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¦ イタリア料理店

¦ スペイン料理店

● インターナショナル料理

アルゼンチンは世界各国の移民とその子孫によって構成され る多民族国家だけあって、わざわざ本場に足を運ばなくても、

彼らが持ち込んだ食文化を堪能することができる。人口の大 半を占めるイタリアやスペインなどのヨーロッパはもちろん、

中国や韓国といったアジア、珍しいところではペルーや中近東 の料理を提供するレストランも存在する。また、アメリカやメ キシコといった北中米、タイやインドなどのエスニック料理も 人気が高い。

姿を消す食べ放題、 急増する量り売り

近年、セントロ地区 (ダウンタウン)を中心 に急増しているのが量り売りのレストラン。

専用のトレーに好きなものを食べたい量とっ て、 重さに応じて支払うもの。 セルフサー ビス&テイクアウト形式の店が多いが、 店 内に飲食スペースを設けている店舗もある。

量やメニューを自分で調整できることに加え て、時間やお金を節約できることから、オフィ ス街で働くサラリーマンや OL を中心に人気

だ。 セントロ地区の場合、 料金は1キロあ たり 130 ペソ(2016 年7月時点)が相場 だ。 一方、 逆に減少傾向にあるのがバイキ ング (セルフサービスでの食べ放題)。 な かには、 数年前に量り売りに転身したレスト ランも。 近年の家賃、 材料費、 人件費の 高騰により、 採算が取れなくなったことが主 な原因のようだ。

● 最近のトレンド

★主にオフィス街で増加しているのが、サラダを中心 とした健康志向のメニューをテイクアウトできるファー ストフード店。OL のみならず、サラリーマンの利用者 も多く、野菜をより多く摂取する意識が芽生えてきたこ とがうかがえる。

★一時の熱狂的な寿司ブーム は過ぎたものの、日本料理 をはじめとするアジア各国 の料理は依然として人気 が高い。 なかでもタイ、

ベトナム、フィリピン、マレー シアなど、東南アジアのエス

ニック料理を提供するレストランが増加している。

★以前はハンバーガーといえば、アメリカ資本のファー ストフードチェーン店のイメージが強かった。しかし、

グルメバーガーなど、値段より味やオリジナリティーで 勝負する店舗が増加している。

★近年、クラフトビールが 20 代から 40 代を中心に ブームとなっている。クラフトビールは 90 年代末から 急増し、その種類の豊富さから、これまで国内や欧米 の大手メーカーが独占してきた市場に風穴を開けつつ ある。

¦ 北米(アメリカ)料理店 ¦ 中華料理店

¦ ペルー料理店

¦ 中近東料理店

¦ メキシコ料理店

¦ タイ料理店

¦ インド料理店

¦ 韓国料理店

(レバノン)料理店

● 日本食レストラン紹介

90 年代の寿司ブーム以降、ブエノスアイレス市内には、数 多くの日本食レストランが存在する。アルゼンチン資本の日 本食レストランは、現地の富裕層や上位中間層をターゲットに しており、メニューは寿司のみを扱う店舗、もしくは他のアジ ア料理のメニューと一緒に日本食メニューを扱う店舗が大半。

食材も料理の味付けや盛り付け方もアルゼンチン人向けに現 地化している。これらを好むポルテーニョが多い一方で、日 本人や日系人が経営するレストランで本格的な日本食に舌鼓 を打つポルテーニョも増えている。

¦ 日本人経営の日本食レストラン

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ビストロ東京

ベルグラーノ地区にある。 月曜日から土曜日 の夜に営業している。 客層は日本人や現地の 富裕層やビジネスマンが中心。 平均予算 (ド リンク別)は 300 ~ 350 ペソ。

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