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“価値創造のストーリーを示した統合報告書を読んで もらいたい!”

開示まとめ資料及び本フォーラムにおけるプレゼン資料はこちら。

 外部環境の変化で、以前は強みだったことが今の弱 みにもなり得る。継続的な見直しが必要。

 情報発信の相手は、機関投資家だけでなく、一般投 資家や従業員も含む。それぞれのステークホルダーがど れだけの情報を望んでいるのかを見極めるべき。

 これまでは財務戦略が中心で非財務はコストだった。

今後は、非財務戦略を投資と捉え、財務と非財務の 両立を図っていく。

 株主総会が東京開催だけでは地方の方は来られな い。西日本の株主様のために、大阪で個人株主説 明会を実施。

 統合報告書でかなりの部分をカバーしたつもりだったが、

価値協創ガイダンスによって、弱い部分や抜けている 部分が明確になった。統合報告活動を、社員が自分 事とできるようにしていきたい。

企業の商品が身近なものであ るほど、商品性に目が行き、企 業の持つ本当の「強み」と乖離 してしまう。統合的開示におい て「強み」をどのように表現する か検討してほしい。【投資家】

何年にもわたってバージョンアッ プしている花王の業務革新活 動は、見えざる資産。それをどう やって見せていくかが重要。

【有識者】

上山 茂 さん 花王常務執行役員

経営サポート部門統括

「枝葉」の情報拡充ではなく

「幹」の部分の充実が重要。そ れを投資家と企業が確認する ためにもガイダンスは有用。

【投資家】

投資家等のコメント 上山

さん

の話

“非財務戦略はコストでなく投資。財務と非財務の 両立を図っていく!”

開示まとめ資料及び 本フォーラムにおけるプレゼ ン資料はこちら。

 企業と投資家の対話を深める共通言語と統合的思 考が必要。統合報告書を作ること自体ではなく、統 合的に思考することが大事。

 価値協創ガイダンスによって、企業との対話において 最初の話題から芋づる式に他のトピックに議論が移る ときに、それぞれの因果関係を踏まえながら議論を整 理することができる。

 投資においては、①対象企業の選択、②投資視点 の選択、③企業価値評価、④投資判断の4つのプロ セスを踏む。ガイダンスはこの中で「企業価値評価」と

「投資判断」の確信度を高めるために使う。

 ガイダンスは社内でも使える。例えば、社外取締役が このガイダンスを利用しながら取締役会で質問する。

または、マテリアリティの特定にも活用できる。新任社 長が、投資家とのIRミーティングにおいて、どういうこと に注意したら良いか考える際に便利なツール。

三瓶 裕喜 さん フィデリティ投信

ヘッド オブ エンゲージメント

どの投資家なら自社の考えを 理解してくれるかという視点も 必要。投資家の特徴を見なが ら話す内容を絞り込んで軸足 を決めていくプロセスも大事。

【経営者】

ガイダンスは経営者が統合的 に企業価値を伝えるための有 益なツールだが、企業のみなら ず投資家も同ツールの使い方 について深く学ぶことで、より建 設的な対話が実現できるので はないか。【経営者】

投資家等のコメント 三瓶

さん

の話

“統合報告書を作ること自体でなく、統合的思考が 大事!”

本フォーラムにおける プレゼン資料はこちら。

 統合的開示の事例では、自社の歴史と強みを結び 付けた分かりやすい解説や、経営計画の進捗状況を 数値のみならず具体的な戦略と併せて掲載するなど の工夫を行っている。

 統合報告書を作成する担当者は、価値協創ガイダン スを理解した上でストーリーおよびコンテンツの検討を 行っている。一方、事業環境や自社の戦略によって投 資家に伝えたいメッセージは変わると考えており、各コ ンテンツのメリハリを利かせるように工夫している。

 今後は、コンテンツの選別や充実、価値協創ガイダン スを踏まえたストーリー性の向上、分かりやすい表現へ の改善や、ESG情報を定量的に示すといったことにも 取り組みたい。

湯浅 隆行 さん 東京海上ホールディングス

専務取締役 グループCFO

ビジネスモデルが示されている 統合報告書は多いが、自社 のファイナンスやバランスシート マネージメントについての記載 が欠如しているものが多い。

他方で、同社のように、資本 配分に係るファイナンスの議 論がしっかり盛り込まれた、よ い統合報告書を作成してい る企業もある。【投資家】

投資家等のコメント 湯浅

さん

の話

“今後、統合報告書作成では価値協創ガイダンスを踏

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