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1.特定健康診査・特定保健指導の推進

(1)特定健康診査

*八尾市保健センターの行っているがん検診と同時受診を可能としています。

*八尾市内医療機関で受診の場合、尿酸・血清クレアチニン・血清アルブミン・貧血検査・

心電図を検査項目に追加します。

(対 象 者) 40歳から74歳までの被保険者

(実施期間) 4月~翌年3月末

(実施場所) 個別健診:指定医療機関

集団健診:八尾市保健センターと一部のコミュニティセンター等で実施

(負 担 額) 無料

(案内方法) 対象者へ特定健診等についてのパンフレットを同封し、受診券を送付

(受診勧奨) 過去の受診歴を元に対象者を階層化した未受診者勧奨はがきの送付や受 診勧奨電話を実施

(広 報) 市政だより、ホームページ、ポスター、啓発冊子(あんしん読本)、各イ ベント等で広報

(2)特定保健指導

(対 象 者) 特定健診の結果、動機付け支援または積極的支援が必要と判断された人

(実施期間) 4月~翌年3月末

(実施場所) 委託事業所及び訪問等

(負 担 額) 無料

(案内方法) 対象者へ利用券を送付

(受診勧奨) 電話等による勧奨を実施

【目的】

「八尾市国民健康保険特定健康診査等実施計画第2期」に基づき生活習慣病の予防 に着目した特定健康診査及び特定保健指導を実施することで、メタボ該当者や予備群 に対し指導を行うことで、生活習慣病を予防し、医療費の削減につなげる。

【主な事業】

特定健診未受診者対策・特定保健指導未利用者対策

【目標・評価指標】

①特定健診受診率の向上

②特定保健指導利用(終了)率の向上

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2.国保保健指導の推進

(対 象 者) 特定健康診査の結果、特定保健指導には該当しないが、受診勧奨判定値以 上の人

(実施期間) 6月中旬~翌年3月末

(実施場所) 訪問等

(負 担 額) 無料

(案内方法) 対象者へ案内文書及び申請書を送付

3.人間ドック助成事業の推進

(対 象 者) 30歳から74歳までの被保険者

(実施期間) 4月~翌年3月末

(実施場所) 大阪府下の指定医療機関

(負 担 額) 9,800円(40~74歳)

10,800円(30~39歳)

(案内方法) 市政だより、ホームページ、啓発冊子(あんしん読本)等で案内

【目的】

特定健康診査の結果、特定保健指導には該当しないが受診勧奨判定値以上で放置す ると生活習慣病になるリスクが高い被保険者に対し、適正な指導を行い、生活習慣病 の予防につとめる。

【主な事業】

受診勧奨判定値を超えている者への対策

【目標・評価指標】

改善状況で評価

【目的】

疾病の早期発見及び治療に役立て、被保険者の健康増進に寄与することを目的とし て検査に要する費用の一部を助成する。

【主な事業】

・人間ドックの費用助成

・特定健診と検査項目が重複していることから費用助成を効率的に行うために、

特定健診と同時に実施する

【目標・評価指標】

人間ドックの利用人数の向上

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4.医療費適正化対策の推進

(1)医療費通知の送付

(対 象 者) 医療機関受診の人

(実施回数) 年6回実施

(内 容) 医療機関名、入院・外来の別、日数、医療費の総額(10割)、患者負 担額(医療機関からの診療報酬明細の点数からの算出値)等を記載した 医療費のお知らせを送付

