第5章 利用者資源
5.5 利用者プログラム
5.3 画面定義体
画面定義体はFORMで作成します。
画面定義体を使用するときは、ウィンドウ情報ファイルに必要に応じて、画面定義体を格納したフォルダ、画面定義体ファイル名の拡張子の 情報を指定します。
画面定義体の作成時に指定した情報には、実行時に無効になる情報があります。詳しくは、“C.1 画面定義体のサポート状況”を参照し てください。
コード変換
画面定義体の文字コードが「JIS8およびシフトJIS」以外の場合、実行時にコード変換が発生します。
Interstage Charset Managerを使用したコード変換について
・ FORMの「コード変換の指定」で「ADJUSTを使用する」を指定し、画面定義体を作成した場合、Charset Managerをインストールしている 環境を使用してください。この場合、Charset Managerをインストールしていない環境を使用すると文字が正しく出力されないことが あります。
・ FORMの「コード変換の指定」で「ADJUSTを使用しない」を指定し、画面定義体を作成した場合、Charset Managerをインストールし ていない環境を使用してください。この場合、Charset Managerをインストールしている環境を使用すると文字が正しく出力されない ことがあります。
・ 定義体の固定リテラル項目に外字を使用する場合は、運用環境にCharset Managerをインストールしてください。また、FORMで画 面定義体を作成する場合は、「コード変換の指定」に「ADJUSTを使用する」を指定してください。
・ シフトJISコードの「特殊文字」はJISコードに存在しない文字です。そのため、JEF拡張漢字を使用している場合にそれらの文字を入力 すると実行時にJISコードに変換できずに代わりに置き換え文字(アンダーライン)を表示します。それらの文字を正しく表示させたい場合 には、Charset Managerをインストールし、Charset Managerの外字領域対応定義を行ってシフトJISコードの「特殊文字」をJEFコードに割 り当ててください。
シフトJISコードの「特殊文字」はWindowsのアクセサリ「文字コード表」で確認できます。
・ Charset Managerの外字対応定義の制御文でのコード系名で指定した設定値と代表コード系名[SJIS]は同じ設定値を指定してください。
注意
ローマ数字の小文字はシフトJISの未定義領域(0xFA00~FBFF)にあり、コード変換ができないため、Charset Managerの標準コード変換の 変換規則でシフトJISの未定義領域の文字を定義付けてください。
方法は、Charset Managerの標準コード変換はコード変換規則を制御文として作成し、コード変換をカスタマイズすることが可能ですので、
シフトJISの未定義領域を対応したJEFコードに対応付けします。
5.4 組込みメディア
端末より参照可能なURL で指定された場所に格納します。
格納場所は、ウィンドウ情報ファイル記述のMEDIADIR パラメタに指定します。
例:
(参照可能なURL)
MEDIADIR "HTTP://HOSTNAME.FUJITSU.CO.JP/MEDIA"
5.5 利用者プログラム
画面機能については、“NetCOBOLユーザーズガイド”の“画面機能”を参照してください。
注意
HTML変換方式での動作対象プログラムは以下です。
・ シフトJISプログラム
・ シングルスレッドプログラム
5.5.1 項目制御
項目制御は、項目ごとの特殊レジスタEDIT-xxxxに指定します。
特殊レジスタを使用する場合は、画面定義体で定義体作成時に項目制御部を共用しない(5バイト)に定義する必要があります。
また、1つの利用者プログラムでは項目制御部の長さの異なる定義体を混在して使用することはできません。
5.5.1.1 項目の表示属性の設定
項目の表示属性を動的に設定します。
[設定方法]
WRITE文実行前に項目ごとの特殊レジスタEDIT-MODEに指定します。
・ " "(半角の空白) : 出力の対象とします。選択状態表示を解除します。
・ "X" : 出力の処理対象外とします。
・ "*" : 文字引伸し編集を行います。
・ "K" : 初期値を出力しません。(組込みメディア項目では指定できない)
・ "A" : 日本語項目を英数字項目として出力します。
・ "B" : ビットマップを出力します。
・ "J" : JPEGを出力します。
・ "V" : TIFFを出力します。
・ "P" : PNGを出力します。
・ "F" : GIFを出力します。
注意
・ 特殊レジスタEDIT-MODEに"X"を指定すると、出力処理は行われません。
・ 特殊レジスタEDIT-MODEに"B"、"J"、"V"、"P"、"F"を指定した場合、組込みメディア項目に指定したメディアファイルの形式との一致 はチェックしません。
