第2章 最適なバックアップ方法を見つける
Step 4 レプリケーションの設定をする
メイン機(TeraStation 1)とバックアップ機(TeraStation 2)のLAN2端子同士を接続したら、メイン機(TeraStation 1)にレプリケーションの設定を行います。
1 メイン機(TeraStation 1)の設定画面を表示します。
2 左側のメニューより、[バックアップ]をクリックします。
3 レプリケーションの横の をクリックします。
4 [編集]をクリックします。
5 [追加]をクリックします。
6 レプリケーション元の[参照]をクリックします。
7 レプリケーション元とする共有フォルダー(例:f01_sato)を選択し、[OK]をクリックします。
8 レプリケーション先の[参照]をクリックします。
9 レプリケーション先とする共有フォルダー(例:TS5200D4E1@f01_sato(LAN2))を選択し、[OK]をクリック します。
メモ:
• ここでは「(LAN2)」と表示されている共有フォルダーを選択してください。
• 「(LAN2)」と表示されていない場合は、[更新]をクリックしてください。
10 レプリケーション設定画面に戻ったら、[追加]をクリックします。
11 手順6~10を繰り返し、他の共有フォルダー(例:f02_suzuki、f03_takahashi)もレプリケーション設定しま す。
12 すべて設定できたら、[OK]をクリックします。
メモ:
• レプリケーション設定は64個まで登録できます。
• バックアップ公開パスワードが設定された共有フォルダーは、レプリケーション先に選択することができ ません。
• レプリケーション先のフォルダーにはレプリケーション元のデータが差分上書きコピーされます。レプリ ケーション元にないデータは消去されますのでご注意ください。
13 [はい]をクリックします。
以上でレプリケーション設定は完了です。
メイン機とバックアップ機の入れ替えについて
メイン機(TeraStation 1)が故障するなどして、バックアップ機(TeraStation 2)と入れ替えたい場合は、以下の手順 で設定してください。
1 バックアップ機(TeraStation 2)の設定画面を表示します。
2 左側のメニューより、[ネットワーク]をクリックします。
3 IPアドレスの横の をクリックします。
4 「LANポート 1」をクリックします。
5 以下の設定を行って、[OK]をクリックします。
DHCP:
無効にする IPアドレス:
192.168.10.250(メイン機に設定されていたIPアドレス)
サブネットマスク:
255.255.255.0(メイン機に設定されていたサブネットマスク)
イーサネットフレームサイズ:
1500バイト Wake on LAN:
無効にする
デフォルトゲートウェイ:
192.168.10.1(メイン機に設定されていたデフォルトゲートウェイ)
優先DNSサーバーアドレス:
192.168.10.1(メイン機に設定されていた優先DNSサーバーアドレス)
代替DNSサーバーアドレス:
空欄
6 画面に表示されたリンクをクリックします。
メモ: ログイン画面が表示されたら、管理パスワードでログインしてください。
7 左側のメニューより、[ファイル共有]をクリックします。
8 共有フォルダーの横の をクリックします。
9 共有フォルダー(例:f01_satoなど)をクリックします。
10 [編集]をクリックします。
11 公開プロトコルで、「SMB」と「AFP」にチェックマークを付けて、[OK]をクリックします。
12 [閉じる]をクリックします。
13 手順9~12を繰り返し、他の共有フォルダーの設定も変更します。
14 メイン機(TeraStation 1)のLAN1端子からLANケーブルを取り外し、バックアップ機(TeraStation 2)のLAN1 端子へ接続します。
補足事項
• レプリケーション元とレプリケーション先をLAN2端子で接続し、各TeraStationのIPアドレスが自動で割り当 てられる設定の場合、ケーブルの断線等でネットワークが一時的に利用できない状況から復帰した際に通信 ができなくなり、レプリケーションが失敗することがあります。このようなときはレプリケーション元とレプ リケーション先のTeraStationを再起動してください。
• レプリケーション元フォルダーには第二階層のフォルダーまで登録できます。ただし、共有フォルダー名を含 め、80 bytes以上のフォルダーは選択できません。
• レプリケーション機能では、Windowsファイル共有(SMB、CIFS)/Appleファイル共有(AFP)/NFS/SFTP/FTP/
FTPSのプロトコルによって書き込まれたファイル/フォルダーのみレプリケーション先に転送します。
• レプリケーション機能によるファイル転送は非同期で行われます。ネットワークの環境や本製品の稼動状態 によっては、ファイル転送に時間がかかることがあります。
• レプリケーション機能では、一時的にネットワークの通信ができない等の理由によりファイル転送が失敗す ると、再転送を試みます。それでもファイル転送ができないときは、エラーとなり本体前面のINFOランプが橙 色に点灯し、警告音が鳴ります。このようなときは、[バックアップ]→[レプリケーション]の横にある をクリックして表示された画面で、[再同期する]をクリックしてください。[再同期する]を実行すると、レプ リケーション先のフォルダーにレプリケーション元のデータをすべて上書きコピーします。
[再同期する]をクリックすると残りジョブ数(レプリケーション元で発生したファイル操作でレプリケー ション先に反映していないファイル操作の数)は、0になります。
