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リモート コンソールを開く

ドキュメント内 vSphere 仮想マシン管理 - VMware (ページ 170-200)

vSphere Web Client では、仮想マシンの HTML 5 リモートコンソールを起動して、仮想マシンのデスクトップにアク

セスできます。HTML 5 リモートコンソールからは、オペレーティングシステムのインストール、オペレーティングシ ステム設定、アプリケーションの実行、パフォーマンスの監視などのタスクを仮想マシン内で実行できます。

開始する前に

n Microsoft Internet Explorer を使用する場合は、クライアント統合プラグインがインストールされていることを確

認します。

詳細については、「クライアント統合プラグインのインストール (P. 169)」を参照してください。

n 仮想マシンにゲスト OS VMware Tools がインストールされていることを確認します。

n 仮想マシンがパワーオン状態であることを確認します。

手順

1 vSphere Web Client で、インベントリ内の仮想マシンに移動します。

2 仮想マシンを右クリックし、[コンソールを開く] を選択します。

Web ブラウザの新しいタブで、HTML 5 リモートコンソールが開きます。

3 コンソールウィンドウ内の任意の場所をクリックすると、マウス、キーボード、およびその他の入力デバイスがコ ンソール内で使用できるようになります。

4 (オプション) [Ctrl-Alt-Delete の送信] をクリックすると、Ctrl+Alt+Delete キーストロークの組み合わせがゲスト OS に送信されます。

5 (オプション) Ctrl + Alt を押すと、カーソルがコンソールウィンドウから解放され、コンソールウィンドウの外で作 業できます。

このキーストロークの組み合わせは、Web ブラウザ用にクライアント統合プラグインがインストールされている場 合にのみ使用できます。

6 (オプション) [全画面モード] をクリックすると、コンソールが全画面モードで表示されます。

このボタンは、Web ブラウザ用にクライアント統合プラグインがインストールされている場合にのみ使用できます。

7 (オプション) Ctrl + Alt + Enter を押すと、フルスクリーンモードを切り替えることができます。

このキーストロークの組み合わせは、Web ブラウザ用にクライアント統合プラグインがインストールされている場 合にのみ使用できます。

VMware Remote Console アプリケーションのインストール

VMware Remote Console (VMRC) は、クライアントデバイスに接続し、リモートホストで仮想マシンコンソールを

起動できる、Windows 用のスタンドアロンコンソールアプリケーションです。

手順

1 vSphere Web Client で、インベントリ内の仮想マシンコンソールに移動します。

2 [サマリ] タブで [VMRC のダウンロード] リンクをクリックします。

VMware Remote Console アプリケーションの使用

スタンドアロンの VMRC を使用してクライアントデバイスに接続できます。

VMRC を使用すると、リモート仮想マシンに接続されたマウスおよびキーボードにアクセスできます。管理タスクを実行

する場合は、管理者として VMRC にログインしてください。

開始する前に

ローカルシステムに VMRC がインストールされていることを確認してください。Windows 用の VMRC インストーラは VMware Web サイト (www.vmware.com/go/download-vmrc) からダウンロードできます。

手順

1 vSphere Web Client で、インベントリ内の仮想マシンコンソールに移動します。

2 [サマリ] タブで [VMRC で開く] リンクをクリックします。

3 リストから [VMware Remote Console] アプリケーションを選択します。

4 [[OK]] をクリックします。

選択した仮想マシンのスタンドアロンアプリケーションとして VMRC が開きます。複数のコンソールを起動して、

一度に複数のリモート仮想マシンにアクセスすることもできます。

仮想マシンの追加と削除

仮想マシンは、管理対象ホストを通じて vCenter Server インベントリに追加できます。仮想マシンは、vCenter

Server、管理対象ホストのストレージ、またはその両方から削除できます。

vCenter Server への既存の仮想マシンの追加

vCenter Server にホストを追加する場合、vCenter Server が管理対象ホスト上のすべての仮想マシンを検出し、それら

を vCenter Server インベントリに追加します。

管理対象ホストが切断されると、すでに検出された仮想マシンはインベントリのリストに表示されたままになります。

管理対象ホストが切断されてから再接続されると、その管理対象ホスト上の仮想マシンに加えた変更はすべて認識され、

vSphere Web Client は仮想マシンリストを更新します。たとえば、ノード 3 を削除し、ノード 4 を追加した場合、仮 想マシンの新しいリストにはノード 4 が追加され、ノード 3 は親なしのノードとして表示されます。

vSphere Web Client での、 vCenter Server からの仮想マシンの削除

インベントリから仮想マシンを削除する場合、ホストおよび vCenter Server から登録解除されますが、データストアか らは削除されません。仮想マシンファイルは同じストレージに残り、データストアブラウザを使用して仮想マシンを後 で再度登録できます。仮想マシンの登録を解除してその仮想マシンの構成ファイルを編集するような場合に、この機能は 便利です。この機能は、ライセンスまたはハードウェアで使用できる仮想マシンの最大数に達した場合に、仮想マシンを 削除してそのファイルを保持しておくことができるため便利です。

