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企業の社会的責任

ドキュメント内 アニュアルレポート 2002 (ページ 53-56)

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Sony Corporation Annual Report 2002

また、労働安全衛生マネジメントシステムの認証についても、ソニーエレクトロニク ス(マレーシア)社など東南アジアの製造事業所を中心に取得しました。なお、ソ ニーは、環境負荷を実際にどれだけ削減できたかを評価する環境活動評価を、エレ クトロニクスに加え、ゲーム、音楽、映画ビジネスにも導入しました。

生産・事業プロセスでの環境配慮

ソニーは限りある資源を有効に利用し、環境保全に配慮した生産・事業活動につ とめています。

2001

年度に稼動を開始したソニーセミコンダクタ九州㈱熊本テク ノロジーセンターでは、最先端の半導体生産プロセスを導入することで、エネル ギー効率が従来比で約

30%

向上し、二酸化炭素排出の削減が見込まれています。

ショールームのひとつであるソニータワーなどいくつかの建物・施設では、風力発電 を効率的に利用するグリーン電力証書システムを利用し、

2002

3

月までに約

200

kWh

分のグリーン電力を購入しました。また、環境事故などを未然に防ぐために、

事業所内の土壌・水質汚染調査や工場施設の点検、内部監査を実施し、環境・安全リ スクマネジメントの徹底を進めています。

環境配慮型製品導入の推進

ソニーは、環境中期行動計画

Green Management 2005

で、省資源や省エネル ギー、また重金属のような環境負荷の大きい材料の削減・廃止に関する具体的な目 標を定め、環境配慮型製品の導入を推進しています。

2001

年度に発売した日本向 けテレビでは、新回路の開発により消費電力を抑え、本体内のプリント配線板におい て無鉛はんだを採用しています。包装材には背面部のクッションにダンボールを利 用する六角形のカートンや

100%

再生古紙のパルプモールドを導入することによ り、発泡スチロールの使用量を大幅に削減しました。なお、製品に関わる行政指導と して、

2001

10

月、ソニー・コンピュータエンタテインメントヨーロッパ社は、オラン ダ当局よりヨーロッパ向け

PS one

ゲーム機の周辺機器の一部に同国で規制されて いるレベルを超えたカドミウムを含有しているものがあると指摘され、出荷を一時 停止しました。その後、使用時におけるユーザーの健康への危険はないことが確認 され、当局と協力して同国規制への不適合品を交換のうえ、出荷を再開しました。ま た

PS one

の対応と並行して全ソニー製品についても調査をした結果、一部製品に 同様の問題が確認されました。ソニーでは、この問題を重く受け止め、その対応策と ともに、カドミウムを含めた化学物質問題防止のために、方針や規定などの一部改 定や、管理体制の徹底など全社的な施策を取っています。

家電リサイクル法実施から

1

年を経て

持続可能な循環型社会を実現するためには、製品の製造・販売やサービスの提供 だけでなく、使用済みとなった製品の回収やリサイクルを推進する必要があります。

日本では

2001

4

月より家電リサイクル法が施行され、

AV

機器ではテレビが対象と なっています。ソニーは、

1990

年代初頭からテレビのリサイクルに関する研究・開発 を行ってきましたが、その技術を、ソニーが筆頭株主として出資し、家電製品のリサ イクルを主事業とするグリーンサイクル㈱に提供しています。

コミュニティとのかかわり

ソニーは、よき企業市民として、コミュニティとの良い関係づくりをめざし、子ども たちに対する教育を中心に、芸術・文化振興、国際協力、障害者の自立と社会参加へ のサポートなど、さまざまな活動を行っています。

ソニーは、

2001

9

11

日に発生したアメリカ同時多発テロ事件に際して、この 悲劇の犠牲となった人々の家族を援助するため、ソニーグループ各社とその社員か らの義援金を寄付しました。

また、人道的な見地から難民支援を行う国際機関の

UNHCR

(国連難民高等弁務 官事務所)などに対しても寄付を行っています。

さらに、地域活動については、「

SOMEONE NEEDS YOU

」(頭文字でソニーを表 す)プログラムを中心として、ソニーグループ社員によるボランティア活動が行わ れており、

2001

年度は、このプログラムに

20

カ国で

14,500

人以上の社員が参加し ました。

ソニーのファウンダーである井深大は、子どもたちの成長のために、人間性を重 んじた、人の心を豊かにするユニークな教育支援活動に熱心に取り組みました。今 日においても、その遺志は受け継がれ、子どもたちへの教育活動に重点をおいた社 会貢献活動を展開しています。その一環として、小・中学生を対象に開催されてい る「ソニーおもしろ科学実験室」は、

2001

年度、日本で

19

回実施され、

880

名の子 どもたちが科学実験を体験しました。

ソニーは、ステークホルダーの方々にインターネットや社会・環境報告書を通じて、

積極的に情報の開示を行っています。

社会環境活動全般について: http://www.sony.co.jp/eco/

社会貢献活動全般について: http://www.sony.co.jp/cr/

Corporate Social Responsibility

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Sony Corporation Annual Report 2002

取締役

監査役

取締役(取締役会議長)

大賀典雄

代表取締役 出井伸之 会長 兼 CEO

(最高経営責任者)

代表取締役 安藤国威 社長 兼 COO

(最高業務執行責任者)

代表取締役

●中暉久 副社長 兼 CFO

(最高財務責任者)

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