,窪田 直人,窪田 哲也,井上真理子,相原 允一,

高本 偉碩,山内 敏正,植木浩二郎,門脇 東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科

【目的】中枢におけるIRS"1の役割を明らかにする.【方法】脳特異的Creマ ウスとIRS"1 flox!floxマウスを掛け合わせ,脳特異的IRS"1欠損(NIRS1 KO)マウスを樹立し解析した.【結果】NIRS1KOマウスはコントロールマ ウスと比較し体重が有意低下していた.一方体重に対する除脂肪量や脂肪 量の割合はコントロールマウスと差を認めなかった.この時摂食量もコン トロールと差がなく,このマウスでは成長障害を呈していると考えられた.

実際全長や骨長も有意に低下していた.また血中の成長ホルモン(GH)濃 度やIGF"1濃度も有意に低下していた.【考察】中枢でIRS"1が欠損すると,

GHの分泌が低下することにより血中のIGF"1濃度が低下し,その結果成長 障害を来たした可能性が考えられた.【結語】中枢のIRS"1は,成長におい て重要な役割を果たしていると考えられた.

II−P−629 リキシセナチドの血糖日内変動,胃排出能,副交感神経活 動,食後のインスリン・グルカゴン分泌に及ぼす効果 谷口由紀子1,森 2,瀬崎 和典3,大西 哲郎4,宮崎 1 新山手病院生活習慣病センター糖尿病科1,東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分 泌内科2,新山手病院循環器病センター3,塩田病院内科4

【目的】リキシセナチド(Lixi)の効果を検討した.【方法】持効型インスリ ン製剤単独治療中の2型糖尿病患者5名を対象に,インスリン単独投与時と Lixi 20μg!日併用時で,CGMによる血糖日内変動,液体試験食を用いたア セトアミノフェン試験による胃排出能の評価とインスリン・グルカゴン分 泌(朝食時と夕食時に施行),ホルターECGの心拍変動スペクトラム解析に よる副交感神経活動を比較した.【結果】Lixiは各食後の血糖上昇を抑えた が,朝食時は胃排出能の低下とC"ペプチドの上昇が観察されたのに対し,

夕食時は胃排出の低下は認められずC"ペプチドの上昇のみ観察された.ま た,Lixiは副交感神経の指標であるHF成分を低下させた.【結論】Lixiは副 交感神経を介して胃排出能を低下させたものと推察されたが,Lixiの食後高 血糖改善作用は,朝食時と夕食時では異なっている可能性が示唆された.

II−P−630 既存のGLP!1作動薬からリキシセナチドに変更した症例の 検討

小谷

こたに糖尿病内科クリニック

【目的】2013年9月より本邦初の基礎インスリンとの併用が可能なGLP"1受 容体作動薬リキシセナチドが使用可能になった.当クリニックでは数十名 の患者が既存のGLP"1作動薬からリキシセナチドに変更.その変更理由と 結果について検討.【方法】変更理由と変更前後での治療内容と血糖コント ロールを検討した.また患者へのアンケートにより変更後の食欲抑制や低 血糖頻度などを調査した.【結果】空腹時血糖値が上昇したことによる治療 変更が多く,変更により食欲が抑制され,基礎インスリンを追加すること による空腹時血糖値の低下が認められた.ビグアナイド中止によると思わ れる悪化も散見された.【総括】リキシセナチドは既存GLP"1作動薬よりも 食欲抑制が強い可能性がある.GLP"1作動薬と基礎インスリンの併用は有 用な治療法であるが,すべての経口糖尿病薬との併用が可能となることが 望ましい.

II−P−631 希少糖プシコース及びフルクトースの肝グルコキナーゼ核 外移行促進による違いとそれが及ぼす血糖上昇抑制効果 豊田 行康1,田口 忠緒1,熊本保奈美1,笹原 詩織1,加藤 顕子1 西岡 愛理1,野々垣彩乃1,鈴木 彩乃1,山田 貴子2,飯田 哲郎2 Akram Hossain3,徳田 雅明3

名城大学薬学部病態生化学1,松谷科学工業株式会社研究所2,香川大学医学部生理学3

【目的】D"プシコース(Psi)は存在量の少ない単糖(希少糖)の1つである.

Psiと同じケトースであるD"フルクトース(Fru)およびPsiによる肝グルコ キナーゼ(GK)の核外移行促進による血糖上昇抑制作用について比較検討 した.【方法】Goto"Kakizaki雄性ラット(8週齡)に2 g!kg Glc,0.2 g!kg Psiあるいは0.2 g!kg Fru添加2 g!kg Glcを単回経口投与し,経時的に門脈 及び尾静脈血中のPsi及びFru濃度,血糖値,GKの核外移行量を調べた.【結 果】Psi濃度は投与後60"90分に頂値となり,その後徐々に低下した.Fru濃 度は投与後30分に頂値となり,その後急激に低下した.GKの核外移行は,

それぞれの糖濃度の推移と一致してPsiの方がFruより持続した.Psiの血糖 上昇抑制作用はFruより有意に強かった.【総括】PsiはFruよりも肝GKの持 続的な核外移行促進により肝糖利用を高めて血糖上昇抑制作用を示す.

II−P−632 糖尿病モデルマウスにおける長期糖質制限食投与の影響に 関する遺伝子学的検討

犬飼 浩一,半田 桂子,小沼 裕寿,炭谷 由計,保坂 利男,

北原 敦子,森谷 理恵,高橋 和人,田中 利明,勝田 秀紀,

西田 進,板垣 英二,石田 杏林大学第三内科(糖尿病・内分泌・代謝内科)

【目的】糖尿病患者に対する糖質制限食は,心血管イベントのリスクが高ま る等の理由から,注意喚起されているが,その根拠を,糖尿病モデルマウ スを用いて明確にする.【方法】C57bl!6j,STZ,KKAyマウス各群に対し て,コントロール食(SC食,C:P:F=63:15:22),中等度糖質制限食

(LC食,C:P:F=38:25:37),高度糖質制限食(SR食,C:P:F=18:

45:37)を16週間pair"fedし,その表現型を比較検討する.【結果】糖尿病 マウスにおいては,体重の有意な変化はないものの,LC食,SR食と糖質量 の制限に反比例して,インスリン抵抗性の上昇,不飽和(n=1)脂肪酸の 低下(SCD"1の発現低下),FGF21発現量の低下が観察された.【考察】こ れらの表現型は,すべて,高インスリン血症,酸化ストレスの蓄積などに よる動脈硬化,寿命の短縮に関連する可能性が示唆された.

ドキュメント内 日本糖尿病学会誌第57巻臨時増刊号 (ページ 78-88)

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