ノ気
亨
咳
ヤ
【資料11】
村上浩一氏からの手紙
(1998/7/25付)
有吉氏への回答
暑中お見舞い申し上げます。たいへんな日々を送られているようで,お察し申し 上げます。さて,よくもこれだけ調べられたな一と,びっくりしています。そこで,
お尋ねの件応えられる範囲で,お応え致します。
■問題の整理
0.年代・経歴の間違い・象徴的出来事等,その他 1.卒業論文名
2.1986年から1988年の採用教科書の出版社はどこか?
3.1991年の環境教育について。正式題名は?
4.「モノ」とNIEの関係はいっから? 授業記録は?
5.1994年半ら1995年の授業記録は?(社会科)
6.生活科の授業記録は?(「モノ」を活用した)
7.1998年(今年)の社会科の授業記録は?
8.教育課程での道徳実践はどんなもの?
9.なぜ総合科なのか?
10.なぜ,道徳・新聞なのか?
11.なぜ社会科だけにこだわらないのか。
■回答編
0.参考になれば,と思い,いろいろと僑越ながら書いてみました。
1985年・地域副読本の作成(小3・4用)
・「社会的思考・判断力を高める社会科授業の研究」(教育課程)
1986年・「実践的社会科を目指して」(教育課程)
中 ・地域おこしに参加
ユ987年・この年より法則化合宿と教材探し旅行の兼ねての長旅となる。
学・町おこしグループ「小国みらい塾」の副塾長となる。
・担任を離れ男子寮舎監となる。(授業はやっています。妻が寮母)
校・法則化サークルで授業研究会を,月2回,2年間やり通す。
1988年・「魅力ある授業づくりのために」(教育課程)及び小冊子発行 1989年・地元の神楽再興に尽力(子供神楽養成)
・熊本地理学会「魅力ある地理学習のために一4つの改革案一」発 表及び研究論文作成する。
1990年・複式学級の研究会等の研究冊子を作成する。
1991年・市販テスト裏原稿や市販の5年問題集を執筆する。
・「解読型」歴史授業を提案する。
・NIE運動に参加し出す。
1992年・NIE大会で研究発表会及び研究論文を作成する。
1993年・体育(健康教育)の研究指定を受ける。
1994年・「解読型歴史学習」(教育課程)
・ミスゼロの会(山口の法則化サークル)で講師をする。
・同和教育冊子編集委員(熊本市)
1995年・「モノ」サミットで講師をする。
・他校の校内研究で講師をする。
1996年・「モノ」サミットで講師をする。
・他郡市の図書部会でNIE講師をする。
1997年・インターネットを始める。
・NIE個人研究指定される。
1998年・「総合学習とリンクした道徳授業の提案」(教育課程)
・『新聞を利用する総合学習』NIE冊子完成
1.卒業論文名「『ローマ』理念追求とキリスト教との関連について」
社会科西洋史学科
2.途中で一度変更になりましたが(「東京書籍」だったかな?),後半2年間は
「大阪書籍」でした。
3.環境教育名「環境問題の授業化」(学会からの与えられたテーマ)
資料については,「新聞による才能開発と思考力の育成」コピーをご無下さい。
日本教育技術学会の研究紀要が見つかりませんので,悪しからず。資料も散乱 している模様で,NIEの資料を代わりにコピーした次第です。内容は重複し ていましたのでと思っていたら,グラビアに「入口自由な『ランダム』的環境 教育」としているようです。
4.「モノ」とNIEについて→→→NIE(教育に新聞を)の実践については,
製酪以来です。当初から,新聞は教科書を補うりっぱな資料だと考えていまし
た。NIEという組織に参加したのは,1990年か91年頃です。私は,個
人的にはNIEを「教育に新聞も」と訳していますが。授業記録に関しては,簡単なものでは,『授業のネタ教材開発」Nα70にあります。
5.「解読型歴史授業」という冊子を作成しました。又,教育課程で発表したもの をコピーしておきました。
6.余り実践していませんが,いくつかありますので,コピーしておきました。
7.今年は,道徳にこっておりまして,特にこれといった実践はしていません。二 三学期が中心になるかと思います。
8.今度の通信をご覧下さい。一応,7/27に発表する要項と資料を同封して
おきました。
9.それは,『教育科学社会科教育』6月号を見てもらえばわかりますが,総合学 習の内容が紛れもなく社会科の学習と関係が深いからです。以前から,そんな 見識はなく,授業を幅広くやってきたわけですが,今となってみれば「総合学 習」になっていたというものです。
10.新聞は,rモノ」の一部と考えています。要するに,「モノ」の範疇の問題が 出てくるのですが,私は新聞はりっぱな「モノ」と思っていますので,新聞は 今までたくさん使ってきました。だだそれだけのことです。一方,道徳ですが,
道徳を核に総合学習へ広げていこうと考えているものですから,当然,社会科 と関連の深い総合学習のことですから,そこで道徳と繋がってくるわけです。
道徳も国語科も「モノ」を使えば,子供たちは「生き生き」してくるというこ とです。さらに,道徳で「討論」力を鍛えるというのも1つの目標です。国語 科で作文力を鍛え,道徳で討論力(回答が1つでないから,自由にいろいろな 意見が言い合える)を鍛え,それらの総合力として,社会科学習を行っていく
11.
