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マルチサイト

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第 3 章 システム設計

3.1 ネットワークの構成を検討する(標準構成)

3.1.6 マルチサイト

前述のパブリッククラウド、プライベートクラウド、オンプレミスクラウドの形態につい て、マルチサイトの管理ドメインで構築する場合のモデルです。 以下の図は、複数サイト に跨ったテナントネットワークのイメージです。 サイト間に、テナント通信用のネット ワークをL2 レベルで接続する事により、同一テナントのネットワークを複数のサイトに 跨って作成する事が出来ます。

この様な構成にすることにより、BC/DR への対応も可能になります。

マルチサイトを構築する場合は、以下の運用に留意してください。

• グローバルIPアドレスは、購入したIPアドレスレンジをシステムで1 つのプールとして 登録して運用します。 (グローバルIPアドレスは後述するパブリックVLANに設定しま す)

ネットワーク構成 要素

占有/共有,必須/推 /オプション

用途

1 PFS テナント共有,必須 異なるブレード筐体をPFS(プログラマブルフロー・ス イッチ)で接続することにより、異なるポッドをL2 ベルで接続します。

2 PFC テナント共有,必須 PFC(プログラマブルフロー・コントローラ)が複数の PFSを集中制御します。

3 UNC テナント共有,必須 UNC(ユニファイドネットワークコーディネータ)が 複数のPFCを集中制御します。

以降においては、次の論理ネットワーク構成を例にマルチサイトにおけるリソース融通 *1 の自動化と、ディザスタリカバリについて、説明します。

以下のイメージ図は、テナントA がサイト1 に業務システムを構築している状態を表して います。

サイト 1 はリソースの不足により業務システムが拡張できない状態とします。 vDC

Automation は、このような状態に陥った場合、各サイトが保有するリソースの空き状況を見

て自動的に他のサイトへL2 レベルで延伸し、ネットワークリソース利用可能にします。そ

*1 リソース融通とは、ある範囲のネットワークリソースが枯渇した際に、空きのあるネットワークリソースにつ

のため、テナントはサイトを意識することなく、サイトを跨って1 つの業務システムを構築 することができます。

次のイメージ図はサイト1 からサイト2 にネットワークを延伸し、サイトを跨って1 つの業 務システムを構築している状態を表しています。

また、テナントはサイトを意識して、各サイトに別の業務システムを構築することもできま す。

vDC Automation は必要に応じてL2 レベルで延伸することができるため、稼働系待機系の業

務システムを各サイト上に構築することで、ディザスタリカバリ環境を構築することも可能 です。

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