339 株
15. 事業再編にかかわる費用
ソニーは、従来北米にて行っていた携帯電話の設計・販 売・マーケティング事業を
1999
年9
月末までに休止し、次 世代携帯電話方式に関する研究および開発に集中しまし た。これにともない、ソニーは2000
年3
月31
日に終了し た1
年間に9,646
百万円(91
百万米ドル)の費用を計上しました。この内訳は、施設閉鎖にかかわる費用
7,420
百万 円(70
百万米ドル)、機械装置の評価減1,802
百万円(17
百万米ドル)および人件費関連424
百万円(4
百万米ドル)です。
8 4
ソニーは、所得に対して種々の税金を課されています。
日本の法人税法等の改正により、法定税率は、
1998
年4
月1
日より約51%
から約48%
に引き下げられ、さらに1999
年4
月1
日より約48%
から約42%
に引き下げられていま す。1998
年3
月31
日および1999
年3
月31
日現在におけ る一時的差異に対する将来の税効果はそれぞれ改正後の税ソニー㈱および日本の子会社. . .
¥298,657 ¥203,944 ¥ 70,892 $ 669
海外子会社 . . .160,606 173,747 193,418 1,824
¥459,263 ¥377,691 ¥264,310 $2,493
法人税等 ― 当年度分ソニー㈱および日本の子会社. . .
¥145,890 ¥ 85,970 ¥ 59,239 $ 559
海外子会社 . . .64,223 72,416 61,564 580
¥210,113 ¥158,386 ¥120,803 $1,139
法人税等 ― 繰延税額ソニー㈱および日本の子会社. . .
¥ 7,221 ¥ 16,433 ¥ (17,977) $ (170)
海外子会社 . . .(2,466) 2,154 (8,182) (77)
¥ 4,755 ¥ 18,587 ¥ (26,159) $ (247)
3月31日に終了した1年間
1998年 1999年 2000年
法定税率. . .
51.0% 48.0% 42.0%
税率増加(減少)要因
税額控除 . . .
(2.4) (1.3) (1.3)
子会社当年度欠損金に対する評価性引当金. . .1.9 5.4 2.8
海外子会社の未分配利益にかかる繰延税金負債の減少. . .(2.7) (2.8) (5.6)
日本国内の税率変更. . .(0.8) (3.5) —
その他. . .(0.2) 1.1 (2.1)
実効税率. . .46.8% 46.9% 35.8%
率を用いて計算しています。税率の変更による繰延税金資 産・負債残高への影響は、
1998
年3
月31
日現在では僅少 であり、1999
年3
月31
日現在では純繰延税金負債の減少 となり、この結果、同日に終了した1
年間の法人税等が約13,400
百万円減少しています。法定税率と実効税率との差は次のとおり分析されます。
評価性引当金は、主として将来実現が見込めない税務上 の繰越欠損金を有する連結子会社の繰延税金資産に対する ものです。
1998
年3
月31
日に終了した1
年間における評 価性引当金の純増加額は3,650
百万円であり、1999
年3
月31
日および2000
年3
月31
日に終了した各1
年間に おける評価性引当金の純減少額はそれぞれ3,252
百万円3月31日現在 3月31日現在
1999年 2000年 2000年
繰延税金資産
税務上繰越欠損金 . . .
¥ 70,120 ¥ 63,761 $ 602
未払退職・年金費用 . . .61,123 63,490 599
製品保証引当金および未払費用 . . .57,085 61,049 576
棚卸資産―連結会社間内部利益および評価減 . . .39,469 45,293 427
保険契約債務. . .37,393 40,774 385
未払賞与. . .17,565 19,912 188
その他. . .90,309 95,261 898
総繰延税金資産 . . .373,064 389,540 3,675
控除:評価性引当金. . .(122,656) (112,191) (1,058)
繰延税金資産計 . . .250,408 277,349 2,617
繰延税金負債繰延保険契約費 . . .
(72,352) (86,873) (820)
海外子会社の未分配利益 . . .(55,106) (60,518) (571)
株式交換により取得した無形固定資産 . . .— (45,872) (433)
未実現有価証券評価益. . .(11,243) (35,437) (334)
退職給付目的信託への株式拠出益. . .(24,712) (23,097) (218)
その他. . .(71,123) (55,778) (526)
総繰延税金負債 . . .(234,536) (307,575) (2,902)
純繰延税金資産(負債). . .¥ 15,872 ¥ (30,226) $ (285)
および
10,465
百万円(99
百万米ドル)です。2000
年3
月31
日に終了した1
年間における繰越欠損金の控除による法 人税等の軽減額は約17,700
百万円(167
百万米ドル)です。連結貸借対照表の各科目に含まれる繰延税金資産・負債 は次のとおりです。
単位⁚百万円 単位⁚百万米ドル
3月31日現在 3月31日現在
1999年 2000年 2000年
流動資産 ― 繰延税金 . . .
¥ 102,588 ¥ 117,258 $ 1,106
その他の資産 ― その他. . .39,483 42,852 404
流動負債 ― その他. . .(5,377) (6,316) (59)
固定負債 ― 繰延税金 . . .(120,822) (184,020) (1,736)
純繰延税金資産(負債). . .¥ 15,872 ¥ (30,226) $ (285)
2000
年3
月31
日現在、海外子会社の未分配利益のうち将来配当することを予定していない
4 0 8 , 0 6 1
百万円61,544
百万円に対して、租税計画にもとづき所有株式の 処分から発生する重大な課税を予想していないため税金引8 6
株式数
1997
年3
月31
日現在残高. . .384,185,043
新株引受権の行使 . . .264,562
転換社債の株式への転換. . .22,745,666
1998
年3
月31
日現在残高. . .407,195,271
新株引受権の行使 . . .26,774
転換社債の株式への転換. . .3,217,066
1999
年3
月31
日現在残高. . .410,439,111
新株引受権の行使 . . .192,162
転換社債の株式への転換. . .10,028,119
株式交換による発行 . . .32,979,771
2000
年3
月31
日現在残高. . .453,639,163
ドキュメント内
アニュアルレポート 2000
(ページ 85-88)