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後 × 一部であり,すべてではない.

2 前 × 「考えを立証する」それはプロセスの一部.

後 ×

3 前 ○ 素晴らしい質問である.まさにその通りである.

後 ○

4 前 × 一時的な立証にはつながるが,永久ではない.

後 ×

<議論内容>

「過程も大事やと思うし,あとで結論がどうのこうとっていう質問がありますけども,考えるイコー ル科学するという,学校教育もそうだと思うんですけど,捉え方をしているんで.立証なあ.考えを もつということは科学では大事だと思います.」

「なんかこう,実験が必要かというのと同じような感覚で考えていて,最終段階というプロセスの一 部であって,それ以外のところが大きいのだろうと捉えて自分は×にしました.」

「×で.」

(10)記述10「科学は,考えが誤りであると証明できるにすぎない.」について

受講者の回答と各班の議論のプロトコルを表14に示す.全ての班で誤りであると証明できるだけで はなく,正しいことも証明できるという議論であった.このことから,全ての班で到達目標をみたす 議論がなされたと考える.また,考えが完全に立証されることも反証されることもないという議論が なされた班はなかった.

正答率の変化について,議論後には全員が正答となった.全ての班で到達目標をみたす議論がなさ れた結果,正答率が向上したといえる.

表14 記述10「科学は,考えが誤りであると証明できるにすぎない.」の回答と議論内容 A班 <回答>

1 前 × 正しいことを再確認.

後 × 2 前 ? 後 ×

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3 前 × むしろ否定の証明の方がむずかしいのではないか?

後 × 「正しさのかくにん」も大切.

4 前 × 新しい考えが正しいと新しく証明,確認されていくことの方が多い.

後 × 同上.

<議論内容>

「むしろ否定の方が難しいのではないかと思って×にしたんですけど.」

「正しいことを再確認することもあるということで,いちおう×にしました.」

B班 <回答>

1 前 × 正しいことも証明できる.

後 ×

2 前 × 正しいことも証明できる.

後 × 3 前 ?

後 × 誤りだけでなく正しさも証明できる.

4 前 × 正しいと証明することもある.

後 ×

<議論内容>

「考え方が正しい証明できることもたくさんある.」

「全く一緒です.正しいことも証明できるんじゃないのっていう.ただこれも突き詰めていけば,未 来的に正しくないから×やっていうことが証明できるにすぎないと取れば○なんですよね.難しいで すよね,これ.だから将来的にはそうなんかなあ,と思って迷いはしました.」

「とりあえずは×で.」

C班 <回答>

1 前 × 新たな発見もある.すぎないといういい方が極端.

後 × 正しいと証明することだと思う.

2 前 × 新たな発見があることもある.

後 ×

3 前 × いろいろな考えがあるということに気づかせてくれるものだと思う.

後 × 同上.

4 前 ○

後 × ともいえない.

<議論内容>

「誤りであることばっかりじゃないですよね.新たな発見とか.だから×にしました.」

「○にしました.科学は,考えが誤りであることを証明できるにすぎない.そうともいえないよねえ.

×かなあ,やっぱ.」

「新たな発見ということもあるので×かなあ.私も思った.」

「いろんな考え方に気づかせてくれる.」

「すぎないっていうこの語尾がね,かもしれないなら.」

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「こともあるならねえ.すぎないっていうのはいい過ぎ.」

「×でいいですか.」

D班 <回答>

1 前 × 後 ×

2 前 × 誤りから次の手段を模さくすることが可能.

後 ×

3 前 × よく質問の意味がわからない.

後 ×

4 前 × 「これが正しい」というものは尐ないとは思うが,誤りを証明するだけのものではな い.

後 ×

<議論内容>

「ロマンがなくなりますよね.」

「批評家というか.」

「寂しいですよねこれ.」

「誤りから生まれるものもあるというか,次の段階を模索していく.それも大事かなあ.」

「すぎないという表現が受け入れ難い.」

(11)記述11「証拠がある仮説を支持すれば,その仮説は理論になる.理論がより多くの支持を 獲得すれば,法則になる.」について

受講者の回答と各班の議論のプロトコルを表15に示す.A班ではこの記述は正しいという議論のみ であった.C班,D 班では支持という言葉について支持する証拠のことなのか,支持する人のことな のかの議論であった.B班では支持する人と解釈して,仮説は証拠を支持する人の多さで法則になる こともあるのではないかという議論であった.このことから,すべての班で到達目標をみたさない議 論となったと考える.

正答率の変化について,議論前後ともに正答率は低く,大きな変化は見られなかった.

表15 記述11「証拠がある仮説を支持すれば,その仮説は理論になる.理論がより多くの支持を 獲得すれば,法則になる.」の回答と議論内容

A班 <回答>

1 前 ○ 後 ○ 2 前 ?

後 ○ 理論を再現させる手だてがあればOK.

3 前 ○ 一般性が上がるということだから.

後 ○

4 前 ○ 「法則」の定義をそのように思っている.

後 ○ 同上.

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<議論内容>

「よくわからないですけど,そうなのかなと.」

「わかりません.」

「一般性が上がるから,法則に格上げでいいかなと.」

B班 <回答>

1 前 × 法則は確実でなければならない.

後 ○ 2 前 ○

後 ? ×であってほしいが,現実としてそうなっていることも.

ドキュメント内 「科学とは何か」の授業化に関する研究 (ページ 34-37)

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