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ドキュメント内 Informatica HotFix 4 Release Guide (Japanese) (ページ 108-115)

大文字と小文字が区別される識別名属性。

Informaticaは、LDAPセキュリティドメインに対して、大文字と小文字が区別される 識別名属性をサポートするように設定できます。 9.0から9.0.1にアップグレードして も、9.0で作成した識別名属性では大文字と小文字が区別されません。 9.0の識別名属 性の大文字と小文字が区別されるように設定できます。

ユーザー設定。

ユーザー設定では、ドメインおよびサービスの警告にサブスクライブしたり、カスタ ムプロパティを表示したりするように設定できます。 8.xから9.0.1にアップグレード すると、ユーザー設定の[アップグレードオプションの表示]、[概要ダッシュボー ドとプロパティにツールチップを表示します]、および[全般グリッドのリフレッシ ュ時間]を使用できなくなります。 そのため、管理者ツールで以下のアクションが実 行されます。

¨ [アップグレード]タブの表示(PowerCenterをアップグレードする特権を持って いる場合)

¨ 管理者ツールの[概要]タブおよび[プロパティ]タブでのツールチップの表示

¨ [概要]タブのグリッドのリフレッシュ(30秒間隔)

ライセンス管理レポート

ライセンス管理レポートを電子メールで送信できます。

接続

ここでは、接続の変更内容について説明します。

IBM DB2接続

バージョン9.0.1では、Analyst Serviceのステージングデータベース接続の詳細プロパテ ィで、IBM DB2用のテーブルスペース名パラメータを設定できます。 このパラメータは、

アップグレード時にステージングデータベースのプロパティから削除され、 Analyst Serviceから設定できなくなります。

バージョン9.0.1にアップグレードした後、管理者は、アップグレードされたすべてのIBM DB2接続に対してテーブルスペース名を追加する必要があります。

接続の権限

バージョン9.0.1では、接続に対する読み取り、書き込み、実行の各権限を割り当てること ができます。

以前は、各接続に対するすべての権限がすべてのユーザーに付与されていました。 すべて のユーザーは、読み取り、書き込み、実行の各権限と共にアップグレードされます。 接続 に対するアクセスを制限するには、ドメイン管理者が権限をリセットする必要がありま す。

