:付加価値
:一般資本
:情報資本
:労働投入
:労働の質
:全要素生産性
:稼働率
(景気要因):一般資本分配率
:情報資本分配率
:労働分配率
𝑉
𝑇 𝐾 𝑜 𝐾 𝑖 𝐿
𝜌 𝛼 𝛽 𝛾 𝑞
𝑉 = 𝑇 + 𝛼𝐾 ・ ・ ・ 𝑜 + 𝛽𝐾 ・ 𝑖 + 𝛾𝐿 + 𝛾𝑞 + (𝛼 + 𝛽)𝜌 ・ ・ ・ 𝑉 − 𝐿 = 𝑇 + 𝛼 𝐾 ・ ・ ・ ・ 𝑜 − 𝐿 + 𝛽 𝐾 ・ ・ 𝑖 − 𝐿 + 𝛾𝑞 + 𝛼 + 𝛽 𝜌 ・ ・ ・
3.82
2.21
0.57
1.56
-2.0 -1.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0
1999-2000 2001-2005 2006-2010 2011-2015
景気循環 労働の質 労働 一般資本 情報資本 TFP 実質成長率
3.49
2.72
0.41
1.87
-2.0 -1.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0
1998-2000 2001-2005 2006-2010 2011-2015
景気循環 労働の質 労働 一般資本 情報資本 TFP 実質成長率
2.06
0.74
1.32 1.52
-2.0 -1.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0
1996-2000 2001-2005 2006-2010 2011-2015
景気循環 労働の質 労働 一般資本 情報資本 TFP 実質成長率
2.92
1.61
0.86 1.01
-2.0 -1.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0
1996-2000 2001-2005 2006-2010 2011-2015
景気循環 労働の質 労働 一般資本 情報資本 TFP 実質成長率
分析結果(米英独仏、付加価値)
米国 英国
独国 仏国
2.28 2.20
1.40
-0.21
-1.0 -0.5 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0
1999-2000 2001-2005 2006-2010 2011-2015
景気循環 労働の質 一般資本 情報資本 TFP 労働生産性
2.41
2.06
0.66
0.16
-1.0 -0.5 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0
1998-2000 2001-2005 2006-2010 2011-2015
景気循環 労働の質 一般資本 情報資本 TFP 労働生産性
2.07
1.60
0.76 0.86
-1.0 -0.5 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0
1996-2000 2001-2005 2006-2010 2011-2015
景気循環 労働の質 一般資本 情報資本 TFP 労働生産性
1.86
1.39
0.35
0.87
-1.0 -0.5 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0
1996-2000 2001-2005 2006-2010 2011-2015
景気循環 労働の質 一般資本 情報資本 TFP 労働生産性
分析結果(米英独仏、労働生産性)
米国 英国
独国 仏国
ICT投資の位置づけの変化
• 1980年代までのICTは業務の効率化や自動化を主な目的として導入されていた。その後、企業のシステム基盤として投資・構築 が進んできたが、現在は、それに加えて新たなビジネスを創出する役割が強く求められるようになってきている。
• このような中、業務効率化やシステム基盤としてのICTはSoR、新たなビジネスを生み出すICTはSoEとして位置づけられている。さら に、顧客のインサイトを理解するためのICTはSoIと呼ばれることもある。
SoR(Systems of Record):業務効率化やビジネス基盤としてのICT
企業のIT部門とベンダーがITシステムを構築し、それを事業部門が使うというスタイル。システムに求められるのは、安定性・信頼性。
基幹系システムなど運用者(企業)目線のシステム
SoE(Systems of Engagement):新たなビジネスを生み出すICT
ICTがビジネスと密接に関連し、事業部門主導でシステムを開発する場合も増えてきている。安定性よりも即時性・柔軟性が求められる。
サービスを提供するためのシステムであり、利用者(顧客)目線のシステム SoI(Systems of Insight):インサイト(物事を見抜く)ためのICT
SoEから得たデータを分析するための仕組み(ICTシステム)
例えば、SoEによって得た顧客の行動データをデータベースに蓄積し、新たな顧客インサイトを理解するために活用される。
SoR(モード1) SoE(モード2)
目的
方式 活用 開発と運用コストを最小化し利益を最大化
要件を厳密に設定した開発
(ウォーターフォール型)
新たなビジネスの創出
顧客接点による新たなサービスの提供
顧客のニーズや環境に柔軟に対応した開 発(アジャイル型)
業務効率化やシステム基盤
(参考)アジャイル開発の導入状況
SoRではウォーターフォール型の開発が中心だったが、新たなビジネスを創出していくSoEでは顧客や市場のニーズに応じた即時かつ柔 軟な開発が可能なアジャイル型の開発も必要となる。
日本におけるアジャイル開発はここ数年、徐々に導入が進んでいるが、以下のようなメリットが考えられる。
• 市場のニーズや変化に応じてスピード感をもった開発や市場への投入ができる。
• 市場からのフィードバックや刻々と変化する状況に応じた開発・改善をしていくことができる。
• 設計変更による後戻りのリスクを最小化したり、優先度の高い機能に限定した開発ができる。
31 37 42 49
9 11 11 6
58 45 44 39
2 7 4 7
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
2015
年
(
n=179)
2016
年
(
n=150)
2017
年
(
n=112)
2018
年
(
n=144)
継続導入中 以前導入、現在未導入 未導入 わからない出典:アジャイルプロジェクトマネジメント 意識調査報告2018