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事業活動による環境負荷の低減( 2015 年度実績)

ドキュメント内 Contents Management Approach CSR CSR 24 Activities (ページ 86-96)

日立のアプローチ

 日立は、グループ全体をカバー する環境マネジメントシス テムに即した

PDCA

サイクルを回しながら事業活動による環 境負荷低減に向けた活動を徹底して推進しています。活動の 目標と成果は「環境行動計画」として統合され、重点テーマに 即した継続的な改善を図っています。

 エコプロダクツの推進や

CO

2排出量の削減、資源の有効活 用など多面的なテーマを設定した「環境行動計画

2013-2015

」 は、

2015

年度で

3

年にわたる改善活動を完了し、数多くの成 果を達成することができました。

2016

年度から新たに始まる

2018

環境行動計画」では、これらの成果を踏まえるとともに、

よりグローバルな視点が加えられ、さらなる環境活動を推進し ていきます。

2018環境行動計画

環境行動計画

2013-2015

環境行動計画

2013-2015

の実績

 「環境行動計画

2013-2015

」の最終年度となる

2015

年度 は、すべての項目において、目標を達成しました。

 ここに取り上げている指標は日立の環境活動における主要 指標です。この主要指標に対応する取り組み内容は、次ページ 以降の項目で紹介しています。

環境管理システムの構築

項目 指標 2015年度目標 2015年度実績 達成状況

環境活動レベルの

向上 環境活動の評価制 度「GREEN 21」

のグリーンポイント

(GP)

640GP 646GP ◆◆◆

生態系(生物多様

性)の保全 生態系の保全に

関する評価の実施 生態系保全アセス メントの実施を 完了

完了 ◆◆◆

エコプロダクツの推進

項目 指標 2015年度目標 2015年度実績 達成状況

環境適合製品の

拡大 環境適合製品 売上高比率

90% 95% ◆◆◆

環境適合製品

セレクト機種数 340機種 409機種 ◆◆◆

製品によるCO2 排出量1億トン 抑制への貢献

製品によるCO2

排出抑制貢献量 3,500万t [2025年までに1 億tを抑制]

3,649万t ◆◆◆

Management Approach

Management Approach Activities Performance DataPerformance Data

環境適合設計アセスメントで 基準を満たした製品

以下の条件を1つ以上満たした製品 温暖化防止ファクターまたは資源 ファクターのいずれかが10以上 省エネ基準達成率など環境性能が 業界トップクラス

環境優位性を評価され社外表彰を 受賞、あるいは公的認定を取得 2005年度製品比CO2排出削減率

50%以上

環境適合製品 環境適合製品 セレクト

製品 環境  事業活動による環境負荷の低減(2015年度実績)

業界最先端のファクトリー&オフィスの構築

項目 指標 2015年度目標 2015年度実績 達成状況

エコファクトリー&

オフィスセレクト 認定の推進

エコファクトリー&

オフィスセレクト の認定

各カンパニー/

グループ会社で 平均1以上を認定

新規認定:15 継続認定:58 合計:73

◆◆◆

地球温暖化の防止

項目 指標 2015年度目標 2015年度実績 達成状況

エネルギー使用量

原単位改善 エネルギー使用量 原単位改善率

[グローバル](基 準年度:2005年)

15% 16% ◆◆◆

資源の有効活用

項目 指標 2015年度目標 2015年度実績 達成状況

廃棄物有価物発生

量原単位改善 廃棄物有価物発生 量原単位改善率

[グローバル](基 準年度:2005年)

23% 28% ◆◆◆

水使用量原単位改

水使用量原単位改

善率

[日本以外](基準 年度:2005年)

30% 41% ◆◆◆

化学物質の管理

項目 指標 2015年度目標 2015年度実績 達成状況

VOC大気排出量

原単位改善 VOC大気排出量 原単位改善率

[グローバル](基 準年度:2006年)