コマンドラインプログラム

ここでは、コマンドラインプログラムの変更内容について説明します。

infacmdの変更されたコマンド

以下の表に、変更されたinfacmd disコマンドの一覧を示します。

コマンド 説明 コメント

UpdateServiceOption s

Data Integration Serviceのオプション を設定します。

以下のオプションを入力で きるようになりました。

- AllowCaching。 パススル ーセキュリティが有効な 場合、データオブジェク トのキャッシュを許可し ます。

- ConnectionNames。 パス スルーセキュリティを許 可する各接続の接続オブ ジェクト名を入力しま す。

以下の表に、変更されたinfacmd msコマンドの一覧を示します。

コマンド 説明 コメント

RunMapping デプロイされたアプリ ケーションからマッピ ングを実行します。

マッピングの実行時にパラ メータファイルを使用でき るようになりました。 以下 のオプションが追加されま す。

- ParameterFile -pf パラメータファイルの名 前を入力します。

以下の表に、変更されたinfacmd sqlコマンドの一覧を示します。

コマンド 説明 コメント

AddGroupPermission 権限をグループに追 加します。

名前が

AssignGroupPermissionに変 更されました。

AddUserPermission ユーザーに対する権 限を追加します。

名前がAddUserPermissionに 変更されました。

ListSchemaPermission s

仮想スキーマに対す る権限を一覧表示し ます。

廃止されました。

SetSchemaPermissions 仮想スキーマに対す るグループ権限また はユーザー権限を設 定します。

廃止されました。

infacmdの新しいコマンド

以下の表に、新しいinfacmd ispコマンドの説明を示します。

コマンド 説明

AddConnectionPermi ssions

ユーザーまたはグループに対する権限を接続に割り当て ます。

AssignGroupPermiss ion

オブジェクトに対するグループ権限を割り当てます。

AssignUserPermissi on

オブジェクトに対するユーザー権限を割り当てます。

CreateConnection 新しいデータベース接続を作成します。

コマンド 説明 ListConnectionOpti ons

接続の作成時に使用できる接続用オプションを一覧表示 します。

ListConnectionPerm issions

ユーザーまたはグループに付与されている、接続に対す る権限を一覧表示します。

ListConnectionPerm issionsByGroup

接続に対する権限が付与されているすべてのグループ と、そのグループに付与されている権限のタイプを一覧 表示します。

ListConnectionPerm issionsByUser

指定した接続に対する権限が付与されているすべてのユ ーザーを、権限のタイプと共に一覧表示します。

ListGroupPermissio ns

グループに付与されている権限の対象のドメインオブジ ェクトを一覧表示します。

ListUserPermission s

ユーザーに付与されている権限の対象のドメインオブジ ェクトを一覧表示します。

RemoveConnection データベース接続を削除します。

RemoveConnectionPe rmissions

特定のユーザーまたはグループに対する権限を削除しま す。

SyncSecurityDomain s

LDAPセキュリティドメインを同期します。

UpdateConnection 既存の接続を更新します。

以下の表に、新しいinfacmd mrsコマンドの説明を示します。

コマンド 説明

ListBackupFiles バックアップフォルダ内のファイルを一覧表示します。

ListServiceOptions Model Repository Serviceのオプションを一覧表示しま す。

ListProjects モデルリポジトリ内のプロジェクトを一覧表示します。

ListServiceProcess Options

Model Repository Serviceのサービスプロセスオプショ ンを一覧表示します。

UpdateServiceOptio ns

Model Repository Serviceのオプションを更新します。

コマンド 説明 UpdateServiceProce ssOptions

Model Repository Serviceのサービスプロセスオプショ ンを更新します。

UpgradeContents モデルリポジトリのコンテンツをアップグレードしま す。

以下の表に、新しいinfacmd msコマンドの説明を示します。

コマンド 説明

ListMappingParams デフォルト値とのマッピングに使用するパラメータを一 覧表示します。 出力は、パラメータファイルのテンプ レートとして使用できます。

以下の表に、新しいinfacmd pwxコマンドの説明を示します。

コマンド 説明

CloseForceListener サブタスクをキャンセルし、停止します。

CloseListener サブタスクの完了後に停止します。

CondenseLogger 別のロギングサイクルを開始します。

DisplayAllLogger PowerExchangeロッガーサービスのVerboseステータスを 表示します。

DisplayCheckpoints Logger

最新のチェックポイントファイルに関する情報を報告し ます。

DisplayCPULogger 費やされたCPU時間を表示します。

DisplayEventsLogge r

待機ステータスのイベントを表示します。

DisplayMemoryLogge r

メモリ使用量を表示します。

DisplayRecordsLogg er

変更されたレコードの数を表示します。

DisplayStatusLogge r

PowerExchangeロッガーサービスのステータスを表示し ます。

FileSwitchLogger ログファイルの新しいセットに切り替えます。

ListTaskListener アクティブなタスクに関する情報を表示します。

コマンド 説明

ShutDownLogger PowerExchangeロッガーサービスをシャットダウンしま す。

StopTaskListener タスクを停止します。

以下の表に、新しいinfacmd sqlコマンドの説明を示します。

コマンド 説明

ExecuteSQL SQLデータサービスの仮想テーブルに対するSQLクエリー を実行します。

ListColumnPermissi ons

カラムに対する権限を一覧表示します。

SetColumnPermissio ns

カラムに対する権限を設定します。

UpdateColumnOption s

カラムに対する権限がユーザーに付与されていない場合 は、クエリーが失敗しないよう、定数を返すためのカラ ムオプションを設定します。

新しい環境変数

以下の表に、新しい環境変数の一覧を示します。

コマンド 説明

INFA_CLI_CONNECTION_PASS WORD

infacmd isp CreateConnectionを使用して接続 を作成するためのデータベースパスワード。

INFA_PASSWORD ユーザーの作成やLDAP資格情報の管理を行うため のユーザーパスワード。

INFA_PC_REPOSITORY_PASSW ORD

PowerCenterサービスの作成やログの取得を行う ためのPowerCenterリポジトリのパスワード。

Data Integration Service

ここでは、Data Integration Serviceの変更内容について説明します。

Data Integration Serviceの特権

バージョン9.0.1の管理者ツールでアプリケーションを管理するためには、以下の特権およ び権限が必要です。

¨ Data Integration Serviceに対するアプリケーションの管理特権

¨ ドメインに対するサービスの管理特権

¨ Data Integration Serviceに対する権限

infacmdコマンドラインプログラムでアプリケーションを管理するには、Data Integration Serviceに対するアプリケーションの管理特権が必要です。

以前のアプリケーション管理では、ドメインに対するサービスの管理特権およびData Integration Serviceに対する権限が必要でした。 アップグレードしたら、Data

Integration Serviceに対するアプリケーションの管理特権をユーザーに割り当てる必要が あります。

[最大同時接続数]プロパティ

バージョン9.0.1では、[最大同時接続数]がData Integration Serviceの[プロセス]

ビューにあります。 バージョン9.0では、[最大同時接続数]はData Integration Serviceの[プロパティ]ビューにありました。

バージョン9.0から9.0.1にアップグレードすると、プロパティ値がデフォルト値に戻りま す。 デフォルト値は100です。

このプロパティの値をバージョン9.0で設定した場合は、バージョン9.0.1で再設定する必 要があります。

[最大実行プールサイズ]プロパティ

バージョン9.0.1では、[最大実行プールサイズ]がData Integration Serviceの[プロセ ス]ビューにあります。 バージョン9.0では、[最大実行プールサイズ]はData

Integration Serviceの[プロパティ]ビューにありました。

バージョン9.0から9.0.1にアップグレードすると、プロパティ値がデフォルト値に戻りま す。 デフォルト値は10です。

このプロパティの値をバージョン9.0で設定した場合は、バージョン9.0.1で再設定する必 要があります。

ドキュメント内 Informatica HotFix 4 Release Guide (Japanese) (ページ 108-115)

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