(一般勘定)
2. 個人変額保険(特別勘定)の状況
! . 特別勘定の状況
国内債券は、年度を通じ、投資家の資金運用難、軟調な株価、政策不信、金融当局による緩和策継続、不 安定な国際情勢等の要因により堅調な債券相場となりました。 8 月のペイオフ一部延期報道を機に、金融機関 が余剰資金を振向ける動きを強め、 9月中旬には1%近辺にまで低下しました。その後、日銀の銀行保有株式 の直接買入れ発表を機に金利は一時上昇しましたが、デフレ長期化懸念を背景に投資資金は再び債券市場へ と向う動きとなり、長期ゾーンを中心に金利は低下基調で推移し、年度末の10年国債利回りは0.70%となり ました。
外国株式は、米国市場では、年度始以降、相次ぐ不正会計処理への不信感から大幅に下落しましたが、業 績の回復や追加利下げ観測の高まりから、 10 、 11 月には急反発しました。その後は、イラク情勢の緊迫化と 原油高、景気の先行き不透明感等を背景に反落し、イラク戦争開戦前後には短期終結への期待から一時急反 発したものの、結局、 NY ダウは 7,992 ドルとなりました。欧州市場は、年度始以降の米国株式の下落に加え て、洪水やアスベスト訴訟で業績の悪化が懸念される保険セクターを中心に下落しました。米国の急反発に 連動し、 10 、 11 月には値を戻しましたが、イラク情勢の緊迫化から米国依存度の高い企業を中心に再び下落 推移となり、結局、ドイツDAXは2,424となりました。
外国債券は、米国市場では、株価が企業会計不正疑惑等から下げ足を速める中、 10 月初旬まで一本調子で 低下基調を辿りました。年度後半は、株式市場が落ち着きを見せたことや財政政策拡張への懸念から、金利 の低下トレンドは一服しましたが、一方で、地政学的リスクの高まりが相場を下支えし、レンジ内推移とな りました。金融政策に関しては、FEDは8月にバイアスを「中立型」から「景気配慮型」へ、また11月に政策 金利を 50bp 引き下げると同時にバイアスを「景気配慮型」から「中立型」へと戻しました。欧州長期金利は、
景気低迷を示す経済指標や大幅に下落した株価、不安定な国際情勢を材料に、総じて低下基調を辿りました。
ECB は 12 月に 50bp 、 3 月に 25bp の利下げを行いました。
外国為替(円/ドルレート)は、年度始以降、米景気の先行き不透明感、拡張する米経常・財政赤字を材 料に、 7 月中旬までは円高ドル安推移となりました。その後、米株価が一時的に持ち直したことから一旦ドル が買い戻される場面もありましたが、年後半にかけ、不安定な国際情勢を背景にドルが弱含む一方、本邦当 局者の円高牽制発言や円売り介入等から、 117 − 125 円での推移となりました。
●運用概況
日銀によるゼロ金利政策が継続する中、当社では価格変動資産への幅広い分散投資を行いつつ、投資環境 の悪化や流動性確保の観点からキャッシュポジションにも配慮し、バランスのとれた「安定収益の確保と資 産の長期的成長」を基本方針として運用を実施しました。
国内株式は、年度を通じて世界景気の緩やかな回復を想定し、素材、電機、サービスをオーバーウェイト とする一方、食品、通信、銀行をアンダーウェイトとしました。年後半には、高い国際競争力が維持されフ ァンダメンタルズが良好な輸送用機器をオーバーウェイトに変更した他、 景気先行き不透明感が強まる中、
小売のオーバーウェイトと電気ガス、陸運のアンダーウェイトをそれぞれニュートラルとしました。銘柄選 択は、収益見通し、中長期競争力対比での株価バリュエーション評価の観点から、各業種内での 「勝ち組」
企業を中心に組入れを図りました。
国内債券は、デュレーションは、年度を通じてベンチマーク比ほぼニュートラルを維持しました。残存期 間構成は、年度を通じて概ね中期ゾーンをオーバーウェイトし、短・超長期をアンダーウェイトしたポート フォリオとしました。種類別構成では、国債アンダーウェイト、事業債オーバーウェイトとしたポートフォ リオを維持しました。
