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ならない。

第5項  ゲームはプレーヤーのためのものであることを旨とする。

第2条 審判員と判定

第1項  主審は、競技役員長(レフェリー){競技役員長(レフェ リー)が決められていない場合は、その大会の責任者}に報 告を行い(競技規則第17条第2項参照)、その指示に基づ いて行動する。

第2項  サービスジャッジは、通常は競技役員長(レフェリー)が 任命するが、競技役員長(レフェリー)によって、あるいは 主審と競技役員長(レフェリー)が協議して、変更すること ができる。(競技規則第17条第6項⑷参照)

第3項  線審は、通常は競技役員長(レフェリー)が任命するが、

競技役員長(レフェリー)によって、あるいは主審と競技役 員長(レフェリー)が協議して、変更することができる。

(競技規則第17条第6項⑷参照)

第4項  審判員の判定は、その審判員の責任とするすべての事実に 関して最終のものである。ただし、主審は、もし線審が明ら かに間違ったコールをしたと確信する場合には線審の判定を 変更することができる。(競技規則第17条第5項参照)

そして、もし、線審の変更が必要な場合には競技役員長

(レフェリー)を呼ぶこととする。(競技規則第17条第6 項⑷と本条第3項参照)

第5項  サービスジャッジや線審が判定できないときは、主審が判

る。(競技規則第17条第6項⑹参照)

第6項  主審はコートならびにその周辺の直接関係するものを管理 する。主審の権限は、主審がマッチ(試合)開始前コートに 入るところから、マッチ(試合)終了後コートを離れるとこ ろまで存在する。(競技規則第17条第2項参照)

第3条 主審への助言

第1項  マッチ(試合)を始める前、主審は

⑴ 競技役員長(レフェリー)からスコアシートを受け取る。

⑵ 使用されるあらゆる得点表示装置の機能が正常かどうかを 確認する。

⑶ ポストがダブルスのサイドライン上にあるかを確認する。

(競技規則第1条第5項参照)

⑷ ネットの高さを点検し、ネットの両側とポストの間に隙間 がないかを確認する。

⑸ シャトルが障害物に当たったときの会場ルールが設けられ ているかどうかを確認する。

⑹ サービスジャッジ及び線審がその任務を承知しているか、

また正しく位置しているかどうかを確認する。(本規程第5 条、第6条参照)

⑺ プレーの遅れを避けるため、競技規則第3条に基づき検査 されたシャトルが、マッチ(試合)のために充分用意されて いるかどうかを確認する。(サービスジャッジが任命されて いるときは、主審は通常、本規程第3条第1項⑶、⑷、⑺の

⑻ プレーヤーの着衣に関する大会運営規程{色、デザイン、

レタリング(背面文字など)、宣伝}にかなっているかどう かを点検し、違反のないようにする。違反(あるいは違反に 近いもの)についての判定は、どんなことでもマッチ(試 合)開始前、あるいは、もしそうできないのであれば、マッ チ(試合)終了後直ちに競技役員長(レフェリー)または大 会の責任者に報告する。

⑼ トスを正しく行う。そして、トスの勝者と敗者が競技規則 第6条の選択を正しく行うかどうかを確認する。そして、エ ンドの選択の結果を書き留める。

⑽ ダブルスの場合は、右サービスコートでゲームを開始する プレーヤー(最初のサーバーとレシーバー)の名前の欄に印 を付ける。また、各ゲームの始めに同様の印を付ける。(こ れはいつでもプレーヤーが正しいサービスコートにいるかど うかを確認するためである)

第2項  マッチ(試合)を開始するために

主審は、競技役員長(レフェリー)の指示に従って、次の ようにマッチ(試合)の始まりを告げる。そして、紹介のと きには適切な審判用語を使用し、右または左を指す。(W, X, Y, Z はプレーヤーの名前を表し、A, B, C, D は所属名

(国名、チーム名)を表す。)

シングルスのときは、

(個人戦)

「オンマイライト Xさん、A(チーム名)、

(言いながら右、左を指し、Xさんがサーバーの場合)

「 Xさん トゥサーブ、ラブオール、プレー」

(団体戦)

「オンマイライト A(チーム名)、レプリゼンティッド  バイ Xさん、

 オンマイレフト B(チーム名)、レプリゼンティッド バイ Yさん」

(言いながら右、左を指し、Aがサービングサイドの場合)

「 A トゥサーブ、ラブオール、プレー」

ダブルスのときは、

(個人戦)

「オンマイライト Wさん、A(チーム名)、Xさん、B

(チーム名)、

 オンマイレフト Yさん、C(チーム名)、 Zさん、 D

(チーム名)」

(言いながら右、左を指し、WさんがサーバーでYさんが レシーバーの場合)

「Wさん トゥサーブ トゥ Yさん、ラブオール、プレー」

ただし、ダブルスのパートナーの所属が同じときは、両方の プレーヤーの名前を紹介した後、所属名を紹介する。

  例 : 「Wさん、Xさん、A(チーム名)」

(団体戦)

「オンマイライト A(チーム名)、レプリゼンティッド バイ Wさん、Xさん、

バイ Yさん、Zさん」

(言いながら右、左を指し、Aがサービングサイドで、X さんがサーバー、Yさんがレシーバーの場合)

