• 検索結果がありません。

前期計画の主な取組み状況と課題

ドキュメント内 「新・いけだ子ども未来夢プラン」(素案) (ページ 41-53)

 

1.基本目標ごとの取組み状況と課題 

     

1.子育ち・親育ちを応援する環境づくり 

2.子どもを安心して生み育てることができる環境づくり  3.ゆとりある家庭生活を実現できる就労環境づくり  4.子どもがのびのび育つ安全・安心な環境づくり  5.子どもの人権を守る環境づくり 

 

〔1〕子育ち・親育ちを応援する環境づくり

大阪府下市町村の中でも先駆けて、「池田市子ども条例」を平成1 7 年4月1日に施行し、

この条例を次世代育成支援推進にあたっての基本と位置づけました。これに基づき、池田 市のすべての子どもが地域全体で見守られながら、健やかに成長することができるまちづ くりの実現のために、「子ども見守り委員会」を設置し、子どもの育成に関する事項につい て調査・審議をしています。 

心身ともに健やかな子どもを育てるうえで、家庭における親の役割は大変重要です。家 庭の教育力向上に向けた講座や学習会の開催を行ってきましたが、子育てに対する不安や 負担感を持つ親は増えています。今後も家庭教育力向上に向けた支援と親子が関わる機会 の拡充が必要です。 

「教育のまち池田」として児童・生徒に確かな学力を定着させ、豊かな人間性を育むこ とをめざし教育活動を推進することにより、生活面・学習面での成果がみられましたが、

児童・生徒の心身の発達を踏まえながらさらなる充実が求められています。 

また、障がいのある子どもに対しては、保育所(園)・幼稚園・学校への受け入れ体制と 支援の体制の充実を図るとともに、養育する保護者を対象とした相談窓口の整備など、関 係機関と連携しながら実施しています。 

その他にも、いじめや不登校等についての相談が増えている現状をふまえ、今後も支援 の必要な子どもやその家庭を支える環境の整備の充実が求められています。

 

 

〔2〕子どもを安心して生み育てることができる環境づくり

就業形態や就業時間の変化に伴い、多様化する保育ニーズに応じた保育サービスの見直 し・充実を図り、ニーズに柔軟に対応できるよう努めています。 

駅周辺のマンションの建設等により、就学前児童数は増えています。本市においては平 成 1 8 年に認可保育所を 1 所増やして対応してきましたが、昨今の経済情勢の影響により 発生した保育需要や、ひとり親家庭の増加などから、保育を必要とする子ども(家庭)が

基本目標(前期)

急増しています。今後は就学前児童数の推移を見守りながら、保育所の認可定員の見直し をするなど、受け入れ数の拡充を図っていくことが必要です。 

また、地域に根ざした子育て支援に関する様々な活動を通じ、地域住民と協働した子育 て支援を図りながら、地域の連帯感や教育力の回復に努めています。今後は、地域子育て 支援拠点事業の活動を充実していくとともに、ネットワークを確立して、より地域とのつ ながりを深めていくことが求められています。 

放課後の居場所づくりについては、全小学校区において放課後子ども教室を実施し、地 域の子どもたちの安全・安心な居場所になるよう取り組んでいます。今後は、子どもたち の健全育成のため、活動へのさらなる支援と運営体制の拡充が必要です。 

女性の出産年齢の上昇や育児に孤立しストレスを抱える母親、それに起因する児童虐待、

子どもの食生活や食習慣の乱れなど、母子の心身の健康を取り巻く状況は変化しています。 

  安心して妊娠・出産ができるよう、相談指導等を実施し、「いいお産」の普及や妊産婦に対 する相談支援の充実を図っています。 

ニーズ調査の結果をみても、子どもの発達や発育について不安を抱えている親も少なく ないと考えられることから、  今後も、乳幼児健診により疾病の早期発見や、予防、育児不 安の軽減等、母子の健康の確保を図っていきます。 

また、子どもが急病になっても必要なときに適切な医療が受けられるよう、小児医療の 充実や小児慢性特定疾患治療研究事業、不妊治療対策を推進しています。 

 

〔3〕ゆとりある家庭生活を実現できる就労環境づくり

女性の社会進出が進み、家庭のあり方も徐々に変化しており、職業生活と家庭生活の両 立は一般化されつつあります。しかし、職業生活を優先する社会的風潮が依然として根強 く残っており、社会経済低迷による厳しい就業環境においては、サービス残業などの長時 間労働や休日出勤なども余儀なくされている状況です。育児休業制度の導入が全事業所に 義務づけられて、育児休業の取得率は、前回のニーズ調査の 1 0 .9 %と比較すると倍近く 上がっていますが、諸事情により取得していない、またはできない人が多いのが現実です。   

また、子育てをしながら継続就労を望んでも、職場の理解や所得の保障など、様々な問 題が障壁になることが多くなっています。このように、子育てと仕事を両立できる環境づ くりのためには、まず雇用主である事業所側の理解と協力が必要です。   

今後も、子育てに対する理解や協力の促進を図るとともに子育てしやすい就業形態の導 入など、引き続き事業所に対する啓発・働きかけが必要です。 

 

