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6.その他の追加的な検討事項(1)
環境影響評価項目等の選定
・大気質の微小粒子状物質(PM2.5)
大気中の
粒径10μm(1μm=0.001mm)以下の粒子 を「浮遊粒子状物質」とし、環境基準を定めて対策を 進めている。粒径2.5μm以下の「微小粒子状物質」は粒径がより小さいことから、肺の奥深くまで入りや すく、2009年9月大気環境基準(日平均35μg/m3、
年平均15μg/m3)が設定された。
関係する技術動向を見極めつつ、引き続き調査・予 測・評価の技術の開発を進め、対応を検討する
・低周波音
低周波音は、周波数が概ね1Hz~100Hzの音であ る。中でも人の耳では特に聞こえにくい20Hz以下の 音は超低周波音と呼ばれる。
低周波音は、現行の基本的事項別表では環境要 素としての例示がなく、すべての主務省令でも参考 項目として設定されていない。
今回、対象事業に風力発電施設が追加されたこと に伴い、別表中「騒音」を「騒音・低周波音」に改める
出典:環境省資料に加筆 45
・
放射性物質汚染への対応
現行のアセス法体系では放射性物質汚染は対象ではなく、原発事故等のリスクが評価されていない。
放射性物質汚染対処特措法附則により環境規制の体系を見直すべきとされたことから、今後の環境規 制体系の見直しの動向を踏まえ、アセス制度における適切な対応も検討すべき
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・ 生物多様性オフセット
開発事業により引き起こされる生物多様性に対する悪影響を、それを低減するのに適切 な措置を実施した後、それでもなお残る悪影響を対象とした代償行為により得られる定量 可能な保全の効果(「ビジネスと生物多様性オフセットプログラム」の定義)
損失した生態系と同じタイ プの生態系を代償
湿地の 消失
既設のミティゲーショ ン・バンクを利用する
事業地から離れた既にある 湿地を担保し保全管理する
事業地から離れた場 所で湿地を創出する
事業地から離れた場所 で干潟の再生を行う 事業地に隣接する森林
を担保し、保全管理する
事業地に隣接する 残存湿地を適切に 保全管理する
事業地の隣接地 で湿地を創出する
損失した生態系とは異な るタイプの生態系を代償
※オフサイトの代償措置は可能な限り
同一の地理的な範囲内(例えば同一 流域など)で行うこととされている。*オフサイトの代償措置は可能な 限り同一の地理的な範囲内(同一 流域など)で行うとされるが、米国 では実施区域から離れた場所で の生態系の創出や維持管理など、
新しいタイプの事例がある。
*平成22年2月の中環審答申にお いて「基本的事項の検討において 議論すべき」
*今回の検討では、定量的なオフ セットの導入可能性についてさら に調査研究を行う。
出典:環境省資料に加筆
6.その他の追加的な検討事項(2)
配慮書手続
報告書 手続 スクリー ニング
スコーピング
環境 保全 措置
基本的事項検討委員会報告書(案)の主な内容
調査・予測・評価の実施方法の提示
○複数案を原則設定
○重大な環境影響の比較整理により評価
○原則として既存資料により実施
○生態系を「場」として捉える考え方を導入
意見聴取する場合の方法の提示
○意見聴取を原則実施
○複数の各案の関係地域(自治体)で実施
○考慮すべき「重要な自然環境」の範囲の適正化 メリハリの強化
○地域特性・事業特性の整理の合理化
○参考手法の適正化(最新知見の反映、複数手法の提示)
透明性の向上
○助言を受けた専門家の所属等の開示
報告書作成方法等の提示
○原則、事業(工事)終了段階で1回作成
リンク
「ティアリング」
(前段階の結果の活用)
環境施策動向への対応
○評価範囲に「低周波音」を追加
法制度全体に関する課題への対応
○放射性物質への対応
○報告書手続における特例措置への対応
環境施策動向への対応
○生物多様性オフセットの調査研究の推進
○PM2.5のアセス技術の開発
○温室効果ガスへの対応強化 SEAの結果等の反映
○SEA段階の検討結果の活用
:改正法に伴い追加される手続 :現行の手続き(現行規定の見直し等)
凡例
制度の円滑な運用(メリハリの強化等)
○項目選定の簡略化・重点化(条件の明確化)
○講じた環境保全措置の効果の確認
SEA関係
○SEAでの関係者意見等を方法書等に記載 1.基本的事項(告示)により対応する事項
2.環境省令により対応する事項
3.制度の円滑な実施に向けて
SEAの結果等の反映
○SEA等早期段階の検討による回避・低減 の効果の明示
透明性の向上
○事後調査・環境保全措置における専門家の関与の強化
報告書手続き関係
○報告すべき環境保全措置の内容を規定
○報告書の公表方法を規定