云
(
六
丁
二
〇 五
・
。
)
と 指 摘
さ
れ て ゐ る
。
今 本 經 を 披 讀 す る に、
從 舌
叉
齶 漸 出 已
し
ね
り う
微 妙 金 剛 樂 觸 生 微 妙 金 剛 樂 觸 中
ヤ
ぬ
も も
是
相
贋 大 舒 遍 故 隨 心 所 樂 而 舒 遍も う
復 次 漸 略 應
旋 復
從 是 巳後 諸 所 有 堅
固
所 作 遍一
切 即 説 如 是 等 心 明日
連 叉 摩 孵 日 難 颯
頗
囃 囀 日
囃 慴 詞 鑼 囃
日
睡
衣 復
繋
想 於 鼻 端 即 得 心 住 於 等 引
。
從 是 出 生 殊 勝 相
心
亦 廣 大 遍
一
切。
廣
大 即 遍 於 三 界
ヘ ヤ
へ う ぬ
乃 至 鼻 端 耐 攝 入
。
常 應 觀 想 妙 等 引
う リ
ロ
リ
三 麼 地 智 即 安
立
五 翻 成 身 觀
の
體 系 的 研 究
一
〇
一
智 山 學
報
一
〇
二
縛
日 囃 捺 哩 荼 底 瑟 姥
(
大 正 藏
二
八
・
三 六 四
・
b)
と 読 か れ て ゐ る
如 く
、
鼻端
に
金 剛 杵 を 觀 じ て
、
微 妙
・
廣 親・
斂觀 ・
堅 固の
金 剛 觀
の
觀
・
明 が、
見 出 さ れ る の で
あ
る
。
此 れ は ま
さ し く
「
十 八
會
指 蹄
」
の 第 三 微 細 金 剛 曼 荼 羅
の 理 趣
に
し て か の 微 細 金 剛 三 摩 地
(
一
八
・
二 八 五
・
)
・を 詮 く と 記
さ れ て ゐ る 文 に
當
る
と 考
へ
ら れ る
。
叉
畍 す
疑 冖
蕁 の
疏
に よ れ ば
、
此 れ
は 金 剛 頂 宗 經
に 於 け る
觀 法 的 特
質
と し て、
四 種 憩 逋 を 獲 得 す る 法 と な
つ て ゐ る
。
不 筌 三 藏 譯 の
「
三
卷 金 剛 頂 經 下
」
に 於 け る 義 利 悉
地
成
辨 印 智、
金 剛 悉 地 成 辨 印 智、
金 剛 持 明 悉 地 成 辨 印 暫
、
一
切 如※ 最 勝 悉 地 成
辨
印 舗 の 四 種 祕 逋(
一
八
一 ・
= 九
・
b
)
は
、
ま さ し く 此 れ に相 當 す
る の で あ る
。
此 の 四 微 細 金
剛 觀 が
、
〔
一 一
七 五〕
交 殊 供 養 儀
軌
に
至 れ ば
、
五 相 成
身 觀
の
前
に 於 い て 獨 立
觀
法 と し て 詮 か れ て ゐ る。
即
ち 、
行 者 次 入 四 微 細 金 剛 觀
。
應
レ
觀=
出 入息
臼 如
二
乳 色哺
當
二
自 鼻 端 光 明 皎 潔司
知二
其 遶 近一
變・
成 五 智 金 剛 杵。
從 鼻 而 入
令 げ
遍冒 「
自 身邑
。
誦
‘
此 眞 言「
日
庵 素 乞 央 麼 囀
日
囃
即 觀
” 臆
此 金 剛 杵
→
漸 引 漸 廣 周
耳
遍 法 界
司
誦
昌
此 眞 言
幽
日 庵 颯 頗 囃 囀 日 鑼 復 誦
二
次 復 其言
具 漸 收 漸 斂 量 等
晶
已 身
ゐ
眞 言 日
。
庵 信 賀 難 囀
日
囃 又 以
一 凹
翼 言幽
加 持
。
令
禺