〔4〕子どもがのびのび育つ安全・安心な環境づくり

子どもを安心して生み育てるために、地域が子どもや子育て家庭にとって配慮されたや さしい環境であることが必要です。ゆとりある良好な居住環境とともに、子ども連れでも 安全に外出したり利用しやすい環境の整備・充実が引き続き求められています。   

若い夫婦や子育て家庭が安心して暮らせる居住環境の整備をはじめ、子どもや子育て家

しています。   

一瞬にして尊い生命を奪い、平和な暮らしを破壊する交通事故をなくすことは、市民す べての願いです。しかしながら、毎年、交通事故で死亡する人はあとを絶たず、交通事故 を減らすためには、市民一人ひとりが交通ルールを遵守し、交通マナーを向上させること が重要です。  市民一人ひとりの交通安全意識を高めるため、交通安全教育や地域の交通安 全活動への支援を行うとともに、子どもや高齢者、障がいのある人を含めたすべての市民 の安全で快適な交通環境の確保に努めています。   

また、子ども見守り委員会をはじめ、家庭、地域、学校、関係団体が連携し、地域安全 活動の強化、犯罪を誘発する社会環境の改善、自主防犯思想の啓発・普及など地域の安全 を確保する活動の推進を図っています。 

防災教育等による防火防災意識啓発の推進を図るとともに、防災関係機関等との連携に よる防災訓練等を通して災害等に対する適応能力の向上を図っています。   

 

〔5〕子どもの人権を守る環境づくり

児童虐待、いじめなど子どもの人権を脅かす問題が急増しています。子どもも大人同様、

人間として尊重される権利があるのは当然であり、虐待や人権侵害に遭っている、あるい はその恐れのある子どもに対しては、権利侵害を未然に防ぎ、権利侵害を受ける環境から 直ちに子どもを救うことができる体制づくりが必要です。   

児童虐待など子どもの人権についての市民の理解を深め、人権意識を高めていくととも に、子育てなどが女性の一方的な負担にならないよう、男性に対しても家庭責任を担うこ との必要性を啓発し、次代を担う子どもの健全な育ちを支える環境づくりを推進していま す。 

児童に対する虐待についても、関係機関との連携を一層深め、虐待の未然防止、早期発 見と迅速な対応を図っています。   

    今後は予防に向けた市民啓発の促進や、孤立しがちな親について支援の方法や関係機関の連

携強化が必要です。 

 

前期計画の主な取組みの状況と課題の検証から、特に基本目標〔1〕子育ち・親育ちを 応援する環境づくり、基本目標〔2〕子どもを安心して生み育てることができる環境づく りについては課題も多く、後期行動計画の中で重点的な取組みの方向として推進していく ことが必要です。 

         

2.重点推進施策の取組み状況と課題 

 

      本計画では、本市の子育て支援・少子化対策を計画的に推進するため、幅広い分野にわ たる様々な事業に取り組んできました。 

様々な取組みの中で、さらに計画を実効性のあるものとするため、前期計画で、特に重 点的に推進すべき1 2 の施策を定め、そのうち1 1 の施策について推進してきました。 

それらの施策の取組み状況を総括すると、次のとおりです。 

 

〔1〕「子ども条例」の制定 

次世代育成の基本理念を明らかにするとともに、未来に夢や希望がもてるまちとなるこ とをめざし、大阪府下市町村の中でも先駆けて、「池田市子ども条例」を平成1 7 年4月1 日に施行しました。また、条例の基本理念に沿った子どもの育成に関する事項について調 査・審議する「子ども見守り委員会」を設置・運営し、本市の次世代育成に関する施策に ついて適時審議を進めています。 

この条例を次世代育成支援推進にあたっての基本と位置づけ、これに基づき、池田市の すべての子どもが地域全体で見守られながら、健やかに成長することができるまちづくり の実現に引き続き取り組んでいくことが必要です。 

 

〔2〕「教育のまち池田」特区推進事業による特色ある学校づくり 

幼稚園、小・中学校に外国人講師を派遣する「英語活動」を行い、教員をはじめ、幼児・

児童・生徒の英語によるコミュニケーション能力等の育成を図ってきました。また、全小・

中学校に情報化推進担当を派遣する「科学・情報の時間」をとり入れ、日進月歩する情報 機器に的確に対応できるよう、教員に対し指導・助言を行うとともに、情報機器の環境整 備に取り組んでいます。これらの取組みにより、児童・生徒に学習意欲やコミュニケーシ ョン能力の向上がみられることから、引き続き、事業の充実を図ることが必要です。 

小学校1〜3年生の学級においては、3 5 人以下の少人数学級編制を導入し、低学年の単 学級に少人数指導講師を配置するなどの取組みを実施しています。これらの取組みを通じ、

児童へのきめ細かな学習指導や学習内容の確実な定着等、生活面・学習面で成果がみられ ます。 

 

〔3〕幼児交流の推進 

市内の各高校において、高校生と乳幼児がふれあう場を、地域子育て支援拠点が中心と なって提供する他、高校の授業の一環として地域の子育て親子との交流も毎年企画され、

多くの親子の参加があります。 

今後も、本市の次代の親を育成する場として充実を図ることが必要です。 

   

ドキュメント内 「新・いけだ子ども未来夢プラン」(素案) (ページ 41-53)

関連したドキュメント