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 C 夫さん(昭和 28 年 6 月 3 日生まれ)から老齢厚生年金の年金額の計算方法について相談が あった。C 夫さんは昭和 51 年 4 月に(株)F 社に就職し,平成 29 年 11 月 30 日付で同社を退 職する予定である。

 C 夫さんの平成 29 年度基準(本来水準)の平均標準報酬月額は 378,000 円,平均標準報酬額 は 446,000 円とのことである。現在は妻(パート年収 105 万円)と 2 人暮らしである。

生年月日 総報酬制・実施前 総報酬制・実施後

旧乗率 新乗率 旧乗率 新乗率

昭和 21.4.2 ~ 7.50 / 1,000 7.125 / 1,000 5.769 / 1,000 5.481 / 1,000

事例問題(退職後受給する老齢厚生年金(報酬比例部分)の年金額の計算式)

問 35 C 夫さんが退職後受給する老齢厚生年金(報酬比例部分)の年金額の計算式について,正 しいものは次のうちどれですか(年金額は平成 29 年度(本来水準)価格)。

⑴ 378,000 円×1,0007.50× 324 ヵ月+ 446,000 円×5.7691,000× 175 ヵ月

⑵ 378,000 円×1,0007.50× 324 ヵ月+ 446,000 円×5.7691,000× 176 ヵ月

⑶ 378,000 円×7.1251,000× 324 ヵ月+ 446,000 円×5.4811,000× 175 ヵ月

⑷ 378,000 円×7.1251,000× 324 ヵ月+ 446,000 円×5.4811,000× 176 ヵ月

⑸ 378,000 円×7.1251,000× 324 ヵ月+ 446,000 円×5.7691,000× 175 ヵ月

正解 ⑷

《報酬比例部分相当の老齢厚生年金の年金額計算(【テキスト 2】30 ~ 40 頁)》

 解 説

  平成 15 年 3 月までの被保険者月数は昭和 51 年 4 月~平成 15 年 3 月の 324 ヵ月,

平成 15 年 4 月以降の被保険者月数は平成 15 年 4 月~平成 29 年 11 月の 176 ヵ月であ る。前者に平均標準報酬月額と 7.125 / 1,000 を乗じ,後者に平均標準報酬額と 5.481

/ 1,000 を乗じ,両者を合算する。

事例問題(65 歳から受給する老齢厚生年金に加算される経過的加算の計算式)

⑶ 1,625 円× 499 ヵ月− 779,300 円×445 ヵ月480 ヵ月

⑷ 1,625 円× 499 ヵ月− 779,300 円×446 ヵ月480 ヵ月

⑸ 1,625 円× 500 ヵ月− 779,300 円×446 ヵ月480 ヵ月

正解 ⑵

《老齢厚生年金に加算される経過的加算(【テキスト 2】61 ~ 63 頁)》

 解 説

  経過的加算の額=定額部分の額(A)−老齢基礎年金の額(B)

  定額部分の額(A):1,625 円×被保険者月数(上限 480 ヵ月)

  老齢基礎年金の額(B):779,300 円× 20 歳以上 60 歳未満の厚生年金保険の被保険 者月数/ 480 ヵ月

月 22 日現在で解答すること。

《事  例》

 D 夫さん(昭和 29 年 12 月 25 日生まれ)は,平成 29 年 12 月末日付で 44 年 9 ヵ月勤務した(株)

W 社を退職し,その後,平成 30 年 3 月から関連会社の(株)V 産業に 70 歳になるまで勤務す る予定である。現在の給料はこの 5 年間変わらず月額 452,000 円(標準報酬月額 440,000 円)で,

賞与は 6 月と 12 月にそれぞれ 840,000 円ずつもらっている。

 (株)V 産業での給料は,月額 252,000 円(標準報酬月額 260,000 円),賞与は 6 月と 12 月に それぞれ 300,000 円ずつ支給される条件である。なお,(株)W 社退職後の年金額は,報酬比例 部分 1,140,000 円,定額部分 780,000 円,加給年金額 389,800 円とのことである。

事例問題(在職老齢年金)

問 37 D 夫さんが(株)V 産業に勤務したときの在職老齢年金に関する下記(①~④)の記述に ついて,正しいものの数は次のうちどれですか。

① 平成 30 年 4 月の基本月額は 160,000 円である。

② 平成 30 年 5 月の総報酬月額相当額は 400,000 円である。

③ 平成 30 年 6 月の支給停止額は 85,000 円である。

④ 平成 30 年 12 月の在職老齢年金の額は 32,500 円である。

⑴ なし

⑵ 1 つ

⑶ 2 つ

⑷ 3 つ

⑸ 4 つ

正解 ⑷

《60 歳台前半の在職老齢年金(【テキスト 3】3 ~ 14 頁)》

 解 説

① 再就職して被保険者となるので定額部分(加給年金額)は支給停止され,平成 30 年 4 月の基本月額は 1,140,000 円× 1 / 12 = 95,000 円となる(×)。

⑴ 基本給付金の月額は,37,800 円である。

⑵ 年金は在職老齢年金の仕組みによる支給停止に加えて,15,600 円がさらに支給停止される。

⑶ 基本給付金は,65 歳到達月まで支給される。

⑷ 60 歳到達時の賃金に比べて,75%未満の賃金で勤務した月について支給される。

⑸ 標準報酬月額と基本給付金の合計額には,上限額が設けられている。

正解 ⑸

《高年齢雇用継続給付と在職老齢年金の併給調整(【テキスト 3】29 ~ 34 頁)》

 解 説

  賃金(標準報酬月額ではない)と基本給付金の合計額には,上限額が設けられている。

月 22 日現在で解答すること。

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