40% 50% ◆◆◆

地球市民活動

項目 指標 2015年度目標 2015年度実績 達成状況

環境社会貢献活動

の推進 社内カンパニー/

グループ会社ごと の、フラグシップ となる環境コミュ ニケーション活動 の推進

社内カンパニー/

グループ会社ごと にフラグシップと なる活動を1以上 実施

各社1以上実施 ◆◆◆

◆◆◆達成

◆◆一部達成

環境に配慮した製品・サービス

環境適合製品の開発と拡大

 日立は 、製品・サ ービスによる環境への負荷を低減する ために、環境に配慮した「環境適合製品」の開発を推進して きました。

 「環境適合製品」とは、開発・設計時に環境面への配慮を評 価し、基準を満たした製品のことです。また、特に高いレベル の基準を満たした製品は「環境適合製品セレクト」に認定してい ます。

2015

年度までは、環境適合製品の開発を推進するため に売上高に占める環境適合製品の比率である「環境適合製品 売上高比率」を高めることを目標に掲げてきました。

2016

年 度からは、環境価値の高い製品・サービスを開発し普及させる ことで環境課題の解決に貢献することを目的として、新たな 取り組みを開始します。

2018環境行動計画プロダクツ&サービス

日立の環境に配慮した製品体系

環境適合製品の認定

環境適合製品セレクトの認定

Hitachi Sustainability Report 2016 86

Management Approach

Management Approach Activities Performance DataPerformance Data

0 25 50 75 100

2013 2014 2015

89 93 95

0 150 300 450

2013 2014 2015

210

343

409

活動と実績

2015

年度の環境適合製品売上高比率は

95

%に達し、環境 適合製品セレクト機種数は前年度より

66

機種増え累計

409

機 種になりました。

 新たに開発・設計機能を設けた海外事業所では、設計者の 環境配慮設計力の育成に力を入れて環境適合製品の計画的な 拡大を推進しました。

主要指標

環境適合製品売上高比率1

1 環境適合製品売上高比率:特許料など、日立が環境配慮をコントロールしたり影 響を及ぼしたりできないものを除いた、全売上高に占める環境適合製品の売上高 の割合

環境適合製品セレクト数

2015年度環境適合製品の事業分野別内訳(売上高比)

情報・通信システム

21% 金融サービス、その他

9%

電力システム

7% 生活・エコシステム

4%

社会・産業システム

16% オートモティブシステム

13%

建設機械

8%

電子装置・システム

7% 高機能材料

15%

(%)

(年度)

(機種数)

(年度)

環境  事業活動による環境負荷の低減(2015年度実績)

製品による

CO

2排出抑制への貢献

2015

年度は、製品による年間

CO

2排出抑制貢献量の目標

3,500

万トンに対して、

3,649

万トンの実績を見込んでいます。

主に電力システム社、インフラシステム社、情報・通信システム 社、日立アプライアンス、日立建機の製品やサービスが貢献し ました。日立は、今後も引き続き、

CO

2排出抑制に貢献する製 品の開発と普及に努めていきます。

環境負荷データ等の算定方法/製品による CO2排出抑制貢献量の算定方法

カーボンフットプリントの取り組み

 カーボンフットプリント(

CFP

Carbon Footprint of Products

) とは、商品やサービスの原材料の調達から廃棄・リサイクルに至 るまでのライフサイクル全体で排出される温室効果ガス(

GHG

) の排出量を

CO

2量に換算したものです。排出量を表示して

「見える化」することで、製品のライフサイクルでの

CO

2排出量 削減を促す制度として世界各国で推進されています。

 日立は、

2009

年から

CFP

の評価に取り組み始め、一般社団 法人産業環境管理協会のカーボンフットプリントコミュニ ケーションプログラムに参画し、

CFP

宣言認定製品1の拡大に 取り組んでいます。

2015

年度には、ミッドレンジストレージ、

電子交換機、光学式文字読取装置について、

CFP

宣言認定を 取得しました。また、

CO

2排出量の「見える化」に加え、従来機 種と比較した機能当たり2

CO

2排出量の削減率を算定し、製 品の省エネルギー化の定量効果として、カタログ、

Web

サイト に掲載しているほか、展示会での説明に活用しています。今後 は、

CFP

を製品の付加価値として活用する取り組みを進めて いきます。

1 CFP宣言認定製品:カーボンフットプリントコミュニケーションプログラムにおい

CFP算定・宣言ルールの認定を受け、CFP算定結果の検証に合格し、登録・公 開申請をした製品

2 機能当たり:販売単位のライフサイクルGHG排出量を、性能(または性能特性)や 想定使用期間から定まる製品の機能量で除し、単位機能量当たりのライフサイク GHG排出量を算出すること

