ISMS
4 評 価
全国に先駆けて「防犯カメラの設置及び利用に関する条例」を制定したことにより、自治体 等の公的機関だけではなく、全国の民間事業者や個人がプライバシー保護の考え方に注目し、
自主的に防犯カメラの運用に関する内規や基準を作ろうとする機運が高まっている。
個人のプライバシー保護に向けた積極的な施策が条例上の届出義務者以外にも拡大していく 傾向が見受けられ、全国的にも大きな反響を呼び、全国に発信することができた。
事 業 名 予算現額 支出済額 執行率 特定財源 総務事務(防犯カメラの設置及 び利用に
関する条例の制定に関する経費)
(決算説明書 174 頁)
3, 280, 000 3, 279, 269 100. 0% 0
9 区政の広報 1 概要
区民の区政への理解を深め、参画と協働によるまちづくりを進めるため、広報紙・ホームペ ージ・ケーブルテレビなどの媒体を活用して区の政策や事業についての情報提供を行っている。
平成 15 年度は、3 年毎に発行する便利帳を改定し全戸配布をしたほか、ホームページの再構 築とメールニュースの発行準備などに取り組んだ。
○ 便利帳「すぎなみ くらしのガイド」の発行・全戸配布
より使いやすい便利帳とするため、検索しやすい構成とし、更に緊急時などの問合せ先 や浸水予想図(ハザードマップ)の掲載など内容を充実したほか、希望する民間会社の広 告掲載を行った。
○ 杉並区図 「すぎなみ ガイドマップ」の作成
区内の紹介と案内に使用できる杉並区図を発行し、希望する区民に配布した。
○ ホームページの再構築
メールニュースの発行、FAQ・問合せ機能及び電子会議室機能の追加(※ 運用開始は 平成 16 年度中を予定)、メニュー・デザインの改善、キッズページ、データベースの見直 しを行った。
2 成果
○ 便利帳「すぎなみ くらしのガイド」の発行 387, 000 部 ○ 杉並区図「すぎなみ ガイドマップ」の発行 100, 000 部
○ ホームページの再構築は、年度内に完了し、新機能は平成 16 年度から順次運用を開始して いる。 ( メールニュース開設時登録件数 約 400 件)
3 経費 単位:円 事 業 名 予算現額 支出済額 執行率 特定財源 区政の広報
(決算説明書 176 頁)
247, 565, 000 220, 253, 171 89. 0%
4, 790, 000 諸収入
4 評価
○ 便利帳「すぎなみ くらしのガイド」により、区民に区の行政サービス全般にわたって効 果的に情報を提供できた。さらに、今回は、検索しやすい構成やアイコンの活用など編集を 工夫した結果、より使いやすい便利帳とすることが出来、利用しやすいと好評を受けている。
また、広告掲載により、区民の日常生活に関わりの深い業種の広告が出来、あわせて区の 収入確保が出来た。
○ 便利帳の作成にあわせ、杉並区図「すぎなみ ガイドマップ」を発行することで、区民か ら要望の強い地図情報を区民に提供することが出来た。特に転入者に対しては地図情報の提 供は不可欠であり、区施設の位置情報や地理情報などを効果的に提供できた。
○ ホームページの再構築は予定どおり完了し、従来利用者から寄せられていた不満点(施設 ガイドに窓口サービスの案内がない、メニューが操作しにくい、生活ガイドの検索がわかり にくいなど)がほぼ解消された。また、庁内のイントラネット端末から広報紙とあわせ掲載 依頼(記事の入力)ができるようにしたことで、掲載記事量の充実を図ることができた。今 後は誰にとっても使いやすいホームページを目指し、更に操作性の洗練を進める必要がある。
10 区政の広聴 1 概要
○ 広聴システムの再構築
従前単独のシステムで処理していた区民の意見・要望について、全庁的な情報の共有を 図り、迅速な対応を確保するため、文書管理システム上での処理システムを構築し、16 年 3 月から同システムによる処理に変更した。