5.5.1.2 項目の強調属性の設定
項目の強調属性を動的に設定します。
[設定方法]
WRITE文実行前に項目ごとの特殊レジスタEDIT-OPTIONに指定します。
・ " "(半角の空白) : 前回の設定属性を変更しません。
・ "M" : 定義体の項目属性(下線、反転)で出力します。
・ "U" : 下線ありで出力します。
・ "B" : 点滅ありで出力します。
・ "R" : 反転ありで出力します。
・ "S" : 下線あり/点滅ありで出力します。
・ "T" : 下線あり/反転ありで出力します。
・ "D" : 点滅なし/反転なし/下線なしで出力します。
・ "V" : 点滅あり/反転ありで出力します。
・ "A" : 下線あり/点滅あり/反転ありで出力します。
注意
・ 特殊レジスタEDIT-OPTIONに"D"を指定しても、定義体に下線を指定した項目は、必ず下線が表示されます。
・ 特殊レジスタEDIT-OPTIONに"U"を指定し、定義体作成時に下線(文字下線)を指定した場合、定義体指定は無効となります。
・ 「点滅あり」を指定した場合でも、点滅表示されません。
・ 「前回の設定属性を変更しない」を指定して全画面消去出力を行った場合は定義体で定義した強調属性で表示されます。
5.5.1.3 項目の色属性の設定
項目の色属性を動的に設定します。
[設定方法]
WRITE文実行前に項目ごとの特殊レジスタEDIT-COLORに指定します。
・ " " (半角の空白) : 前回の設定属性を変更しません。
・ "M" : 定義体の色属性で出力します。
・ "N" : 無表示で出力します。
・ "B" : 青色で出力します。
・ "R" : 赤色で出力します。
・ "P" : 桃色で出力します。
・ "G" : 緑色で出力します。
・ "T" : 水色で出力します。
・ "Y" : 黄色で出力します。
・ "W" : 白色で出力します。
・ "A" : 黒色で出力します。
・ "D" : 灰色で出力します。
・ "K" : 暗い青色で出力します。
・ "F" : 暗い赤色で出力します。
・ "J" : 暗い桃色で出力します。
・ "E" : 暗い緑色で出力します。
・ "I" : 暗い水色で出力します。
・ "C" : 暗い黄色で出力します。
・ "O" : 暗い灰色で出力します。
注意
・ 定義体の表示属性に「無表示」を指定している項目は、本機能で色属性の設定を行っても表示されません。
・ ウィンドウ情報ファイルで“カラー変更指定”をした色は、指定した色で出力されます。
・ 「前回の設定属性を変更しない」を指定して全画面消去出力を行った場合は定義体で定義した色属性で表示されます。
5.5.1.4 項目の入力属性の設定
項目の入力属性を動的に設定します。
[設定方法]
READ文実行前に項目ごとの特殊レジスタEDIT-STATUSに指定します。
・ " " (半角の空白): 入力の対象とします。入力強調の指定があれば有効とします。
・ "X" : 入力の処理対象外とします。
・ "B" : 入力強調の指定は無効とします。
注意
入力処理を行う前に、特殊レジスタEDIT-STATUSを初期化してください。初期化しない場合、前回の設定内容が残り、期待した結果に ならない場合があります。
5.5.1.5 項目の状態の参照 ( 入力完了時 )
入力完了時の項目の状態を参照します。
[参照方法]
入力後の項目ごとの特殊レジスタEDIT-STATUSを調査します。
・ " " (半角の空白) : 入力データにエラーはなく、入力を省略しませんでした。
選択した項目ではありません。データを変更しました。
日本語項目で日本語を入力しました。
・ "E" : 入力データにエラーがありました。
・ "Z" : 省略可能項目で、入力を省略しました。
・ "A" : 日本語項目を英数字項目として入力しました。
・ "S" : 選択した項目です。
・ "U" : データを変更しませんでした。
・ "N" : 検査なし指定の日本語項目で日本語を入力しました。
(ウィンドウ情報ファイルにASPJPNSETN(検査指定なしの日本語項目での日本語入力時『N』通知)を指定した場合だけ)
注意
入力処理を行う前に、特殊レジスタEDIT-STATUSを初期化してください。初期化しない場合、前回の設定内容が残り、期待した結果に ならない場合があります。
5.5.1.6 項目のカーソル獲得
入力完了時の項目のカーソル状態を参照します。
CSRNOTICE(項目のカーソル位置通知)を指定したときに有効です。
[参照方法]
入力後の項目ごとの特殊レジスタEDIT-CURSORを調査します。
・ "C" : 項目にカーソルがあります。
・ " " (半角の空白) : 項目にカーソルがありません。
注意
入力処理を行う前に、特殊レジスタEDIT-CURSORを初期化してください。初期化しない場合、前回の設定内容が残り、期待した結果に ならない場合があります。