「 A トゥサーブ、Xさん トゥー Yさん、ラブオー ル、プレー」

「プレー」のコールがマッチ(試合)の始まりを表す。

第3項  マッチ(試合)中

⑴ 主審は、

① マッチ(試合)中、競技規則付録 5 に定められた審 判用語を使用する。

② スコアを記録し、コールする。そして、常にサーバー のスコアを先にコールする。

③ サービスのとき、サービスジャッジが任命されている ときは、レシーバーを特に注目する。もし必要なら、主審 も、サーバーのサービスフォルトをコールしてもよい。

④ 得点表示装置の状態にできる限り注意をはらう。

⑤ 競技役員長(レフェリー)の助けが必要な場合、右手 を頭上に挙げる。

⑵ どちらかのサイドがラリーに負けて、それによりサービス を続ける権利を失ったときに(競技規則第10条第3項⑵、

競技規則第11条第3項⑵参照)、「サービスオーバー」と コールし、続いて新しいサービングサイドのスコアを先に コールする;もし必要なら、同時に、手を適切に使って新し いサーバーと正しいサービスコートを指す。

① マッチ(試合)、ゲームの開始のとき、あるいはイン ターバルの後、あるいはエンドを替えた後ゲームを続け るとき

② プレー中断の後、再び始めるとき

③ 主審がプレーヤーにプレーを再び始めるように指示す るとき

⑷ 「フォルト」は、フォルトが生じたとき主審によりコール される。ただし、次の場合を除く:

① 競技規則第13条第1項に基づいてサービスジャッジ によってコールされたサーバーの「フォルト」(競技規則 第9条第1項参照)は主審が「サービスフォルト コー ルド」とコールすることで認められる。そしてまた、

レシーバーのフォルトは、主審が「フォルト、レシー バー」とコールする。

② 競技規則第13条第3項⑴に基づいて生じたフォルト は線審のコールと合図で十分である。(本規程第6条第 2項参照)

③ 競技規則第13条第2項⑴、⑵、あるいは、第3項⑶に基 づいて生じた「フォルト」は、プレーヤーあるいは観客に はっきりさせる必要があるときのみコールされる。

⑸ それぞれのゲーム中、どちらかのサイドのスコアが11点 になったなら、拍手喝采にかかわらず、場合によっては、

「サービスオーバー」とコールして、11点目のラリーが終了 したらすぐにスコアをコールし、続いて「インターバル」と

められたインターバルの始まりとなる。それぞれのインター バルでは、サービスジャッジは、コートにモップ掛けが必要 かどうかを確認する。

⑹ どちらかのサイドが11点になったときのインターバル(競 技規則第16条第2項⑴参照)で、40秒経過したら、「(必要 ならばコートナンバーをコールし)、20秒」とコールし、そ のコールを繰り返す。

第1ゲームと第2ゲーム中の、そして第3ゲームでプレー ヤーがエンドを替えた後のインターバル(競技規則第16条第 2項⑴参照)では、どちらのサイドも同時に2人までコート に入ってきてもよい。そして、主審が「…20秒」とコールし たら、コートを離れるものとする。インターバル後、ゲーム を再開するときは、スコアを繰り返した後に、「プレー」と コールする。もし、プレーヤーが競技規則第16条第2項⑴に 基づくインターバルを要求しないときは、インターバルなし で、そのゲームでのプレーを続けることとする。

⑺ 延長ゲーム

① どちらかのサイドが20点になったときは、それぞれ のゲームで最初の機会に、「ゲームポイント」または

「マッチポイント」と適切にコールする。

② どちらかのサイドか、または両方のサイドが29点に なったときは、それぞれのゲームで、「ゲームポイン ト」または「マッチポイント」と適切にコールする。

③ 本規程第3条第3項⑺①、②のコールは、いつもサー

ングサイドのスコアをコールする。

⑻ それぞれのゲームの終りには、拍手喝采にかかわらず、最 後のラリーが終了したらいつもすぐに「ゲーム」とコールし なくてはいけない。これは競技規則第16条第2項⑵に基づ いて認められたインターバルの始まりとなる。

第1ゲームの後には、

「ファーストゲーム ワンバイ[プレーヤー名(チーム名)

または団体戦の場合は(チーム名)のみ]」「スコア」と コールし、

第3ゲームがある場合、第2ゲームの後には、

「セカンドゲーム ワンバイ[プレーヤー名(チーム名)ま たは団体戦の場合は(チーム名)のみ]」「スコア」;「ワ ンゲームオール」とコールする。

各ゲームの終わりには、サービスジャッジが任命されている とき、サービスジャッジは、インターバル中に、コートに モップ掛けが必要かどうかを確認する。また、第1ゲームと 第2ゲームの間、第2ゲームと第3ゲームの間には、イン ターバルボードが用意されている場合は、ネット中央下にそ れを置く。

マッチ(試合)が終わったとき、

「マッチワンバイ[プレーヤー名(チーム名)または団体戦 の場合は(チーム名)のみ]」「全スコア」とコールする。

⑼ 第1ゲームと第2ゲームの間と第2ゲームと第3ゲームの 間のインターバル(競技規則第16条第2項⑵参照)では、