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第 4 章 本教材を使った教育効果に関する実験

4.2 体感に基づく制御実験

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4.2.2 実験アンケートの内容

アンケートの内容は第 3 章で検討し,次の通りとした.

表 4-2 アンケートの内容

メカトロニクス教育用移動ロボットおよび制御についての質問です.

該当する番号に○を付けて下さい.

選択肢例:5よくあてはまる 4あてはまる 3どちらでもない 2あてはまらない 1全くあてはまらない

1 全員に対する質問事項

①ロボットに興味がありますか.

②ロボットに乗った後のロボットに対する興味・関心について 乗る前と比べて高くなりましたか.

③ロボットをもっと操作してみたいですか.

④ロボットに乗って,制御を体験しておもしろかったか.

⑤ロボットに乗ることや,操作することは楽しそうですか.

⑥ロボットを作ってみたいですか.

⑦ロボットについて関心を持った部分はどこですか.○で囲んで下さい.

複数回答可

全体,ステップ,プログラム,マイコン,構造,色,タイヤ,ホイール その他( )

2 工学系の対象者に対して追加した質問事項

⑧制御について,授業(座学,実験・実習)を受けたことがありますか.

1ある

2ない → 制御について,勉強してみたいですか.

ロボットに乗った感想を聞かせて下さい(自由記述).

⑨制御について,なにか知っていますか.

⑩制御について,さらに勉強してみたいですか.

⑪PID 制御を知っていますか.

⑫P 制御と PD 制御の違いがわかった.

⑬P 制御と PI 制御の違いがわかった.

⑭PD 制御と PI 制御の違いがわかった.

⑮PD 制御と PID 制御の違いがわかった.

⑯ロボットに乗った感想を聞かせて下さい(自由記述).

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4.2.3 生徒に対する体感に基づく制御実験

A 高校電子機械科では座学(科目名「電子機械応用」3 年生)と実習(科目名「電子機械 実習」3 年生)で制御に関する授業を行っている.その中でもフィードバック制御につい ては,平成 19 年度までは DC モータを使ったサーボフィードバック制御,電球温度の PID 制御をテーマに座学 2 時間,実習 18 時間実施していた.しかし生徒には,フィードバック 制御および PID 制御はわかりにくいようである.これは電球温度の PID 制御では実感が湧 かないと同時に,制御パラメータの強弱など体感が無いことから制御の効果が実感として 感じられないためと考えられる.工業高校を卒業する生徒の多くは実社会に出て即戦力と して現場での開発を行うことになる.そのためにも,制御とはどういうものかを体験とし て得ておくことが望ましい.

平成 20 年度より本教材を使った体感に基づく制御実験を行った.授業は一般的な教材と して倒立振子模型を説明した後に実施した.授業は 3 年生 23 名を対象に,その効果を検証 するためアンケート調査(平成 20 年 4 月実施)を行った.アンケートは体験搭乗した後に 記入してもらった.アンケート結果を表 5-4,図 5-5 に示す.

図 4-13 生徒に対する制御実験の様子

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