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供給および契約の単位

ドキュメント内 託送供給等約款認可申請補正書 (ページ 34-38)

⑴ 当社は,次の場合を除き,1需要場所について1接続送電サービスまたは

1臨時接続送電サービスを適用し,1電気方式,1引込みおよび1計量を もって託送供給を行ない,1発電場所につき,1電気方式,1引込みおよび 1計量をもって発電量調整供給を行ないます。

イ 1需要場所につき,次の 臨時接続送電サービスをあわせて契約する場 合,または,次の臨時接続送電サービスとこれ以外の1接続送電サービス

(ロの場合は,2接続送電サービスといたします。)とをあわせて契約す る場合

 電灯臨時定額接続送電サービスおよび電灯臨時接続送電サービスのう ちの1臨時接続送電サービス

 動力臨時定額接続送電サービスおよび動力臨時接続送電サービスのう ちの1臨時接続送電サービス

ロ 電灯または小型機器と動力とをあわせて使用する需要者に供給する場合 で,次の 接続送電サービスをあわせて契約するとき。

 電灯定額接続送電サービス,電灯標準接続送電サービス,電灯時間帯 別接続送電サービスおよび電灯従量接続送電サービスのうちの1接続送 電サービス

 動力標準接続送電サービス,動力時間帯別接続送電サービスおよび動 力従量接続送電サービスのうちの1接続送電サービス

ハ 共同引込線による引込みで託送供給または発電量調整供給を行なう場合 ニ 予備送電サービスをあわせて契約する場合

ホ その他技術上,経済上やむをえない場合等特別の事情がある場合

⑵ 接続供給の場合,当社は,あらかじめ定めた発電契約者または電力広域的 運営推進機関が定めた発電契約者および需要場所について,1接続供給契約 を結び,1需要バランシンググループを設定いたします。この場合,それぞ れの需要場所は原則として1接続供給契約に属するものとし,また,当社 は,原則として,1契約者に対して1接続供給契約を結びます。

なお,電気鉄道の場合で,負荷が移動するために同一送電系統に属する2 以上の供給地点において常時電気の供給を受ける契約者が希望されるとき

は,その料金その他の供給条件について複数供給地点を1供給地点とみなす ことがあります。

⑶ 振替供給の場合,当社は,原則として,あらかじめ定めた発電契約者また は電力広域的運営推進機関が定めた発電契約者(発電契約者が複数ある場合 は,同一の一般送配電事業者と発電量調整供給契約を締結するものといたし ます。)および1供給地点(当社以外の一般送配電事業者との接続供給契約 ごとに1供給地点とみなします。)について,1振替供給契約を結びます。

⑷ 発電量調整供給の場合,当社は,原則として,あらかじめ定めた発電場所

(発電場所が複数ある場合は,同一の一般送配電事業者の供給設備に接続す るものといたします。)および発電バランシンググループについて,1発電 量調整供給契約を結びます。

なお,低圧の受電地点に係る発電場所および当社が指定する系統運用上必 要な調整機能を有する発電設備であって別途当社と調整に関する契約を締結 する設備(以下「調整電源」といいます。)に該当する発電場所は,原則と して 発電バランシンググループに属するものといたします。この場合,調 整電源に該当する発電場所は,原則として発電場所ごとに発電バランシング グループを設定していただきます。

また,再生可能エネルギー発電設備(電気事業者による再生可能エネル ギー電気の調達に関する特別措置法〔以下「再生可能エネルギー特別措置 法」といいます。〕第2条第3項に定める再生可能エネルギー発電設備をい います。)の受電地点に係る発電場所が発電バランシンググループに含まれ る場合は,次のとおりといたします。

イ 回避可能費用単価(電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に 関する特別措置法施行規則〔以下「再生可能エネルギー特別措置法施行規 則」といいます。〕に定める回避可能費用単価をいいます。)が卸電力取引 所が公表する額となる再生可能エネルギー発電設備とそれ以外の再生可能 エネルギー発電設備とが共に含まれないように発電バランシンググループ を設定していただきます。また,附則4(発電量調整供給契約についての

特別措置〔再生可能エネルギー発電設備〕)⑸または⑹に該当する場合で,

インバランスリスク単価(再生可能エネルギー特別措置法施行規則に定め るインバランスリスクに係る単価をいいます。)が異なる再生可能エネル ギー発電設備をあわせて使用されるときは,同一の再生可能エネルギー特 別措置法第2条第5項に定める特定契約(以下「特定契約」といいます。)

に係って受電する電気のみに係る発電バランシンググループ(以下「特例 発電バランシンググループ」といいます。)に含まれる再生可能エネル ギー発電設備に適用されるインバランスリスク単価が同一となるように特 例発電バランシンググループを設定していただきます。

ロ 附則4(発電量調整供給契約についての特別措置〔再生可能エネルギー 発電設備〕)⑸の適用を受ける再生可能エネルギー発電設備の受電地点に 係る発電場所は,原則として発電量調整受電計画差対応補給電力料金単価 等が異なる複数のバランシンググループに属することはできないものとい たします。

ハ 当社または特定送配電事業者の再生可能エネルギー電気卸供給約款にも とづき指定した再生可能エネルギー発電設備から電気を調達する場合,  当 社または特定送配電事業者の再生可能エネルギー電気卸供給約款にもとづ き指定した再生可能エネルギー発電設備とそれ以外の再生可能エネルギー 発電設備とが共に含まれないように発電バランシンググループを設定して いただきます。この場合,再生可能エネルギー電気卸供給約款に係る発電 場所は,1発電量調整供給契約に属するものといたします。

⑸ 需要抑制量調整供給の場合,当社は,原則として,あらかじめ定めた需要 場所(需要場所が複数ある場合は,同一の一般送配電事業者の供給設備に接 続するものといたします。)および需要抑制バランシンググループについて,

1需要抑制量調整供給契約を結びます。

なお,低圧で電気の供給を受ける需要場所および当社が指定する系統安定 上必要な調整機能を有する負荷設備であって別途当社と調整に関する契約を 締結する設備(以下「調整負荷」といいます。)に該当する需要場所は,1

需要抑制バランシンググループに属するものといたします。

また,需要抑制契約者が1需要抑制バランシンググループに係る需要場所 を複数とすることを希望される場合は,需要者と電力需給に関する契約等を 締結している契約者が同一で,かつ,需要抑制量調整受電計画差対応補給電 力量および需要抑制量調整受電計画差対応余剰電力量の算定方法となる30

(電力および電力量の算定)18イまたはロが同一となるように需要抑制バラ ンシンググループを設定していただきます。この場合,当該需要場所は複数 の需要抑制バランシンググループに属することはできないものといたしま す。

ドキュメント内 託送供給等約款認可申請補正書 (ページ 34-38)