戸田市地域防災計画 災害応急対策計画編(風水害・事故対策編)
戸田市地域防災計画 災害応急対策計画編(風水害・事故対策編)
第3 災害救助法の適用
1.災害救助法の適用
災害救助法の適用基準は、災害救助法施行令第1条第1項1~4の規定による。
本市における具体的適用(戸田市人口100,000人以上300,000人未満、埼玉県人口3,000,000人以上)
は、次のいずれか1つに該当する場合である。
■災害救助法の適用基準
指標となる被害項目 滅失世帯数 該当条項
① 市内の住家が滅失した世帯の数 市100世帯以上 第1項の1
② 県内の住家が滅失した世帯の数かつ市内の住 家が滅失した世帯の数
県2,500世帯以上
かつ市50世帯以上 第1項の2
③ 県内の住家が滅失した世帯の数かつ市内の住 家が滅失した世帯の数
県12,000世帯以上かつ
市50世帯に達しないが、市の被害状 況が特に救助を必要とする状態にあ ると認められたとき(※)
第1項の3
④ 災害が隔絶した地域で発生したものである等 被災者の救護が著しく困難である場合
市の被害状況が特に救助を必要とす る状態にあると認められたとき(※)
第1項の3
(注2)
⑤ 多数の者が生命又は、身体に危害を受け、又
は受けるおそれが生じた場合 (※) 第1項の4
(注3)
(注1)※印の場合は、知事が厚生労働大臣と事前協議を行う必要がある。
(注2)上記④に係る事例
ア 有毒ガスの発生、放射性物質の放出等のため、被災者の救助が極めて困難であり、そのため特殊の技術を必 要とするものであること
イ 被害世帯を含む被害地域が他の集落から隔離又は孤立等のため生活必需品等の補給が極めて困難な場合で、
被災者の救助に特殊の補給方法を必要とするものであること
(注3)上記⑤に係る事例
住家被害の程度に係わらず、多数の者の生命、身体に被害を及ぼす災害が社会的混乱をもたらし、その結果、人心 の安定及び社会秩序維持のために迅速な救助を必要とする場合に相当する
ア 交通事故あるいは船舶の沈没により多数の者が死傷した場合
イ 火山爆発又は有毒ガスの発生等のため多数の者が危険にさらされている場合 ウ 群集の雑踏により多数の者が死傷した場合
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第4 滅失世帯の算定基準
1.滅失世帯の算定
住家が滅失した世帯の数の算定は、住家の「全壊(全焼・流失)」した世帯を基準とする。半壊等 については、災害救助法施行令第1条第2項の規定により以下のとおり、みなし換算を行う。
■滅失世帯の算定方法
滅失住家 1世帯
住家被害状況 換算数
全壊(全焼・流失) 1世帯
半壊(半焼) 2世帯
床上浸水、土砂の堆積等により一時的に居住不能の状態 3世帯
2.住家被害程度の認定
住家の被害程度の認定を行う上で、おおよその基準は次のとおりとする。
■被害の認定基準
被害の区分 認 定 の 基 準 住家の全壊全焼
(全流出)
住家が滅失したもので、具体的には、住家の損壊、焼失もしくは流失した部分の床 面積が、その住家の延床面積の70%以上に達した程度のもの、又は住家の主要構造部 の被害額がその住家の時価50%に達した程度のもの。
住家の半壊
(半焼)
住家の損壊が甚だしいが、補修すれば元通りに再使用できる程度のもの。具体的に は、住家の損壊又は焼失した部分がその床面積の住家の延床面積の20%以上70%未満 のもの、又は住家の主要構造部の被害額がその住家の時価20%以上50%未満のもの。
住家の床上浸水 土砂の堆積等
住家が床上まで浸水又は土砂等が床上まで堆積したため、一時的に居住することが できない状態となったもの。
※「住家」とは、現実に居住のため使用している建物をいう。ただし耐火構造のアパート等で居住の用に供している部 屋が遮断、独立しており、日常生活に必要な設備を有しているもの等は、それぞれ「1住家」として取扱う。
※「世帯」とは、生計を一にしている実際の生活単位をいう。
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第5 災害救助法の適用手続き
1.災害救助法の適用要請
市域の災害が災害救助法の適用基準のいずれかに該当し、又は該当する見込みであるときは、市長 は直ちにその旨を県知事に報告する。その場合には、次に掲げる事項について、口頭又は電話を持っ て要請し、後日文書によりあらためて要請する。
■災害救助法の申請事項
① 災害発生の日時及び場所
② 災害の原因及び被害の状況
③ 適用を要請する理由
④ 適用を必要とする理由
⑤ 既にとった救助措置及びとろうとする救助措置
⑥ その他必要な事項
2.適用要請の特例
市長は、災害の事態が急迫して、県知事による救助の実施の決定を待つことができない場合、災害 救助法の規定による救助に着手するとともに、直ちに県知事に報告する。その後の処置に関しては、
県知事の指揮を受ける。
3.特別基準の適用申請
災害救助の対象数量及び期間については、特別な事情のある場合、特別基準の適用を申請できる。
適用申請は、県知事に対して行うが、期間延長については救助期間内に行う必要がある。
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第6 救助の実施者及び救助の内容
1.救助の実施者
災害救助法の適用後の救助業務は、県知事が実施者となり、市長は、県知事の補助又は委任による 執行として救助を行う。
■災害救助法による救助の種類と実施者
救助の種類 実施期間 実施者区分
避難所の設置 7日以内 市
炊出しその他による食品の給与 7日以内 市
飲料水の供給 7日以内 市
被服寝具その他生活必需品の給貸与 10日以内 市
医療及び助産 14日以内
(ただし、助産分べんした日から7日以内)
医療班派遣:県及び日赤県支部
(ただし委任したときは市)
学用品の給与 教科書1ヶ月以内
文房具15日以内 市
災害にかかった者の救出 3日以内 市
埋葬 10日以内 市
生業資金の貸与 現在運用されていない
応急仮設住宅の供与 着工20日以内 対象者、設置箇所の選定:市 設置:県(ただし、委任したときは市)
災害にかかった住宅の応急修理 完成1ヶ月以内 市
死体の捜索 10日以内 市
死体の処理 10日以内 市
障害物の除去 10日以内 市
注)期間については、すべての災害発生の日から起算する。
ただし、厚生労働大臣と協議し、その同意を得た上で、実施期間を延長することができる。
■その他の救助業務
○ 被害状況等の調査
○ 輸送協力
○ 物資調達
○ 義援金・支援物資の受入、配分
○ 災害弔慰金・災害見舞金の支給
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2.災害救助法が適用された場合の費用等
雇用にかかる賃金については、「災害救助法による救助の程度、方法及び期間並びに実費弁償の基 準」の範囲内において、県に請求できる。
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