■論文編(一覧表以外の物で,
★中学校編『中学教育』(小学館)1988/2,月
・「生徒と教師の信頼感を深める『生徒一人一人へのラブレター』」
『中学校学級経営』(明治図書)
・「面白い授業は教材開発から」1988/2,月 (コピーあり)
・「多角的視点からのアドバイス」1988/3月(勉強法)
・「価値観を転換したルールづくり」1988/5,月(授業の受け方)
・「授業レパートリーをふやす」1988/9,月(コピーあり)
・「なぜ講義形式になってしまうのか」1989/1月(コピーあり)
『教育科学社会科教育』(明治図書)
・「中地理 年間計画・単元構成の見直し点」1988/3,月 (ロピーあり)
★小学校編→→コピーをご覧下さい。
先生の研究に必要と思われる物をコピーしています。ただ,コピー上にメモの ない物は,時間がなく出典が調べられない物です。悪しからず。
■ この位でよろしいでしょうか。どうしても,時間がなく,これ位しか今の所調 べられません。今にして思うことは,自分の書いた物でも出典先を保管しておか というのも1つのパターンでした。他方,私の道徳授業は社会問題を扱うパタ ーンが多いので,当然社会科とも密接な関連性があるということです。
社会科にこだわったのは,もう過去のことです。まずは1教科ということで進 めてきました。当然,出身が社会科だし,社会科が好きだからこだわってきま した。また中学校での勤務も影響しています。しかし,小学校は全教科担任制 ですので,やはり法則化の素晴らしい論文を読んでいくと,当然「追試」して みようというようになってきます。すると,自分でもいろいろと工夫するわけ です。そうなると,社会科だけより,いろいろなことがわかって教育が面白く なってきたわけです。子供たちの反応がどうなるか,とても楽しみなわけです。
具体的には,音楽や図工の鑑賞の授業,体育のめあて学習(これは本当は嫌い です。指定を受けたのでイヤイヤながらでした。好きなのは,何といっても技 術中心の法則化体育です。),国語科の説明文の授業パターン,算数の向山方 式,家庭科の教材開発,無限大ですね。さらに,2002年からの総合学習,
わくわくしています。(夏休み中には,熊本日日新聞社から私の『新聞を利用 する総合学習』なる冊子が印刷,配本される予定ですので,できましたらお送
り致します。)
出典が明らかな物のみ)
ないといけないな一ということです。ご迷惑かけると思いますが,どうぞよろし くお願いします。ここまで,私のことを調べて頂いて,研究していただいて,妙 な雰囲気になってきました。研究に値する自分かな一と。
尚,コピーで一部,再生紙利用,しかも写りの悪い部分があるかと思いますが,
何せ商業性を無視した,わが家のコピー機ですので,ご勘弁下さい。
では,素晴らしい研究になることを祈っています。NIE冊子(総合学習)は,
でき次第送らせて頂きます。では,今後ともどうぞよろしくお願い致します。季 節柄,お体にはくれぐれもお気をつけ下さい。
注:7月下旬に手にした村上浩一氏からの10通目の手紙。発表者作成の授業実践一 覧,雑誌論文・著書一覧,教育実践史年表等の途中原稿を送り,不明瞭な点に 対する回答を頂いたもの。ほぼ原文通りで,一部再構成している。
【資料12】 若木久造氏からの手紙(1998/11/10付)
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