58
59
⑤ 原子力災害医療に従事した医療関係者および搬送要員
⑥ 上記のほか、汚染検査の必要性を認めたもの
(5)安全確認の実施時期
安全確認は、原子力災害医療が実施された場合、医療施設・医療関係者については医 療処置後、救急車両等・搬送要員については搬送後、診療に支障がないように速やかに 実施するものとする。
なお、県内の医療機関に搬送した際には、医療機関到着時にその医療機関が存在する 地区を管轄する保健所長、県外の医療機関に搬送した際には、帰投時に出発地を管轄す る保健所長による安全確認を受ける。
また、各原子力災害医療機関においては、処置室等の定められた測定地点のバックグ ラウンドを定期的(3ヶ月に1回程度)に測定し、記録しておくものとする。
(6)汚染検査の実施体制
① 九州電力株式会社及び各原子力災害拠点病院ならびに汚染の可能性のある傷病者を 受け入れる原子力災害医療協力機関においては、事前に測定員となる者を指定し、そ の者に汚染検査を行うのに必要な知識・技術修得のための研修を受けさせなければな らない。
② ①により指定された者は、測定機器(サーベイメータ等)の動作確認と測定演習を 行わなければならない。
③ 測定員は、玄海原子力発電所内の放射線管理要員及び各原子力災害医療機関の診療放 射線技師とし、2人1組とする。
2.実施手順
(1)連 絡
① 各医療機関は安全確認の実施について、医療政策課へ依頼する。
② 県は管轄の保健所長へ安全確認を依頼し、確認員に対して測定値の確認について指示 する。
(2)汚染検査の実施
① 測定員はゴム手袋及び靴カバー、記録表等を所持する。
② 測定員は、汚染検査前に、GM式サーベイメータ等の換算係数を確認するとともに、
60
測定者はバックグラウンドの計数率を3回測定し、その平均値を記録する。
さらに、測定者が算出した検出限界計数率を確認し、バックグラウンドの計数率の平 均値と合計し、バックグラウンドの変動範囲として記録する。
(3)測定値の確認
① 確認員は、汚染検査の際、測定員が計測したGM式サーベイメータ等の計数率の記録 を確認する。また、必要に応じ自ら測定する。
② 測定結果の値が、バックグラウンドと同等レベルでない場合には、確認員は計測値を 記録するとともに、測定員に原因を特定させ、必要があれば除染を実施する。
③ 全ての計測箇所(当該医療施設、救急車両等)で、バックグラウンドと同等レベルで あれば、確認員は医療政策課を通じ管轄の保健所長に報告をする。
(4)公 表
① 医療政策課から報告を受けた管轄の保健所長は、安全確認された旨の宣言をする。
② 報道発表資料の作成
報道機関への情報提供は医療政策課が行う。担当となった職員は、報道発表資料を作 成する。作成にあたっては、必要に応じて収容医療機関等に対し内容の確認を行う。
なお、報道発表資料の作成に当たっては、被ばく患者のプライバシーの保護に十分配 慮する。
また、作成した報道発表資料は必要に応じて、管轄の保健所、当該被ばく患者の搬送 および処置に携わった機関及び原子力災害医療関係者に送付する。
③ 報道発表の方法
報道発表は、原則として県政記者室に対して行う。
61