エラーが発生した場合でもエラーが改善される可能性があるため、ジョブは実行され続けます(残りジョブ数 は減り続けます)。このため、エラー発生後、残りジョブ数が0と表示されていても再同期を実行してくださ い。
• レプリケーション元に設定したフォルダーに一度にアクセスするような場合、システムの処理速度が遅く なってしまいますのでご注意ください。
• 1つのレプリケーション元に対して、複数のレプリケーション先を設定しないでください。レプリケーション の転送プロセスが同時に複数立ち上がることになり、システムの処理速度が遅くなってしまいます。
• 大量のファイルを長時間にわたって連続でレプリケーション元のフォルダーに書き込むことはできません。
• レプリケーションの転送元に設定したフォルダーをMac OSでサポートされている Time Machine機能のバッ クアップ先として使用できません。
• レプリケーションのカスケード設定(レプリケーション先に転送されたファイルをさらにレプリケーション
• Macで自動作成されたファイル(.DS_Storeなど)がある場合は、ファイル名にFAT16/32形式では使用できない 文字が含まれているためレプリケーションできません(エラーが発生し、レプリケーションが途中で停止する ことがあります)
• NFSをカーネルモードに設定している場合、NFSプロトコルによって書き込まれたファイル/フォルダーはレプ リケーション先に転送されません。動作モードをカーネルモードからユーザーモードに変更するには、[ファ イル共有]→[NFS]の横にある をクリック→[編集]で行います。
• レプリケーション先およびレプリケーション元のファームウェアが最新バージョンでない場合、20 bytes以上 のフォルダー名の共有フォルダーを選択できないことがあります。このようなときは、最新のファームウェア を当社ホームページ(buffalo.jp)のダウンロードサービスからダウンロードし、アップデートしてください。現 象が改善することがあります。
• レプリケーションのバックアップ元、バックアップ先として選択できるフォルダーは、次の通りです。
バックアップ元として選択できるフォルダー
バックアップ設定を行うTeraStation内の共有フォルダー(infoフォルダーを除く/外付けハードディスクを含 む)
バックアップ先として選択できるフォルダー
- バックアップ設定を行うTeraStation内の共有フォルダー(infoフォルダーを除く/外付けハードディスクを含 む)※1、2
- 同一セグメントにあるバックアップ設定を行うTeraStation以外のTeraStation/LinkStation内の共有フォル ダー(外付けハードディスクを除く)※1、2、3
- [バックアップ]→[バックアップ]の横にある をクリック→[LinkStation/TeraStation一覧表示]でIP アドレスを手動入力して検出したTeraStation/LinkStationの共有フォルダー※1、2、3
※1 共有フォルダー設定画面の[公開先]で[バックアップ]を選択している必要があります。
※2 共有フォルダーの中にあるサブフォルダーは取得しません。
※3 共有フォルダー設定画面の[バックアップ公開パスワード]でパスワードを設定している共有フォル ダーはバックアップ先として使用できません。
例5:フェイルオーバーの設定をする
ここでは、フェイルオーバーの設定を説明します。
構成例
通常運用時
障害発生時
条件
• メイン機(TeraStation 1)とバックアップ機(TeraStation 2)のIPアドレスは、それぞれ以下のように設定する。
メイン機 (TeraStation 1) バックアップ機 (TeraStation 2) IPアドレス (LAN 1) 192.168.10.250 192.168.10.251
サブネットマスク (LAN 1) 255.255.255.0 255.255.255.0 IPアドレス (LAN 2) 192.168.200.1 192,168.200.2 サブネットマスク (LAN 2) 255.255.255.0 255.255.255.0 デフォルトゲートウェイ 192.168.10.1 192.168.10.1 優先DNSサーバーアドレス 192.168.10.1 192.168.10.1
代替DNSサーバーアドレス 空欄 空欄
• メイン機とバックアップ機には3つの共有フォルダー(例:f01_sato、f02_suzuki、f03_takahashi)が設定されて いる。
• TeraStationには、日付・時刻が正しく設定されている。
使用機器
• メイン機 TeraStation 1(TS5400Dシリーズ)
• バックアップ機 TeraStation 2(TS5400Dシリーズ)
• 設定用パソコン 1台
設定を行う前のご注意
バックアップ機へ設定をコピーできない機能について
次の機能の設定はメイン機からバックアップ機にコピーされませんので、フェイルオーバーの設定を行う前に、
現在の設定をメモしてください。
• Webサーバー機能(php機能を含む)
• MySQL機能
• ダイレクトコピー機能
• Webアクセス機能
• プリントサーバー機能
• UPS連動機能
• ウイルスチェック機能(※)
※ ウイルスチェック機能搭載のTeraStationをお使いの場合に限ります。また、ウイルスチェック画面(Trend Micro NAS Security 画面)で設定した内容は、フェイルオーバー機能でバックアップ機に引き継ぐことはできませ