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前 章 で 検 討 した よ う に,イ ギ リスで は20世 紀 中頃 まで 公 的 機 関 の 保 有 す る環 境 情 報 の 公 開 が 認 め られ な い こ とが 多 く,ま た 産 業 界 や 規 制 当 局 か ら の 圧 力 を 理 由 に その 秘 密 主 義 が 維 持 され た ま まで あ った 。 そ の よ うな 中, RCEPの 勧 告 や 市 民 運 動 な ど に よ って 環 境 情 報 を市 民 に公 開 す る こ との 重 要 性 が 主 張 され,様 々な 環 境 関 連 法 規 の 制 定 に よ り公 的 機 関 の 保 有 す る 環 境 情 報 の 公 開 制 度 が 整 備 され る こ と とな る。 その 中で も,特 に画 期 的 で

(1⑯SusanWolf&NeilStanley,op.cit.,p.473.

あ り,重 要 で あ る と考 え られ て い るの が,水 質 汚 濁 に関 して1974年 汚 染 規 制 法 第2編 が 規 定 した よ うな 公 的 登 録 簿 制 度 の 導 入 で あ る。

公 的 登 録 簿 制 度 は,環 境 情 報 の 公 開 に消 極 的 で あ っ た時 代 に その 打 開 策 とな っ た公 的 機 関 に よ る能 動 的 な 情 報 提 供 手 法 の1つ で あ り,大 い に注 目 に値 す る。 これ は環 境 汚 染 や 環 境 保 護 につ いて 長 い歴 史 を 有 し,市 民 に よ る環 境 保 護 運 動 が 活 発 な イギ リス に お いて 最 初 に導 入 され た環 境 情 報 公 開 制 度 で あ り,「明 確 で 透 明 性 が あ り,ア クセ ス が簡 単 で理 解 しやす く,そ し て 扱 い やす い もの」㈹ で あ って,「環 境 情 報 の広 い公 開 に向 けて の 大 い な る進 展 で あ る」〈/0Dと評 価 さ れ て い る。 こ れ は1985年 に水 質 汚 濁 の 領 域 に お い て 最 初 に導 入 され た制 度 で あ るが,そ の 後 立 て 続 け に制 定 され た環 境 関 連 法 規 に よ って その 対 象 が 広 げ られ,オ ー フ ス条 約 の 批 准 に よ って 新 たな 環 境 情 報 公 開 制 度 が 構 築 され た現 在 の イギ リス に お いて もな お,市 民 が 公 的 機 関 の 保 有 す る環 境 情 報 に ア クセ ス す る た め の 中心 的 な手 段 とな って い る㈹。

イ ギ リス に は現 在 合 計50種 類 以 上 の公 的 登 録 簿 が 存 在 す るがく1/0),本章 で

(10DGiseleBakkenist,EnvironmentalInformation‑LawPolicyandEx‑

perience‑,(CameronMayLtd,1994),p.67.

(108)EdwardJohn"AccesstoEnvironmentalInformation:Limitations oftheUKRadioactiveSubstancesRegisters"[1995]7Journalof EnvironmentalLaw11.

(1⑲ 公 的 登 録 簿 制 度 以 外 に も市 民 が 環 境 情 報 に ア ク セ ス す る こ と の で き る よ う な 手 段 が い く つ か 構i築 さ れ て い る 。 そ の 内 の1つ が1985年 地 方 自 治(情 報 ア ク セ ス)法(LocalGovernment(AccesstoInformation)Act1985)の 規 定 す る 情 報 公 開 制 度 で あ る 。 市 民 は 同 法 の 下,カ ウ ン シ ル や そ の 内 部 の 委 員 会 の 会 議 に 出 席 す る だ け で な く,ア ジ ェ ン ダ や 議 事 録,報 告 書 と い っ た 情 報 を 自 由 に 入 手 す る こ と が で き,さ ら に 合 理 的 な 時 間 で あ れ ば 無 料 で こ れ ら の 情 報 を 閲 覧 し,手 数 料 を 支 払 え ば そ の 複 写 を 取 得 す る こ と が で き る 。

(110)SeeJeremyRowan‑Robinson,AndreaRoss,WilliamWaltonand JulieRothnie,"PublicAccesstoEnvironmentalInformation:A MeanstoWhatEnd?"[1996]8JournalofEnvironmentalLaw23.

