• 検索結果がありません。

一 体 性

ドキュメント内 第2意見書 過去の発言等/沖縄県 (ページ 33-36)

(1) 審 査 請 求 人 ・ 執 行 停 止 申 立 人 の 説 明

34

埋 立 必 要 理 由 書 は 、 米 海 兵 隊 は 一 体 的 に 運 用 す る 組 織 構 造 を 有 し 、 各 構 成 要 素 が 一 体 と な り 訓 練 を 行 う こ と で 優 れ た 機 動 力 ・ 即 応 性 を 保 ち 、 任 務 に 迅 速 に 対 応 す る 特 性 を 有 し て お り 、 そ れ を 低 下 さ せ な い よ う に す る こ と が 必 要 で あ る と す る 。

(2) 一 体 性 と 海 兵 隊 等 の 配 備 状 況 ア 現 在 の 海 兵 隊 の 配 備 状 況

し か し 、 実 は 、 沖 縄 県 を 中 心 に 配 備 さ れ て い る 海 兵 隊 部 隊 の う ち 、も っ と も 規 模 の 大 き な MAGTFで あ る 第 3 海 兵 機 動 展 開 部 隊

( ⅢMEF、「 サ ー ド メ フ 」と 呼 ば れ る 。)は そ も そ も 各 地 に 分 散 し て 配 備 さ れ て い る の で あ る 。

例 え ば 、 ⅢMEF に 属 す る 第 3 海 兵 師 団 の 半 数 弱 は 沖 縄 県 で は な く ハ ワ イ に 配 備 さ れ て お り ( 河 津 幸 英 『 ア メ リ カ 海 兵 隊 の す べ て 』402 ペ ー ジ ) 、 航 空 部 隊 の う ち ハ リ ア ー な ど の 戦 闘 攻 撃 機 は 山 口 県 岩 国 基 地 に 所 属 し て い る 。 ま た 、 前 述 の と お り 海 兵 隊 の 足 と な る 米 海 軍 の 揚 陸 隊 は 長 崎 県 の 佐 世 保 基 地 に 配 備 さ れ て い る 。 イ 今 後 更 な る 分 散 配 備 が 予 定 さ れ て い る こ と

こ れ に 加 え て 、 在 沖 米 海 兵 隊 を グ ア ム に 移 転 さ せ る 旨 、 日 米 両 政 府 が 合 意 し た こ と は 周 知 の と お り で あ り 、 仮 に こ れ が 実 現 さ れ れ ば 、 海 兵 隊 の 分 散 配 備 は い っ そ う 進 め ら れ る こ と に な る ( 平 成 21年 2 月 17日 付 け「 在 沖 縄 海 兵 隊 の グ ア ム 移 転 に 係 る 協 定 」)。

ま た 、 パ ン フ レ ッ ト に 対 す る 県 の 質 問 へ の 森 本 回 答 に お い て 、 現 在 の 在 沖 米 海 兵 隊 の 配 備 状 況 と 再 編 後 の 配 備 状 況( 9 ~10 ペ ー ジ )を 照 合 し て み る と 、注 目 す べ き こ と に 、① 定 員 数 が 約19、000 人 か ら 約 10、000 人 へ と 約 半 数 へ 減 少 し 、② 現 在 普 天 間 飛 行 場 に 配 備 さ れ て い る ヘ リ 部 隊 が 輸 送 す べ き 地 上 部 隊 は 、 全 て グ ア ム に 移 転 す る こ と に な る の で あ る 。

35

ウ 分 散 配 備 に 対 す る 日 米 両 政 府 の 見 解

日 米 両 政 府 は 、 協 定 の 背 景 説 明 に て 「 日 米 両 政 府 は 、 抑 止 力 を 維 持 し つ つ 地 元 負 担 を 軽 減 す る た め … の 具 体 的 施 策 の 一 つ と し て 、2014 年 ( 平 成 26年 ) ま で に 在 沖 縄 海 兵 隊 ( 第 3 海 兵 機 動 展 開 部 隊 ) の 要 員 及 び そ の 家 族 を 沖 縄 か ら グ ア ム に 移 転 す る こ と に 合 意 し た 。 」 と し て 、 以 上 の よ う に 分 散 配 備 が な さ れ た 状 況 と な っ て も 海 兵 隊 の 抑 止 力 が 維 持 で き る と 述 べ て い る 。

ま た 、 日 米 両 政 府 高 官 も 、 在 沖 海 兵 隊 を 分 散 配 備 し た と し て も 抑 止 力 に 影 響 が な い こ と を 述 べ て い る 。 ジ ョ セ フ ・ ダ ン フ ォ ー ド 統 合 参 謀 本 部 議 長 ( 当 時 海 兵 隊 司 令 官 ) も 、 ワ シ ン ト ン D.C.の イ ベ ン ト で グ ア ム 移 転 計 画 に 言 及 し て 、 「 有 事 の 際 に は 輸 送 の 課 題 や 訓 練 の 面 で 問 題 が 出 て く る 」 と し な が ら 、 ( 海 兵 隊 の ) 「 分 散 配 備 は 、 パ ー ト ナ ー 国 な ど と の 地 域 安 全 保 障 協 力 を よ り 向 上 さ せ る 。」と 発 言 し て い る( 平 成 26 年 6 月26日 マ リ ン コ ー タ イ ム ズ ) 。

加 え て 、 中 谷 防 衛 大 臣 は 平 成 26 年 3 月 の 学 生 団 体 イ ン タ ビ ュ ー の 中 で 、 「 地 政 学 的 理 由 だ け で な く て 、 本 土 の 皆 さ ん の 意 向 が あ っ て 動 か し に く い と い う こ と で す か 。 」 と の 質 問 に 対 し 、 「 そ う な ん で す ね 。 … 基 本 的 に 米 軍 が 一 番 沖 縄 が 便 利 だ と い う 理 由 は あ る ん で す け ど 、 分 散 し よ う と 思 え ば 九 州 で も 分 散 で き る 」 と 答 え て い る( 平 成 26年 3 月 30日「 ぼ く ら が 見 に い く ! 在 日 米 軍 基 地 沖 縄 に 行 っ て き た ! 」 ) 。

こ の よ う に 、 そ も そ も 在 沖 米 海 兵 隊 の 配 備 は 分 散 さ れ て お り 、 ま た 、 グ ア ム 移 転 を 進 め た 場 合 に は 更 に 分 散 さ れ る が 、 グ ア ム 移 転 に よ る 分 散 配 備 に よ っ て も 、 米 海 兵 隊 ひ い て は 在 日 米 軍 の プ レ ゼ ン ス を 中 心 と す る 抑 止 力 は 十 分 に 維 持 さ れ る と 日 本 政 府 が 判

36

断 し て い る こ と は 明 ら か で あ ろ う 。

(3) 以 上 の こ と か ら 、 一 体 が 保 持 さ れ な く と も 抑 止 力 は 維 持 で き る の で あ る か ら 、 一 体 性 維 持 の た め に 代 替 施 設 を 沖 縄 県 内 に 移 設 す る 必 要 が あ る と す る 根 拠 と は な ら な い 。 「 近 く に い れ ば 便 利 だ し 、 安 上 が り だ 」 と い う こ と は 理 由 と は な ら な い 。

ドキュメント内 第2意見書 過去の発言等/沖縄県 (ページ 33-36)

関連したドキュメント