○ 区民意見提出手続の開始
杉並区自治基本条例に基づく区民の区政参画のしくみの一つとして、区ホームページな どを活用し、区の重要施策や計画案等に対する区民の意見を聴くための「区民意見の提出 手続」を開始した。
○ 防犯相談の開設
「安全・安心」への区民の関心の高まりのなか、防犯に対する区民の相談窓口として従 前の交通事故相談のほかに防犯相談を開設した。
2 成果
○ 意見・要望を文書管理システムで処理することにより、区政相談課で収受したもののほか 各課で受けた要望も含めてデータベース化が図られ、全庁的な情報の共有化が図られた。
平成 15 年度意見・要望件数 3, 559 件
○ 区の重要施策や計画案に対する区民の意見や考えを把握し、それらに対する区の考え方を 明らかにすることにより、区民の区政参画を進めることができた。
平成 15 年度区民意見の提出手続実施回数 8 回 85 件
○ 防犯相談の開設により、区民が抱える防犯上の悩みや区民が行う防犯対策について身近な 相談機関として適切なアドバイスをすることができた。
平成 15 年度防犯相談件数 113 件
3 経費 単位:円 事 業 名 予算現額 支出済額 執行率 特定財源 区政の広聴
(決算説明書 177 頁)
4, 419, 100 2, 553, 990 57. 8% 0
4 評価
○ 年度後半ではあったが文書管理システム上での意見・要望処理への変更により、全庁的な 情報の共有化が図られた。今後、これらを政策に反映させるためのシステムづくりが課題 となる。
○ 区民の意見を聴くことを制度化することにより、区民参加の一層の広がりと自治意識の高 揚が期待できる。PRの方法、意見聴取の期間や方法等を工夫し、多くの区民意見が寄せ られるような取り組みが必要である。
○ 区民が身近な区役所で毎日相談できる体制をとることにより、安全・安心のまちづくり
11 危機管理体制の強化 1 概 要
近年、海外諸国での爆弾テロやSARSの発生、国内における児童・生徒を対象とした事件 の発生など、今まで予測しがたい事件や問題が数多く発生している。また、杉並区においても、
空き巣などの刑法犯罪の件数が増加し、身近な犯罪に対する不安の声が区民から多数寄せられ ている。
区では、このような事態に迅速で的確な対応が行えるよう、平成 15 年 7 月に危機管理室を 設置し、全庁的な危機対応力の強化を図った。
2 成 果
○ 危機管理対策会議の設置
区民等の生命、身体、財産に重大な被害が生じる緊急事態及び行政運営に著しい支障のあ る緊急事態への対処及び発生防止を図るため、平成 15 年 8 月に区長を議長、部長級職員を委 員とする「危機管理対策会議」を設置した。定期的開催による平常時からの危機管理意識の 向上、緊急時へのスムーズな移行に役立つものとなっている。
○ 安全パトロールの実施
平成 15 年 8 月、地域の犯罪抑止と防犯意識の普及啓発を主な目的として、「杉並区安全パ トロール隊」を創設。区職員(警察官OB)の指揮のもと、委託警備員による区内全域の巡 回パトロールを行い、各地域における犯罪発生の防止、区民の自主防犯意識の機運向上が図 られた。
○ 区管理施設の「安全点検調査」と改修の実施
区民が安全・安心して生活できるまちを実現するため、区が率先して自ら管理する施設に 対する安全面からの点検調査を 9 月〜10 月にかけて実施した。調査の結果、特に、児童・青 少年、障害者施設など緊急性が高く改善の必要な施設については、15 年度中に改修工事等を 行い、その他の施設は翌年度予算へとつなげた。
○ 危機管理セミナーの開催
危機管理に係る職員意識啓発のため、管理職及び係長級職員を対象に、外部講師による危 機管理セミナーを 4 回開催し、職員各自、職場における危機管理意識が高まり、定着しつつ ある。