は,そ の 中で も特 に ① 同制 度 の 出発 点 とな り,後 の 制 度 の モデ ル とな っ た水 質 汚 濁 に関 す る公 的 登 録 簿,② イギ リス に お いて 近 年 深 刻 化 して い る 廃 棄 物 処 理 問 題 に関 す る公 的 登 録 簿,③ 近 年 新 し く導 入 され た 総 合 的 汚 染 規 制 に関 す る公 的 登 録 簿 を 中心 に,歴 史 や 現 行 制 度 の 内容,そ の 現 状 な ど を 考 察 す る。

第1節 水 質 汚 濁 (1)概 要

1974年 汚 染 規 制 法41条 は水 管 理 当 局 に対 して 水 質 汚 濁 関 連 情 報 を収 集 し,そ れ を 公 的 登 録 簿 に登 録 す る こ と に よ って 市 民 に広 く提 供 す る よ う規 定 して い る㈹。 この 規 定 は,環 境 情 報 の秘 密 性 を 重 視 して き た これ まで の 状 況 を 覆 し,廃 水 につ いて の 情 報 を 市 民 が 公 的 登 録 簿 を 通 じて 容 易 に入 手 す る こ と が で き る よ うな 制 度 に切 り替 え た も の で あ り,水 質 汚 濁 以 外 の 様 々な 形 態 の 環 境 汚 染 関 連 情 報 へ の ア クセ スを も認 め るべ きで あ る と い う 圧 力 の 点 か らも,ま た その よ うな ア クセ ス権 が 導 入 され る根 拠 を 与 え た と い う点 か ら も非 常 に重 要 な もの で あ る㈹。 この 制 度 は水 質 を監 視 した い と 望 む 市 民 や 環 境 保 護 団 体 に計 り知 れ な い ほ どの 情 報 を 提 供 して い る と高 く 評 価 され て い る㈹。

産 業 界 な ど に よ る圧 力 を 理 由 に,1985年 に よ うや く導 入 され た1974年 汚 染 規 制 法 の 規 定 す る水 質 汚 濁 に関 す る公 的 登 録 簿 で あ るが,そ こ に登 録 さ

(11Dな お,同 法42条 は 商 業 的 秘 密 情 報 な ど を 登 録 情 報 の 例 外 と し て い る 。 こ の 例

外 規 定 に つ い て は 後 に 詳 細 に 検 討 す る 。 (112)SeeT.P.Burton,"AccesstoEnvironmentalInformation:TheUK

ExperienceofWaterRegisters"[1989]1JournalofEnvironmental Law192.

⑬StuartBell&DonaldMcGillivray,op.cit.,p.616.

れ るべ き情 報 の 詳 細 は1985年 汚 染 規 制(登 録)規 則 ㈹ に規 定 され て い た。 同 規 則 に よ る と,水 管 理 当局 は,1974年 汚 染 規 制 法 第2編 が 施 行 され た1985 年7月31日 以 降 に行 わ れ た排 出 同意 に関 す る 申請 書,及 び それ 以 前 に 申請 が 行 わ れ たが それ まで に未 処 理 の 申請 書,全 て の 排 出 同意 の 詳 細,1985年