外国債券は、通貨圏毎のアロケーションは概ねニュートラルとし、銘柄選択では、通貨圏毎の金利見通し に基づいた残存期間選択を行いました。デュレーションは、年度を通じほぼニュートラルとしました。外国 株式は、地域別アロケーション及びセクターアロケーションについてはニュートラルを維持し、米国・欧州 市場中心に銘柄入替を行いました。
以上の投資行動の結果、平成 14 年 4 月から平成 15 年 3 月までの 1 年間の運用実績は、株式資産のウェイトを 引下げる一方、債券資産のウェイトを引上げ収益確保に努めましたが、内外株式のマイナス幅が大きく、全
! 平成1 4年度決算業績資料
平 成 14
年 度 決 算 業 績 資 料
!年度末個人変額保険特別勘定資産の内訳
"個人変額保険特別勘定の運用収支状況
#年度末個人変額年金保険特別勘定資産の内訳 $個人変額年金保険特別勘定の運用収支状況
区 分 平成12年度末 平成13年度末 平成14年度末 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比 現預金・コールローン 983 4.2 748 3.6 582 3.4
有 価 証 券 22,325 95.3 19,902 95.8 16,502 96.0
公 社 債 4,909 21.0 5,256 25.3 5,805 33.8
株 式 11,194 47.8 7,704 37.1 5,090 29.6
外 国 証 券 6,221 26.6 6,941 33.4 5,607 32.6
公 社 債 2,364 10.1 3,373 16.2 3,130 18.2
株 式 等 3,857 16.5 3,568 17.2 2,476 14.4
そ の 他 の 証 券 − − − − − −
貸 付 金 − − − − − −
そ の 他 108 0.5 131 0.6 112 0.7
貸 倒 引 当 金 − − − − − −
合 計 23,417 100.0 20,782 100.0 17,197 100.0
区 分 平成12年度 平成13年度 平成14年度 金 額 金 額 金 額 利 息 配 当 金 等 収 入 400 406 363 有 価 証 券 売 却 益 780 570 557 有 価 証 券 償 還 益 2 − − 有 価 証 券 評 価 益 1,055 5,696 5,020
為 替 差 益 − − 2
金 融 派 生 商 品 収 益 − − −
そ の 他 の 収 益 3 1 6
有 価 証 券 売 却 損 1,582 2,412 3,512 有 価 証 券 償 還 損 45 − − 有 価 証 券 評 価 損 4,686 5,481 4,943
為 替 差 損 1 0 −
金 融 派 生 商 品 費 用 − − − その他の費 用 及 び 損 失 − − − 収 支 差 額 △4,075 △1,218 △2,505
平成14年度末 金 額 構成比 預貯金・コ ー ル ロ ー ン 288 12.7
有 価 証 券 1,976 87.3
公 社 債 − −
株 式 − −
外 国 証 券 − −
外 国 債 券 − −
外 国 株 式 等 − − そ の 他 の 証 券 1,976 87.3
貸 付 金 − −
そ の 他 0 0.0
貸 倒 引 当 金 − −
合 計 2,264 100.0
平成14年度 利 息 配 当 金 等 収 入 0 有 価 証 券 売 却 益 − 有 価 証 券 償 還 益 − 特 別 勘 定 資 産 評 価 益 − 有 価 証 券 評 価 益 4
為 替 差 益 −
金 融 派 生 商 品 収 益 − そ の 他 の 収 益 − 有 価 証 券 売 却 損 0 有 価 証 券 償 還 損 − 特 別 勘 定 資 産 評 価 損 − 有 価 証 券 評 価 損 37
為 替 差 損 −
金 融 派 生 商 品 費 用 −
(単位:百万円、%)
※一般勘定貸の金額は除いております。
(単位:百万円)
(単位:百万円、%) (単位:百万円)
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平 成 14
年 度 決 算 業 績 資 料