(啓 発 等) 柔道整復施術の適正受診についての説明や、ジェネリック医薬品の利用 啓発文、特定健診の受診の勧奨文をそれぞれ掲載

また、通知月に合わせてエイズ予防、医療費適正化の啓発パンフレット やジェネリック医薬品利用希望シール等を同封

(2)ジェネリック医薬品との差額通知

(対 象 者) 医療機関受診者のうちジェネリック医薬品に切り替えることで一部負担 金が軽減される人

(実施回数) 年2回

(内 容) 対象薬剤名、一部負担額、ジェネリック医薬品に切替えた場合の差額を 記載し、ジェネリック医薬品希望カード、制度普及用パンフレットを同 封して通知

(3)柔道整復施術内容照会の実施

(対 象 者) 長期にわたり施術をうけている人等

(実施時期) 年4回

(内 容) 施術内容についての柔道整復施術内容照会、適正受診啓発パンフレット を同封して送付

【目的】

レセプトデータ等を活用し、被保険者に各種通知等や適正パンレット等を送付し 医療費の適正化を推進する。

【主な事業】

医療費通知の送付・ジェネリック医薬品の差額通知の送付・柔道整復のアンケート と適正受診、パンフレットの送付・重複頻回受診者への訪問指導

【目標・評価指標】

①医療費通知の通年分の送付

②ジェネリック医薬品利用率の向上

③柔道整復の適正受診の増加

④頻回重複指導対象者の受診適正化

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(4)重複頻回受診者への訪問指導

(対象者) ひと月に同系の疾病を理由に複数の病院を受診する人、複数の医療機関よ り同系の医薬品が一定以上処方されている人、ひと月の間で多数回受診し ている人

(実施回数) 年度内に必要に応じた回数

(内 容) 必要以上の医療、投薬を受けることで身体に負担を与えてしまうことや、

医療費の増加を招く恐れがある人に、委託業者の保健師により医療や福祉 サービスの情報提供や健康保持増進のための助言を、電話や訪問により指 導また、指導後は必要に応じて支援を継続

5.健康づくり助成事業の推進

*年度内1人1期のみ助成する

(対 象 者) 30歳以上で保険料を滞納していない人

(実施時期) 1期(7月~9月) 5月下旬~6月上旬募集 2期(10月~12月) 8月下旬~9月上旬募集 3期(1月~3月) 11月下旬~12月上旬募集

(内 容) 市立の運動施設の10回分の利用料を助成

・フィットネス:ウイング、かがやき

・プール:しぶき

・教室:南木の本防災体育館

(負 担 額) 1人あたり:1,800円、助成額:4,200円

(案内方法) 市政だより、ホームページ、ポスター、啓発冊子(あんしん読本)等で 案内

(申込方法) 往復はがきによる申込

【目的】

健康づくり・体力づくりの支援をするため、継続的な運動習慣を身につけるきっか けづくりとして行う。

【主な事業】

市立運動施設等での利用の助成

【目標・評価指標】

利用人数の増加

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6.健康づくり支援事業の推進

(対 象 者) 30歳以上で保険料を滞納していない人

(実施回数) 年1回

(内 容) 生活習慣病予防に関する講座等の実施

(案内方法) 市政だより、ホームページ、ポスター等で案内

(申込方法) 電話等による申込

7.今後の検討事業

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目するのは、内蔵脂肪型肥満に起因 する高血圧症、糖尿病、脂質異常症は予防可能で、また、発症後でも血糖、血圧等をコン トロールすることにより心筋梗塞等の心疾患、脳梗塞等の脳血管疾患、人工透析を必要と する腎不全などへの進展や重症化は予防することは可能であるという考え方であり、

そのためには定期的に特定健診を受け、結果による生活習慣の改善の明確な動機付けが 必要です。

「健康だから」「日程が合わない」等で特定健診を受診されない、あるいは生活習慣病 の把握ができていない人、若年層のうちから健診を習慣づけるために、自宅で手軽に検査 を受けることができる検査方法の導入(例として「スマホdeドック」)や、日頃から健 康づくりに積極的に取り組みされている人へのインセンティブ29(例として「健康マイレ ージ事業」)など、更なる特定健診の受診率向上、特定保健指導の利用(終了)率向上、

その他の保健事業の手法を検討していきます。

29 目標を達成するための刺激、誘因のこと。

【目的】

生活習慣病予防に関する講座等を行うことで、健康の保持増進につなげる。

【主な事業】

健康に関する講座等の実施

【目標・評価指標】

参加人数の増加

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