7月31日 以 降 に採 取 され た排 水 の サ ン プル に関 す る情 報 な どを 公 的 登 録 簿 に登 録 しな けれ ばな らな い。

その 後,水 質 汚 濁 に関 す る公 的 登 録 簿 制 度 は,1989年 水 法㈹117条 に再 規 定 さ れ⑯,詳 細 につ い て は1989年 汚 染 規 制(登 録)規 則(/1Dに定 め られ る こ と とな っ た。 さ らに1989年 水 法 は1991年 水 資 源 法 ㈹ に引 き継 が れ,水 質 汚 濁 に 関 す る公 的 登 録 簿 制 度 に つ い て,現 在 は1991年 法190条 が 規 定 して い る。 ま た,1991年 法 の 制 定 当時,登 録 情 報 の 内容 な ど公 的 登 録 簿 制 度 に関 す る詳 細 は1989年 水 法 の 場 合 と 同様 に1989年 規 則 が 定 めて いた が,現 在 で は1996年 汚 染 規 制(申 請,審 査 請 求,登 録)規 則(119に従 う こ と と され て い る。 な お,本 稿 で は,1991年 水 資 源 法 及 び1996年 汚 染 規 制(申 請,審 査 請 求,登 録)規 則 に基 づ く公 的 登 録 簿 制 度 につ いて 詳 細 に検 討 す る こ と とす

(11ΦControlofPollution(Registers)Regulations1985 (IL)WaterAct1989

(ll① こ れ と 同 時 に,1989年 水 法 は こ れ ま で 上 下 水 道 事 業 や 水 道 水 の 水 質 規 制,公 共 用 水 域 の 水 質 汚 濁 規 制 を 一・元 的 に 行 っ て い た10の 水 管 理 当 局 を 廃 止 し,こ れ

ら の 業 務 を,水 質 汚 濁 の 規 制 を 行 う 国 立 河 川 局,民 営 の 上 下 水 道 会 社,及 び こ れ ら の 上 下 水 道 会 社 に 対 す る 規 制 を 行 う水 サ ー ビ ス 事 業 所 に 分 配 し た 。 柳 憲 一 郎 「欧 州 に お け る 環 境 汚 染 規 制 法 の 現 状 と 課 題(6)‑EU環 境 法 及 び 英 国 環 境 法 を 中 心 と して 一 」(以 下,柳 「欧 州 環 境 汚 染 規 制 法(6)」 の よ う に 引 用)環 境 管 理 35巻4号(1999年)49頁 参 照 。

(11DControlofPollution(Registers)Regulations1989 (11ゆWaterResourcesAct1991

(119)ControlofPollution(Applications,AppealsandRegisters)Regula‑

tion1996

る 働。

な お,1974年 法 で は,情 報 を 収 集 し,そ れ を 公 的 登 録 簿 に 登 録 す る 義 務 を 水 管 理 当 局 に 課 して い た が,1989年 法 に よ っ て 水 管 理 当 局 が 廃 止 さ れ, そ の 業 務 が 国 立 河 川 局(NationalRiverAuthority,以 下NRA)に 委 ね

られ た た め,1989年 法 の 下 で はNRAが 情 報 の 収 集 及 び 登 録 義 務 を 課 せ ら れ て い た 。 そ の 後,1995年 環 境 法(111)によ り,NRAが 環 境 庁(Environ‑

mentalAgency)㈹ に 統 合 さ れ た た め,現 在 公 的 登 録 簿 に 関 す る 責 任 を 有 す る 機 関 は 環 境 庁 と な っ て い る ㈹。

(2)登 録 内容

(a)1991年 水 資 源 法190条

1991年 水 資 源 法190条1項 は水 質 汚 濁 に 関 す る公 的登 録 簿 に つ い て,「 当 局 は国 務 大 臣 に よ って 制 定 され た規 則 に従 って,以 下 の 事 項 につ いて の 登 録 を 行 わ な けれ ばな らな い。(a)水質 目標 に関 す る通 知 ま た は 同法83条 に基 づ いて 供 され る その 他 の 通 知,(b)同 意 の 申請 書,(c)同 意 の 付 与 につ いて の

