FM AMOUNT(周波数変調量)
古典的なリニア FM 変調です。FM は、Nord Lead 2X の アナログ というコンセプトからは若干外れますが、
ご承知のように非常に便利な追加機能です。FM を利用するときは、オシレーター 2 の周波数でオシレータ
8. パネル各部の働き
ー 1 を変調します。FM 用語で言えば、オシレーター 1 が キャリア 、オシレーター 2 が モジュレーター に 相当します。つまり、オシレーター 2 の周波数を変更すると、サウンド全体のピッチではなく、音色が影響を 受けます。FM amount ノブを使って、オシレーター 2 からオシレーター 1 にかかる FM の変調量を調節しま す。
典型的な FM サウンドが欲しいときは、両方のオシレーターを三角波に設定してお使いください。
FM AMOUNT のモジュレーション
FM アマウントは、Mod Env(モジュレーションエンベロープ)や LFO 1 で変調したり、モジュレーションホイー ルを動かしてコントロールできる点にご注意ください。
RING MOD(リングモジュレーション)
リングモジュレーションをオンにするには、RING MOD / SYNC ボタンを何回か押して、RING MOD の LED を点灯させます。この機能(AM 変調とも呼ばれます)は、2 つのオシレーターの出力を掛算し、非整数倍音 を含む金属音やベル風の音色を作り出します。
オシレーター 2 の Semitones ノブを回すと FM 機能と同じように音色が変化します。ただしリングモジュレー ションの場合は、ピッチにも影響しますのでご注意ください。つまり、リングモジュレーションをオンにすると、
サウンドのピッチが通常のサウンドとはまったく変わってしまうことがあり得るということです。これを補正す るには、RING MOD Tune(FM amount)ノブを回してピッチ感のズレを修正してください。
リングモジュレーションがオンのときは、FM amount ノブが Tune ノブとして機能するため、FM amount を 手動で設定することはできません。ただし、変調先として FM を割り当てたモジュレーションホイールを使っ て手動で変更することは可能です。
リングモジュレーションがオンのとき、FM amount ノブは、約 1 オクターブの範囲内でピッチを調節する Tune ノブとして機能します。ピッチを通常の音色と合わせるには、リングモジュレーションをオフにした状態で音を出し、
次にリングモジュレーションをオンにして同じ音を弾いてみて、ピッチが同じになるように Tune ノブを調節しま す。Semitone ノブを回して音色を変更すると、またピッチが変化しますので、ご注意ください。
リングモジュレーションを確認するときは、オシレーター 2 の音をチェックしてください。リングモジュレーショ ンによって変化するのは主にオシレーター 2 の波形です。
FMアマウント
Mix
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SYNC(シンク)
RING MOD/SYNC(DEMO)ボタンを何回か押して SYNC の LED を点灯させれば、シンク機能がオンになり、
オシレーター2がオシレーター1に シンク(同期)します。つまり、オシレーター1の波形がサイクルの初めに 戻るたびに、オシレーター2の波形も強制的にサイクルの初めに戻ります。
例えば、シンクオシレーターを使ってノコギリ波にシンクをかけると、シンクオシレーターが新しい周期に入る たびに、ノコギリ波が再起動します。その結果、倍音成分に深いレゾナンスのかかった信号が得られます。
シンクの効果がはっきりわかるのは、オシレーター2のピッチがオシレーター1よりも高いときです。このとき、
オシレーター2のピッチはオシレーター1のピッチ設定に応じて変化しますが、音色はオシレーター2のピッチ 設定に応じて変化します。詳しくは P80 をご参照ください。
この効果を簡単に確かめるには、シンク機能をオンにして、音を鳴らしながらオシレーター2のチューンの設 定を調節してみてください。シンクの効果を確認する場合は、オシレーター2の音をチェックしてください。シ ンクによって変化するのはオシレーター2の波形です。
● オシレーター2のピッチ変調
シンクをオンにしているときでも、オシレーター2のピッチを LFO 1、Mod Env、モジュレーションホイール といったさまざまな方法で変調できることに注目してください。倍音構成が時間的に変化していく、非常 に特徴的な音を作り出すことも可能です。
シンクとリングモジュレーションを同時にオンにすることも可能です。これを行うには、両方の LED が点灯するま で、RING MOD/SYNC(DEMO)ボタンを押してください(P35 をご参照ください)。
オシレーター(シンクなし)
シンクオシレーター
オシレーター(シンクあり)
ピッチを高めにしたオシレーター(シンクあり)
倍音(周波数)
時間
時間
時間
時間
倍音(周波数)
倍音(周波数)
振幅
振幅
振幅 振幅
振幅 振幅
振幅
オシレーターの倍音
オシレーターの倍音
8. パネル各部の働き
PULSE WIDTH(パルス幅)
パルス波のパルス間隔を調節します。この機能は、オシレーターのいずれか一方(または両方)でパルス波 が選ばれているときにのみ、有効です。
パルス幅の設定は1種類のみで、両方のオシレーターに共通して働きます。
◆ このノブを一番左まで回すと、完全な矩形波となり、うつろな響きとなります。
◆ このノブを右に回すほど、音が細くなっていきます。パルス波とパルス幅に関しては P79 をご参照くだ さい。
● パルス幅のモジュレーション
パルス幅は LFO 1 で変調することができます。LFO で変調すれば、パッド系やストリングス系に最適な コーラス風 の音を拡げる効果を作り出すことができます。
MIX(ミックス)
Mix ノブは、オシレーター 1 と 2 の音量バランスを調節するのに利用します。