Management Approach

Management Approach Activities Performance DataPerformance Data

2015年度CFP宣言認定取得製品

対象製品 ミッドレンジストレージ 電子交換機 光学式文字読取装置 機種 Hitachi Virtual

Storage

Platform G200 MX-01 CCUB HT-4165-48

製品の外観

[従来機種] Hitachi Unified

Storage 130 MX900IP CCUB HT-4139-48U CO2排出量

削減率

(従来機種比)

–48% –13% –27%

欧州環境フットプリントの取り組み

 欧州環境フットプリントは、製品および組織のライフサイク ル全体にわたる環境負荷を最大

15

の環境影響領域で評価する 手法です。

2013

11

月に

3

年間のパイロット事業が開始さ れ、複数の製品分野と組織分野ごとに、評価手法の確立に向け て試行検討が行われています。

 日立は、日本国内のカーボンフットプリントコミュニケーショ ンプログラムで、

IT

機器のライフサイクル全体での

CO

2排出量 の算定や「見える化」に取り組んできた経験と知見を生かし、欧 州環境フットプリントの

IT

機器分野のパイロット事業に参画し、

技術事務局を務めています。

2015

年度は、

IT

機器の環境負荷の評価方法を構築し欧州委 員会に認められたほか、環境負荷の評価結果をステークホル ダーに開示、伝達するコミュニケーション手法の検討を行いま した。また、欧州委員会が

2015

10

月に開催した、業界、政 府、

NGO

、および一般市民を対象とする中間会合(

Mid-term Conference

)において、パイロット事業の成果や課題を報告 し、欧州の環境政策への活用に向けた討論に参画しました。

上:基本筐体 下:ラック姿

当該システム構 成を表すもので はありません

環境  事業活動による環境負荷の低減(2015年度実績)

今後の取り組み

 売上高比率

95%

に達した環境適合製品開発の次のステップ として、

2016

年度以降は環境価値の高い製品を開発・普及さ せるエコデザイン活動に取り組んでいきます。製品・サービス の環境性能の向上を図り、

2010

年度製品を基準として

CO

2排 出削減や資源使用削減を推進し、

2016

年度に製品・サービス の使用時

CO

2排出削減率

30

%を達成することを目標にしてい ます。また、設計行為を伴う製品を対象に、

IEC62430

に準拠 した環境配慮設計アセスメントを適用し、製品の環境配慮性を 維持していきます。これらの活動を通じて、製品・サービスの 環境価値を付加価値につなげて事業伸長への貢献を図るとと もに、環境負荷の低い製品・サービスの提供による地球環境 への貢献に取り組んでいきます。

事業所における環境配慮

エコファクトリー&オフィスセレクトの創出

 日立は、事業活動による環境負荷を低減するため、

2011

年 度から高いレベルで環境に配慮した活動を推進して成果を上 げている事業所を「エコファクトリー&オフィスセレクト」と認定 し、従業員の環境意識を向上させるとともに、環境に配慮した

事業活動を推進しています。

 製造部門(工場)、業務部門(オフィス)それぞれの特性を考 慮して設定した認定基準をもとに、積極的な改善による効率的 なモノづくりが進められている既設工場や、新設時から環境に 配慮したオフィスなどを認定してきました。また、「エコファク トリー&オフィスセレクト」の活動レベルを維持・向上させるた め、前年度の実績が認定基準を満たすことを認定の条件とし て、一度認定した事業所も毎年度再評価しています。

2015

年 度は、各カンパニー、グループ会社で

1

カ所以上の認定を行 い、新規

15

件、継続

58

件を認定しました。

Hitachi Sustainability Report 2016 88

Management Approach

Management Approach Activities Performance DataPerformance Data

ドキュメント内 Contents Management Approach CSR CSR 24 Activities (ページ 86-96)