第3章 市内事業所における高年齢者雇用に対する意識調査
4 今後の高年齢者雇用に対する考え方
問 10 近年、若者を対象としたインターンシップだけでなく、高年齢者を対象とした「シニア インターン・シップ」を行い、雇用される前に仕事における気づきや適性を把握するな どして、雇用のマッチングを図る事例があります。貴事業所において、今後、このよう な「シニアインターン・シップ」の取組を導入する可能性はありますか。
(いずれかに1つまで○印)※インターン・シップ:就業体験
シニアインターンシップの導入可能性については、「わからない」45.8%が最も高く、以下、「検討 の可能性なし」35.2%、「検討の可能性あり」15.5%となっている。
図表 3-10 シニアインターンシップの導入の可能性(単回答)
15.5%
35.2%
45.8%
3.4%
検討の可能性あり 検討の可能性なし わからない 不明
No. カテゴリー名 n %
1 検討の可能性あり 101 15.5
2 検討の可能性なし 229 35.2
3 わからない 298 45.8
不明 22 3.4
全体 650 100.0
問 11 高年齢者雇用の拡充の可能性はありますか。 (いずれかに○印)
高年齢者雇用の拡充については、「拡充の可能性あり」44.5%、「拡充の可能性なし」51.7%、「不明」
3.8%となっている。
図表 3-11 高年齢者雇用の拡充の可能性(単回答)
44.5%
51.7%
3.8%
拡充の可能性あり 拡充の可能性なし 不明
No. カテゴリー名 n %
1 拡充の可能性あり 289 44.5
2 拡充の可能性なし 336 51.7
不明 25 3.8
全体 650 100.0
問 12 高年齢者の雇用を拡充しない理由は、次のうちどれですか。
(当てはまるものすべてに○印)
高年齢者雇用を拡充しない理由については、「高年齢の社員が担当する仕事を自社内で確保するのが 難しい」55.4%が最も高く、以下、「その他」21.4%、「人件費の負担が増す」17.0%となっている。
図表 3-12 高年齢者の雇用を拡充しない理由(複数回答)
55.4%
4.5%
10.4%
6.8% 7.7%
11.9%
1.2%
7.4%
17.0%
10.1%
21.4%
6.5%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
高 年 齢 の 社 員 が 担 当 す る 仕 事 を 自 社 内 で 確 保 す る の が 難 し い
子 会 社
・ 関 連 会 社 に 高 年 齢 の 社 員 の 仕 事 を 確 保 す る の が 難 し い
高 年 齢 者 の 活 用 に 向 け た 設 備 な ど の 整 備 が 進 ま な い
管 理 職 社 員 の 扱 い
・ 処 遇 が 難 し い
高 年 齢 の 社 員 を 活 用 す る ノ ウ ハ ウ の 蓄 積 が な い
定 年 後 も 雇 用 し 続 け て い る 社 員 の 処 遇 の 決 定 が 難 し い
定 年 後 も 雇 用 し 続 け る た め の 措 置 に つ い て 労 働 組 合 な ど の 理 解 が 得 ら れ な い
若
・ 壮 年 層 の 社 員 の 労 働 意 欲 が 低 下 す る
人 件 費 の 負 担 が 増 す
生 産 性 が 低 下 す る
そ の 他
不 明
No. カテゴリー名 n % 1 高年齢の社員が担当する仕事を自社内で確保するのが難しい 186 55.4 2 子会社・関連会社に高年齢の社員の仕事を確保するのが難しい 15 4.5
3 高年齢者の活用に向けた設備などの整備が進まない 35 10.4
4 管理職社員の扱い・処遇が難しい 23 6.8
5 高年齢の社員を活用するノウハウの蓄積がない 26 7.7
6 定年後も雇用し続けている社員の処遇の決定が難しい 40 11.9
7 定年後も雇用し続けるための措置について労働組合などの理解が得られない 4 1.2
8 若・壮年層の社員の労働意欲が低下する 25 7.4
9 人件費の負担が増す 57 17.0
10 生産性が低下する 34 10.1
11 その他 72 21.4
不明 22 6.5
非該当 314
全体 336 100.0