堅 住 不7
散
。
眞 言
日
。
庵 担
哩
喞
余
底 瑟 姥 囀
日 曝
耀
(
二
〇
・
七
皿
八blG
)
此 れ
に
依
つ て 見 れ ば
、
四 微 細 金 剛 觀 は
、
一
つ
の
觀
法 と し て
實
修 的
體
系を
確立
す
る に
至
つ て ゐ る こ と が 知
ら れ
る
。
更
に
興 味 あ る こ
と は 此 の 四 微 細 金 剛 觀 が
、
善 無 畏 三 藏の
〔
九
一
七〕
皹 要
に 於 い て
詮 か れ て ゐ る 點
で
あ
る
。
四 微 細 金 剛 觀 の 明 を 論 き 絡
つ
て 曰 く
、
ヘ
ヵ
も
ぬ も
へ
う
う
ヘ
ヤ
も
も
如 是 四 陀 羅 尼 者(
微
・
廣
・ 斂 ・
堅
)
是 婆 識 梵 白 證 法
中 甚
深 方 便。
開
昌
諸 學 人瞥
令昌
速 證 入岡
若 欲ユ
速 求
芯
此
も
ヘ
ヤ
も
ミ
ら ヤ ヤ も
ぬ
ヘ ヵ ヘ
ヤ
三
摩
地
一
者。
於
呂
四 威 儀
→
常 誦二
此 陀 羅 尼
司
剋 念 用レ
功 勿
“
暫 盧 廢司
無レ
不
昌
速 驗
”
云 々
(
大 正
藏
・ 一
八
・
九 四 六
二
)
と 述
べ
ら れ て
、
禪 要の
結 論 と な し 眞
言 行
人
の 三 摩 地 を 求 む
る も の
、
實
修觀
法 と なつ
て ゐ る
。
此 の 四
微 細 金 剛
觀
が 更 に
善 無 畏 三
藏
に よ つ て
梵 本 か ら 圖 縮 さ れ 北 と 云 は
れ
る か の
「
五 部 心 觀
」
(
大 正
藏
・
固 像
・
二
・
四 七 頁
・
九
〇 岡
−
九 三
圏
)
の
金 剛
界
微 細 曼 荼 羅の
中
に
、
圖 給 さ れ て ゐ る こ と も 亦看
過 し 得な い
間 接
的 丈
献
で
あ る
。
か く の 如 く
觀
じ 來 れ ば
、
「
略 出 經
」
に
於 け る 廣
・
斂・
堅 の 三 觀 は
、
明 か
に 初
會
金 剛 頂 經の
第 三 微 細 金 剛 曼 茶 羅 儀 軌 分 中
に
於 け る 四 微 細 金 剛 觀 を 要 略 し て
後 の 三 觀 を 取
り 入
れ た こ
と は
、
何 等 の疑
ふ
餘 地 が 存
五 相 成 身 親 の 艦 系 的 研
究
一
〇 三
智
山
學 報
一
〇 四
し な
い
。
叉
蓮 花
部
心 軌
の
。。
罪 賀
paく
蕁 は
、
四 微 細 金 剛
觀
中の
初
の
一
觀で
あ
る こ
と
は 云 ふ
ま で も な
い
所 で あ ら う
。
果 し て
然 ら ば
、
第 三 相 觀に 於 け る 上 邇 の 三 經
軌
の 關 係 は
、
金 剛 頂 經 を 本 經 と し て、
略 出 經・
及 び 逋 花
部
心
軌
をそ の
根 本 儀
軌
と 見 る こと は
、
極め て 妥 當
に し て
、
此 の 三
經 軌
を 基 點 と し て
、
多く の 五 相 的 成 身 所 読
の
念 誦 儀
軌
が 涙 生 し 分 化 し 江 と 考へ
得
る の で
あ
る
。
此 の こ と は
更
に
後 章 に 至 り て