水 質 汚 濁 に関 す る公 的登 録 簿 は この1991年 法 及 び1996年 規 則 に 基 づ く制 度 以 外 に も存 在 す る。 例 え ば,1991年 水 産 業 法(WaterIndustryAct1991)196

条 は下 水 管 へ の 排 出 同意 の詳 細 な どを公 的登 録 簿 に 登録 す るよ う規 定 した り, 1991年 水 資 源 法189条 及 び1965年 水 資 源(免 許)規 則(WaterResources(Li‑

cences)Regulations1965)は 汲 み 上 げ免 許 の 詳 細 を 公 的 登 録 簿 に登 録 す る よ う環 境 庁 に義 務 付 け て い る。 な お本 稿 で は,1991年 法 及 び1996年 規 則 が 水 質 汚 濁 に関 して 規 定 した公 的登 録 簿 制 度 の み を検 討 す る こ と と し,他 の 制 度 につ い て は後 の 研 究 課 題 とす る。

(12DEnvironmentAct1995

ω イギ リス にお け る環 境 庁 設 立 の経 緯 や趣 旨 に つ い て は,柳 憲 一 郎 「環 境 法 政 策[日 本 ・EU・ 英 国 に み る環 境 配 慮 の法 と政 策]」(清 文 社,2001年)263‑265 頁 参 照 。

ω 本 稿 で は,NRAが 公 的 登 録 簿 に関 す る責 任 を有 して い た 時 代 の 規 定 も検 討 す るが,便 宜 上,現 在 の 制 度 に従 い 「環 境 庁 」 と記 述 す る。

情 報,及 び 同意 が 行 わ れ る際 に与 え られ た条 件 につ いて の 情 報,(d)本 法 別 表10第1条7項 に基 づ いて 提 出 され た証 書,(e)以 下 の 項 目(1)本 法 の 水 質 汚 濁 に対 す る規 制 の 目的 の た め に 当局 に よ って 収 集 され た水 ま た は流 出物 の サ ンプル,(2)当 該 サ ン プル の 分 析 に よ って 得 られ た情 報,(3)当 局 以 外 の 者 に よ って 収 集 さ れ た 水 ま た は 流 出 物 の サ ン プル 」働 と規 定 す る。 な お,

こ こで の 「同意 」 と は,水 質 汚 濁 に対 す る 中心 的 な 規 制 手 段 と して 環 境 庁 が 付 与 す る 「排 出 同 意(dischargeconsent)」 の こ とで あ り,1991年 法 別 表10及 び1996年 規 則 は,廃 水 を 河 川 に排 出す る場 合 に は環 境 庁 に排 出 同意 を 申請 し,そ れ が付 与 さ れ な け れ ば な らな い 旨 を規 定 して い る⑯。 そ して, 環 境 庁 か ら排 出 同意 が 付 与 され て いな い限 り,毒 性 物 質,有 害 物 質,汚 染 物 質,固 形 廃 棄 物,又 は汚 水 あ る い は下 水 を規 制 対 象 水 域 ㈹ に排 出 した場 合 に は罰 則 が 与 え られ る こ と とな る働。

さ らに1991年 法 は環 境 庁 に対 して 公 的 登 録 簿 の 内容 を 市 民 が 適 切 な 時 間 帯 で あれ ば無 料 で 閲 覧 す る こ とが で き る状 態 を 確 保 す る こ とを 義 務 付 けて お り㈹,ま た,市 民 が適 切 な 手 数 料 を支 払 う こ と に よ って 登 録 内容 の 複 写 を取 得 す る こ との で き る設 備 を整 え る よ う要 求 して い る働。 これ らの 規 定 に よ り,市 民 は 自 由 に環 境 庁 の 保 有 す る水 質 汚 濁 関 連 情 報 に ア クセ スす る

(12ΦWaterResourcesAct1991,s.190(1).

