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仮想化基盤の構成を検討する

ドキュメント内   (ページ 73-76)

第 3 章 システム設計

3.4 仮想化基盤の構成を検討する

本節では、仮想化基盤の構成例について説明します。

3.4.1 VMware vCenter Server 管理環境の仮想化基盤構成例

VMware vCenter Server管理環境における仮想化基盤の構成例は以下の通りです。

構成例のポイントは次の通りです。

1. 管理サーバにVMware vCenter Server をインストールし、VM サーバを登録します。

2. VM サーバをOut-Of-Band で管理するために、VM サーバのBMC にLAN を接続しま

す。

3. VM サーバのNIC#1 はVM サーバの管理用NIC とします。

4. VM サーバのNIC#2 はテナント用のVLAN を接続するためのNIC として利用します。

5. VM サーバのNIC#3 はライブマイグレーション専用のNIC として利用します。

6. NAS のデータストアへのアクセス性能を確保するため、VM サーバのNIC#4 をNAS

専用のNIC として利用します。

7. SAN のデータストアおよびRDM のディスクボリュームは、全てのVM サーバで共有

します。

8. NAS のデータストアは、全てのVM サーバで共有します。

3.4.2 Hyper-V 環境の仮想化基盤構成例

Hyper-V環境における仮想化基盤の構成例は以下の通りです。

構成例のポイントは次の通りです。

1. 管理サーバには仮想化基盤のソフトウェアをインストールする必要はありません。

2. Hyper-Vクラスタを管理するために、ドメインコントローラを用意します。また、

DHCPサーバ機能も有効にします。

3. VMサーバをOut-Of-Bandで管理するために、VMサーバのBMCにLANを接続しま

す。

4. VMサーバのNIC#1はVMサーバの管理用NICとします。

5. VMサーバのNIC#2はテナント用のVLANを接続するためのNICとして利用します。

6. VMサーバのNIC#3はライブマイグレーションおよびハートビート用のNICとして

利用します。

7. SANのデータストアやRDM、クォーラムディスクのディスクボリュームは、全ての

VMサーバで共有します。

3.4.3 KVM 環境の仮想化基盤構成例

KVM環境における仮想化基盤の構成例は以下の通りです。

構成例のポイントは次の通りです。

1. 管理サーバには仮想化基盤のソフトウェアをインストールする必要はありません。

2. DHCPサーバ機能を有効にします。

3. VMサーバをOut-Of-Bandで管理するために、VMサーバのBMCにLANを接続しま

す。

4. VMサーバのNIC#1はVMサーバの管理用NICとします。

5. VMサーバのNIC#2はテナント用のVLANを接続するためのNICとして利用します。

6. VMサーバのNIC#3はライブマイグレーションおよびハートビート用のNICとして

利用します。

7. NFSのデータストアやRDMのディスクボリュームは、全てのVMサーバで共有しま

す。

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