開始する前に

仮想マシンがオフであることを確認します。

手順

1 仮想マシンを右クリックし、[すべての vCenter アクション] - [インベントリから削除] を選択します。

2 [はい] をクリックして、インベントリからの仮想マシンの削除を確認します。

vCenter Server は、仮想マシンへの参照を削除し、仮想マシンの状態を追跡しなくなります。

vSphere Web Client での、データストアからの仮想マシンの削除

仮想マシンが必要なくなり、データストアの領域を解放する場合は、vCenter Server から仮想マシンを削除し、構成ファ イルや仮想ディスクファイルを含む、すべての仮想マシンファイルをデータストアから削除できます。

開始する前に

n 仮想マシンをパワーオフします。

n 別の仮想マシンがディスクを共有していないことを確認します。2 つの仮想マシンが同じディスクを共有している場 合は、ディスクファイルは削除されません。

手順

1 仮想マシンを右クリックし、[すべての vCenter アクション] - [ディスクから削除] を選択します。

2 [OK] をクリックします。

vCenter Server が、データストアから仮想マシンを削除します。ほかの仮想マシンと共有のディスクは削除されません。

vSphere Web Client での、仮想マシンの登録

vCenter Server から仮想マシンを削除した場合でも、管理対象ホストのデータストアから削除していない場合は、vCenter

Server でその仮想マシンを登録して vCenter Server インベントリに復元できます。

手順

1 vSphere Web Client インベントリで仮想マシンの構成ファイルが格納されているデータストアを右クリックし、

[すべての vCenter アクション] - [仮想マシンの登録] を選択します。

2 仮想マシンの構成ファイル(.vmx参照して選択し、[OK] をクリックします。

3 既存の仮想マシン名を使用するか、新しい名前を入力し、仮想マシンのデータセンターまたはフォルダの場所を選択 します。

4 [次へ] をクリックします。

5 新規仮想マシンが実行されるホストまたはクラスタを選択します。

オプション 操作

スタンドアロンホストで仮想マシンを実行 します。

ホストを選択して、[次へ] をクリックします。

DRS 自動配置機能を持つクラスタで仮想マ シンを実行します。

クラスタを選択して、[次へ] をクリックします。

DRS 自動配置機能を持たないクラスタで仮 想マシンを実行します。

a クラスタを選択して、[次へ] をクリックします。

b クラスタ内のホストを選択して、[次へ] をクリックします。

6 仮想マシンを実行するリソースプールを選択し、[次へ] をクリックします。

7 選択内容を確認し、[終了] をクリックします。

仮想マシンが vCenter Server インベントリに追加されます。

vSphere Web Client でのテンプレート名の変更

テンプレートを別のホストまたはデータセンターフォルダに移動する場合、フォルダ内で一意の名前となるように、テン プレートの名前を変更することができます。

手順

2 新しい名前を入力し、[OK] をクリックします。

vSphere Web Client でのテンプレートの削除

テンプレートは、インベントリまたはディスクからテンプレートを削除することによって削除できます。インベントリか らテンプレートを削除してもディスク上には残るため、vCenter Server に再登録してインベントリにリストアできます。

vSphere Web Client での、インベントリからのテンプレートの削除

テンプレートが古くなり、環境内で使用しなくなった場合は、そのテンプレートをインベントリから削除できます。テン プレートを削除すると vCenter Server インベントリからは登録解除されますが、データストアからは削除されません。

テンプレートは同じストレージに残りますので、データストアブラウザを使用してそのテンプレートを後で再度登録でき ます。新規にテンプレートを作成するのではなく、後でテンプレートを更新することができます。

手順

1 テンプレートを右クリックし、[すべての vCenter アクション] - [インベントリからの除去] を選択します。

2 [はい] をクリックし、vCenter Server データベースからテンプレートを削除することを確認します。

テンプレートは、vCenter Server インベントリから登録解除されます。

vSphere Web Client での、ディスクからのテンプレートの削除

テンプレートが必要なくなった場合、またはディスク領域を解放する必要がある場合、それをディスクから削除できます。

テンプレートは削除されると、システムから永続的に削除されます。

ディスクから削除したテンプレートは復元できません。

手順

1 テンプレートを右クリックし、[すべての vCenter アクション] - [ディスクからの削除] を選択します。

2 [はい] をクリックし、データストアからテンプレートを削除することを確認します。

vSphere Web Client でのテンプレートの再登録

テンプレートは、インベントリから削除されるか、または関連付けられているホストが vCenter Server から削除されて 再追加された場合に、vCenter Server から登録解除された状態になる可能性があります。

手順

1 テンプレートが格納されているデータストアを参照または検索します。

2 [管理] タブをクリックして、[ファイル] をクリックします。

3 テンプレートを探し、クリックしてテンプレートファイルを表示します。

ハードディスクと構成およびその他のファイルが名前の列に表示されます。

4 テンプレートをクリックしてテンプレートファイルを表示します。

5 .vmtx ファイルを探して右クリックし、[仮想マシンの登録] を選択します。

[仮想マシンの登録]ウィザードが表示されます。

6 テンプレート名を元のままにするか、新しい名前を [名前] テキストボックスに入力します。

7 テンプレートの場所を選択し、[次へ] をクリックします。

8 テンプレートを格納するホストまたはクラスタを選択し、[次へ] を選択します。

9 選択内容を確認し、[終了] をクリックします。

ドキュメント内 vSphere 仮想マシン管理 - VMware (ページ 170-200)

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