㈱ 排 出 同 意 は 排 水 管 ご と に 必 要 で あ る と さ れ,同 一 工 場 内 に 複 数 の 排 水 管 が あ っ た 場 合 に は,そ れ ぞ れ の 排 水 管 に 対 す る 同 意 が 必 要 で あ る 。SeeStuart Bell&DonaldMcGillivray,op.cit.,pp.600‑602.

(1201991年 水 資 源 法104条 の 規 定 に よ る と,「 規 制 対 象 水 域 」 と は,沿 岸 基 線 か ら 3マ イ ル 以 内 の 領 域,内 湾,内 水 及 び 地 下 水 で あ る。 柳 「欧 州 環 境 汚 染 規 制 法 (6)」 環 境 管 理35巻4号(1999年)50頁 参 照 。

(12DWaterResourcesAct1991,s.85.

(12ゆIbid.,s.190(2)(a).

(129)Ibid.,s.190(2)(b).

こ と が で き る よ う に な っ た 。 ま た1996年 規 則 に よ る と,公 的 登 録 簿 に は 索 引 を 付 け,市 民 が 情 報 を よ り容 易 に 入 手 す る こ と が で き る よ う に しな け れ ば な らな い と さ れ る ㈹。

(b)1996年 汚 染 規 制(申 請,審 査 請 求,登 録)規 則

環 境 庁 は1991年 法190条1項 の規 定 す る 「国 務 大 臣 に よ って 制 定 され た 規 則 」,つ ま り現 在 で は1996年 汚 染 規 制(申 請,審 査請 求,登 録)規 則 に従 っ て 公 的 登 録 簿 へ の 登 録 を 行 う こ と とな る。 同規 則 に は,公 的 登 録 簿 に登 録 され な けれ ばな らな い情 報 と して,主 に,① 水 質 目標 に 関 す る通 知 の詳 細,

② 同意 の 申請 書 あ る い は 同意 変 更 の 申請 書,及 び 申請 が 行 わ れ た 際 に提 出 され た情 報 の 詳 細,③ 付 与 され た 同意 の 詳 細,及 び 同意 の 付 与 ・変 更 が 行 わ れ た際 に課 せ られ た条 件 の 詳 細,④1991年 法 の 規 定 す る水 質 汚 濁 に対 す る規 制 の た め に環 境 庁 に よ って 収 集 され た水 あ る い は流 出物 の サ ン プル に つ いて,そ の 収 集 日時 と場 所,及 び その 分 析 結 果 や 収 集 方 法 につ いて の 詳 細,⑤1991年 法 の 規 定 す る水 質 汚 濁 に対 す る規 制 の た め に環 境 庁 に対 して 提 出 され た,環 境 庁 以 外 の 者 が 収 集 した水 あ る い は流 出物 の サ ン プル とそ の 分 析 結 果,⑥1991年 法86条1項 の下 で の 禁止 通 知,⑦1991年 法90B条 の 下 で の 執 行 通 知,⑧ 同意 の 取 り消 しにつ いて の 詳 細,⑨ 審 査 請 求 に関 す る 内容,⑩1991年 法 の 水 質 汚 濁 に関 す る規 定 の 下 で の 環 境 庁 の 機 能 に関 す る 国 務 大 臣か らの 指 示 の 内容,⑪ 訴 追 の 有 無,及 びそ の 内容,⑫ 排 出 同意 の 条 件 に従 って 環 境 庁 に提 出 され た排 出物 の 性 質,構 造,温 度,量,割 合 な ど に関 す る情 報,⑬1989年 汚 染 規 制(登 録)規 則 の 下 で 登 録 内容 と して 規 定 され た情 報 な どが 挙 げ られ て い る㈹。

(13のControlofPollution(Applications,AppealsandRegisters)Regula‑

tion1996,reg.16(4).

(13DIbid.reg.15.

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