第4章 アプリケーションを作成しよう
4.3 メニューを作成する
本節では、フォームにメニューを作成し、編集する方法について説明します。
ポイント
本章では、メニュー編集ウィンドウを使って、フォームの上部に表示されるメニューバーを作成します。
PowerCOBOLでは、マウスの右ボタンをクリックして表示されるポップアップメニューも作成できます。ポップアップメニューの作成方法
については、「8.5 ポップアップメニューを使ったアプリケーションを作成する」を参照してください。
4.3.1 メニュー編集ウィンドウを開く
メニュー編集ウィンドウは、以下の手順で表示できます。このとき、フォーム編集ウィンドウも表示されます。
1. デザインツリーウィンドウの"MainForm[フォーム]"を選択します。
2. ポップアップメニューの[メニュー編集]サブメニューから[メニュー作成]コマンドを選択します。
→以下のようなメニュー編集ウィンドウが表示されます。
ポイント
・ メニュー編集ウィンドウは、以下のどちらかの方法でも表示できます。
- フォーム編集ウィンドウの[ツール]メニューの[メニュー編集]コマンドを選択し、[メニュー編集]ダイアログボックスで、[新規作 成]を選択します。
- フォーム上のコントロールが配置されていない任意の位置を右クリックし、ポップアップメニューの[メニュー編集]サブメニュー から[メニュー作成]コマンドを選択します。
・ すでに作成済のメニューを編集する場合は、[メニュー編集]サブメニューの[メニュー作成]の下方にメニュー名の一覧が表示さ れるので、その中から編集対象のメニューを選択してください。また、不要になったメニューを削除する場合は、プロジェクトウィン ドウのデザインツリーウィンドウを使用してください。
4.3.2 メニュー項目を追加する
メニューを作成しただけでは、メニューの中にはメニュー項目は存在しないので、順次追加していきます。以下の手順で、基点となるメ ニュー項目を作成します。
1. メニュー編集ウィンドウのポップアップメニューから[追加]コマンドを選択します。
2. メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[キャプション]に"ファイル(&F)"と入力します。
3. [名前]を"MN-FILE"に変更します。
4. OKボタンをクリックします。
→“ファイル”メニューが追加されます。
メニューは、選択状態であるメニュー項目のポップアップメニューに表示される、以下のコマンドを使って作成します。
- [追加]
選択状態のメニュー項目と並列(兄弟)関係となるメニュー項目を、直後に追加します。
- [挿入]
選択状態のメニュー項目と並列(兄弟)関係となるメニュー項目を、直前に追加します。
- [子メニュー作成]
選択状態のメニュー項目の子メニューを作成します。
続けて、以下の手順で、このサンプルプログラムにメニューを追加していきます。
1. "ファイル"メニューに、子メニュー"開く"を追加します。
- メニュー編集ウィンドウ上の"ファイル"を選択します。
- ポップアップメニューの[子メニュー作成]コマンドを選択します。
- メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[キャプション]に"開く(&O)..."と入力します。
- [名前]を"MN-OPEN"に変更します。
- OKボタンをクリックします。
2. "開く"の下に、"上書き保存"を追加します。
- メニュー編集ウィンドウ上の"開く..."を選択します。
- ポップアップメニューの[追加]コマンドを選択します。
- メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[キャプション]に"上書き保存(&S)"と入力します。
- [名前]を"MN-SAVE"に変更します。
- OKボタンをクリックします。
3. 同様に、"名前を付けて保存"を追加します。
- メニュー編集ウィンドウ上の"上書き保存"を選択します。
- ポップアップメニューの[追加]コマンドを選択します。
- [名前]を"MN-SAVEAS"に変更します。
- OKボタンをクリックします。
4. セパレータをはさんで、"ページ設定"を追加します。
- メニュー編集ウィンドウ上の"名前を付けて保存..."を選択します。
- ポップアップメニューの[追加]コマンドを選択します。
- メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[セパレータ]をチェック状態にします。
- OKボタンをクリックします。
- 作成したセパレータ(横棒で表示されている部分)を選択します。
- ポップアップメニューの[追加]コマンドを選択します。
- メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[キャプション]に"ページ設定(&T)..."と入力します。
- [名前]を"MN-PAGESETUP"に変更します。
- OKボタンをクリックします。
5. さらに、"印刷"を追加します。
- メニュー編集ウィンドウ上の"ページ設定..."を選択します。
- ポップアップメニューの[追加]コマンドを選択します。
- メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[キャプション]に"印刷(&P)"と入力します。
- [名前]を"MN-PRINT"に変更します。
- OKボタンをクリックします。
6. セパレータをはさんで、"終了"を追加します。
- メニュー編集ウィンドウ上の"印刷"を選択します。
- ポップアップメニューの[追加]コマンドを選択します。
- メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[セパレータ]をチェック状態にします。
- OKボタンをクリックします。
- 作成したセパレータ(横棒で表示されている部分)を選択します。
- ポップアップメニューの[追加]コマンドを選択します。
- メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[キャプション]に"終了(&X)"と入力します。
- [名前]を"MN-EXIT"に変更します。
- OKボタンをクリックします。
7. "ファイル"メニューの右側に、"編集"メニューを追加します。
- メニュー編集ウィンドウ上の"ファイル"を選択します。
- ポップアップメニューの[追加]コマンドを選択します。
- メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[キャプション]に"編集(&E)"と入力します。
- [名前]を"MN-EDIT"に変更します。
- OKボタンをクリックします。
8. "編集"メニューの下に、"合計"を追加します。
- メニュー編集ウィンドウ上の"編集"を選択します。
- ポップアップメニューの[子メニュー作成]コマンドを選択します。
- メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[キャプション]に"合計(&T)"と入力します。
- [名前]を"MN-TOTAL"に変更します。
- OKボタンをクリックします。
ポイント
・ "&F"や"&O"のように、"&"に続けて1文字の英字あるいは数値を指定することにより、その指定した英字あるいは数値をアクセス
キーとして利用することができます。
・ "ファイル"や"編集"のように、メニューの最上位にある部分をトップレベルメニューといいます。
4.3.3 メニュー編集ウィンドウでの編集操作
メニュー編集ウィンドウでは、ポップアップメニューの以下のコマンドを使って、メニュー項目を削除したり、コピーや移動したりすること もできます。
・ [切り取り]
メニュー項目をクリップボードにコピーし、メニュー編集ウィンドウから削除します。
・ [コピー]
メニュー項目をクリップボードにコピーします。
・ [貼り付け]
クリップボードにコピーしたメニュー項目を、選択状態のメニュー項目の直前に挿入します。ただし、フォームの直下のメニュー(サ ンプルプログラムでは"CfMenu1")を選択している場合は、トップレベルメニューの最後に追加されます。
4.3.4 メニュー編集ウィンドウを閉じる
メニューの編集が終了したら、メニュー編集ウィンドウを閉じます。メニュー編集ウィンドウは、以下のどれかの方法で閉じることができま す。
・ フォーム編集ウィンドウの[ファイル]メニューから[閉じる]コマンドを選択します。
・ フォーム編集ウィンドウの[ファイル]メニューから[終了して戻る]コマンドを選択します。
・ フォーム編集ウィンドウの[閉じる]ボタン(右上の×ボタン)をクリックします。
・ 編集中のメニュー編集ウィンドウの[閉じる]ボタン(右上の×ボタン)をクリックします。