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図皿一8 243.「ゴザへ」

m

語彙・文法(語法)

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表皿一9 244.「モー」

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図皿一9 244.「モー」

表皿一10 244.「アド」・

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図皿一10 244.「アド」

表皿一11 245.「オドロイタ」

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表皿一12 245.「ビックリシタ」

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図皿一11 245.「オドロイタ」

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245ビックリシタ

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表皿一13 245.「オボゲタ」

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表皿一14 245.「ハトモタ」

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語彙・文法(語法)

図皿一13 245.「オボゲタ」

     図皿一14 245.「ハトモタ」

246.みんなの見ている前で失敗じて,顔が赤くなるような感じをふつうどんなだとおっしゃいます   か。

    表皿一15 246.「ハズカシイ」

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246ハズカシイ

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表皿一16 246.「ショースー」

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1969−1979 4.2

図皿一15 246.「ハズカシイ」

皿  語彙・文法(語法)

(3)共通語化のタイプ分け

 図の見方の解説の最後(P80)に述べたような観点から本節で列挙した諸図をみてみ

よう。

タイプ1:3回の調査の折れ線グラフがほぼズレがなく繋がるものである。

  「241.トース・トーシン」はその典型とでもいえるもので,3回の調査の結果がお おむね重なっており,あたかも1つの調査で得られたもののようにみえる。つまり,

同じ世代の人々の間での方言形(あるいは共通語形)の使用率は,その集団のその後 の年齢変化(加齢)や社会状況の変化とは無関係にほぼ同率が保たれているが,隣り 合う世代で使用率が漸減ないしは増加するので地域社会全体では共通語化が進むとみ  られるものである。そして,「241.トース・トーシン」だけから考えれば,鶴岡では  「トース・トーシン」という方言形は消滅しているといえようか。「245.オボゲタ」

も同類である。

 一方「241.イツモ・ショッチュー」は,鶴岡において使用率が漸増している(スタ ー トの78%から97%へ)。そのこと自体は,この図(図M−2)のペアである方言形(「241.

 トース・トーシン」)の使用率の減少を補完する形で共通語使用率の増加が起こってい るというごく当然のことといえる。ただし,この項目では複数回答の割合が約10%と 高く,しかも共通語形と方言形の併用者が大半を占めていることを心得ておく必要が ある。「243.イラッシャイ」も共通語形と方言形の併用が多い項目である。

タイプll: 3回の調査で折れ線は一定の方向に動いており,大局的にはタイプ1に類 似しているが,それでも調査時期による何らかの時代的影響が強く反映していると思

われるデータである。

 典型例が「242.ルスバン」である。この図(図皿一3)の折れ線は各調査時点におい て大略右上がりになっている。つまり,どの調査時点にあっても,若い年代ほど共通 語化しているわけである。しかし,タイプ1とは違って,1回目と2回目との間に共 通語化のかさ上げとでも呼べるような上昇が認められる。おそらく1回目の調査時点

と2目のそれとの間の社会状況の変化がこれを引き起こしたのはだと考えられる。な お,第2回目と第3回目との間にはかさ上げは認められなく,むしろタイプ1型化し ている。「ルスバン」の方言形の1つである「242.ヨスリ」は,第1回調査では一定 の使用率があった年齢層(「1903−1913」「1914・1924」)が,第2回調査では使用率が ほぼゼロになっている。「243.ゴザへ」も同類といえるだろう。

   「245.ビックリシタ」も,第1回目と第2回目との間の変化は典型的なタイプll である。第2回調査でかさあげ上げされた使用率を保った形で,第2回目と第3回目 のグラフはほぼ連続的になっている。この裏返しが,もう1つの共通語形「オドロイ タ」である。このことから鶴岡での「オボゲタ」(これはタイプ1)の共通語形は,か なり早い時期から「オドロイタ」から「ビックリシタ」に変化したことを物語ってい

タイプ皿:第1回目と第2回目で使用率分布に大きな変動がみられたものの,第3回  目の調査結果は1回目と2回目との中間的位置付けとなり,1回目と3回目とを繋ぐ  とほぼタイプ1となるようにみえるものである。

  「244.モー」とその相方の「244.アド」の分布がこれに相当する。この項目は,

第2回目の調査結果を除いた,1回目と3回目のデータをみると,連続的に繋がって いる。つまり,細かな変動はみられるものの,大略,時代が進むにつれて共通語形が 減り,方言形が増大する方向に動いている。他の項目はおおむね共通語化の方向に向

かっているのに対して,この項目だけが方言使用率が上昇している。

 この項目の質問文は,「『くたびれたもう歩けない』という時の『もう』」ということ をふつう何とおっしゃいますか。」であるが,これは2回目からのものである。1回目 の調査では「『おなかがいっぱいになった。もうたくさんです』と言うとき,『もう』

ということをふつう何とおっしゃいますか」であった。このような質問文の変更が2 回目以降の調査で共通語使用率を低減させたのかもしれない。こういった視点からグ ラフを見直すと,2回目と3回目の結果は似ているといえないこともない。

タイプIV:上のタイプと異なり第3回目の結果だけが他と違ってみえるものである。

 「243.イラッシャイ」はその例であり,3回目の結果だけが著しい年齢差をみせてい  る。この項目は「241.イツモ・ショチュウ」と同様複数回答率が高く,かつ共通語形  と方言形の併用が多いものである。複数回答・併用回答をどのように取り扱うかによ

ってグラフの形が大きく変化する。なお,「246.ハズカシイ」はタイプ1のところで 取り上げたが,このタイプに属するものとみることも可能であろう。

1.2第2回調査以降に実施された項目

 ここで扱う項目は,第2回(1971年実施)調査時に新たに加えられ,第3回(1991年 実施)でも項目とされたものである。追加項目は2種類に大別される。

 最初の3項目(項目コード247.〜249.)は共通語化の分析に直結する項目群である(た だし,249.の「コーデ」は第1回目の調査でも調査項目として取り上げられていたもので あるが,第2回調査で質問文が大きく異なったため,ここでは新規項目扱いとした)。

 これらに続く,あとの3項目(251.〜253.)は共通語化には直接関与する事柄ではな いが,第2回調査時においては耳慣れない新語の受容度と共通語化の程度との相関関係の 分析(あるいは志向)を探る手がかりとしようとしたものである。

 それぞれの具体的な質問文は次のようになっている。

(1)質問文

①共通語化の分析に直結する項目群

 247.相手からお金をとって物を渡すのは「売る」と言いますが,お金をとらないで物を

皿  語彙・文法(語法)

248.【絵】冬,軒先などにさがるコオリの棒です。これを何とおっしゃいますか。

249.「このお菓子はコーデうめえちゃ」などのように,「コーデ」という言葉をお使いに   なりますか。(使わないと答えた人には「聞けばわかりますか」と尋ねる。)

②共通語化の分析とは直結しない「新語」項目群

 251.【絵】手に皮をはめてうちあうスポーツを何とおっしゃいますか。足でけったりは    しません。

252.東京などのタクシーで,夜中など運転手がお客を乗せるのを断ることがありますが,

   これを何とおっしゃいますか。

253.【絵】近頃の若い女の人のはく,この丈の短いのは何とおっしゃいますか。

247湘手からお金をとって物を渡すのは「売る」と言いますが,お金をとらないで物を「与える」とい   う時には,ふっうどうするとおっしゃいますか。

表皿一17 247.「アゲル・ヤル」

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1950 1971 1991

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11969−1979﹈

472

図皿一17 247.「アゲル・ヤル」

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