• 検索結果がありません。

マルチノードリトライ接続の接続対象

ドキュメント内 A908.book (ページ 42-45)

2   機能

2.2  接続先情報ファイルを使用する接続

2.2.4  マルチノードリトライ接続の接続対象

マルチノードリトライ接続の対象となるための条件は,接続方式がファイル検索方式な のか,API優先方式なのかによって異なります。マルチノードリトライ接続では,条件 を満たす接続対象のTSCノードに対して接続および再接続を実行します。なお,マルチ ノードリトライ接続の接続方式は,クライアントアプリケーションの開始時に

-TSCRetryWayオプションで指定します。

ここでは,接続の対象となるための条件を接続方式ごとに示します。さらに,接続方式 を指定する方法を示します。

(1) ファイル検索方式の場合の接続対象

ファイル検索方式は,-TSCRetryWayオプションの指定値が"0000"または"0001"の場 合,または-TSCRetryWayオプションの指定を省略して"0000"が仮定された場合に採 用される接続方式です。この場合は,次に示すすべての条件を満たす接続先情報ファイ ル中のTSCノードが接続対象となります。

TSCAdmクラスのgetTSCClient()メソッドに指定したTSCDomainオブジェクトの コンストラクタに指定したTSCドメイン名称(NULLを指定した場合は接続先情報 ファイル中にあるすべてのTSCドメイン名称),およびTSC識別子(省略または NULLを指定した場合は接続先情報ファイル中にあるすべてのTSC識別子)を持つ こと。

TSCAdmクラスのgetTSCClient()メソッドに指定した(指定がない場合は

-TSCRequestWayオプションの指定値)接続経路であること。

ファイル検索方式の場合の接続対象を次の表に示します。

順次方式 API優先方式 最初の接続では,TSCAdmクラスのgetTSCClient()メソッド で指定されたTSCノードに対してTPBrokerのスマートエー ジェントを使用します。以降は,接続先情報ファイルの先頭か ら順に接続します。

ランダム方式 API優先方式 最初の接続では,TSCAdmクラスのgetTSCClient()メソッド で指定されたTSCノードに対してTPBrokerのスマートエー ジェントを使用します。以降は,接続先情報ファイルからラン ダムに接続対象が選択されます。

マルチノード リトライ順序

マルチノードリト ライ方式

接続対象の選択方法

表2-6 ファイル検索方式の場合の接続対象

注※

接続先情報ファイルに設定される,クライアントアプリケーションとTSCデーモン 間の接続経路です。TSCデーモンに直結する方法と,TSCレギュレータを経由して TSCデーモンに接続する方法の2種類があります。

(2) API 優先方式の場合の接続対象

API優先方式は,-TSCRetryWayオプションの指定値が"0010"または"0011"の場合に 採用される接続方式です。

この場合,最初の接続にはTPBrokerのスマートエージェントを使用します。このとき の接続対象は,TSCAdmクラスのgetTSCClient()メソッドに指定したTSCノードで す。最初の接続での接続対象を表2-7に示します。

以降の接続では,接続先情報ファイル中のTSCAdmクラスのgetTSCClient()メソッド に指定した接続経路を持つTSCノードが接続対象となります。getTSCClient()メソッド に指定がない場合は,-TSCRequestWayオプションの指定値に従います。

表2-7 API優先方式の場合の最初の接続対象

TSCDomainコンストラクタの引数 接続対象

TSCドメイン名称 TSC識別子

NULL NULLまたは指定なし 接続経路が等しいすべてのTSCノード

NULL NULL以外 TSC識別子および接続経路が等しいすべてのTSC ノード

NULL以外 NULLまたは指定なし TSCドメイン名称および接続経路が等しいすべて TSCノード

NULL以外 NULL以外 TSCドメイン名称,TSC識別子,および接続経路 が等しいすべてのTSCノード

TSCDomainコンストラクタの引数 接続対象

TSCドメイン名称 TSC識別子

NULL 指定なし -TSCDomainオプションに指定したTSCドメイン名

称を持つ任意のTSCノード

NULL NULL -TSCDomainオプションに指定したTSCドメイン名

称,および-TSCIDオプションに指定したTSC識別 子を持つTSCノード

NULL NULL以外 -TSCDomainオプションに指定したTSCドメイン名

称,およびTSCDomainコンストラクタに指定した TSC識別子を持つTSCノード

注※

TSCノードへの接続経路は,TSCAdmクラスのgetTSCClient()メソッドの指定に 従います。getTSCClient()メソッドに指定がない場合は,-TSCRequestWayオプ ションの指定に従います。

(3) マルチノードリトライ接続の接続方式を指定する方法

マルチノードリトライ接続の接続方式を指定するには,クライアントアプリケーション の開始時に-TSCRetryWayオプションで,4けたの符号なし整数を指定します。

-TSCRetryWayオプションは,必ず-TSCRetryReferenceオプションと同時に指定しな ければなりません。

接続方式の指定方法を次の表に示します。

表2-8 マルチノードリトライ接続での接続方式の指定方法

(凡例)

x :0または1

filename:接続先情報ファイルの名称

NULL以外 指定なし TSCDomainコンストラクタに指定したTSCドメイ

ン名称を持つ任意のTSCノード

NULL以外 NULL TSCDomainコンストラクタに指定したTSCドメイ

ン名称,および-TSCIDオプションに指定したTSC 識別子を持つTSCノード

NULL以外 NULL以外 TSCDomainコンストラクタに指定したTSCドメイ

ン名称,およびTSC識別子を持つTSCノード

クライアントアプリケーションの 開始時の指定オプション

マルチノードリト ライ接続の有効性

マルチノードリトラ イ順序

マルチノードリト ライ方式

なし 無効

-TSCRetryWay 00xx 無効

-TSCRetryReference filename 有効 順次方式 ファイル検索方式

-TSCRetryReference filename

-TSCRetryWay 0000 有効 順次方式 ファイル検索方式

-TSCRetryReference filename

-TSCRetryWay 0001 有効 ランダム方式 ファイル検索方式

-TSCRetryReference filename

-TSCRetryWay 0010 有効 順次方式 API優先方式

-TSCRetryReference filename

-TSCRetryWay 0011 有効 ランダム方式 API優先方式

TSCDomainコンストラクタの引数 接続対象

TSCドメイン名称 TSC識別子

−:該当しません。

ドキュメント内 A908.book (ページ 42-45)