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マウス血液中における Fe 濃度分析

ドキュメント内   201702安鋼 博士論文   (11.21MB) (ページ 66-72)

第三章 育毛成分のコーティングに関する検討・・・・・・・・・・31

3.7 ナノ育毛剤試作品の評価

3.7.7 マウス血液中における Fe 濃度分析

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Table.3-3 マウス血液中における鉄濃度分析

Table.3-3 に示した通り、マウス血液中における鉄濃度分析は、異なる試料の塗布に

よるマウス血液中における鉄濃度の差異が見られなかった。

3.7.8 TEMによるMg(OH)2をコーティングしたナノ育毛剤試作品の観察

TEM 観察結果は、Fig.3-46、3-47 の通り、マグネタイト微粒子の表面にMg(OH)2コー ティングされたことを示した。

Fig.3-46 TEMによるFe3O4/Mg(OH)2 コーティングの観察(pH7)

実験組名称 鉄濃度(μg/dl)

コントロール組 226

市販品育毛剤塗布組(リアップ5X) 233 ナノ育毛剤A塗布組 239

格子構造の露出した磁 性粒子

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Fig.3-47 TEMによるFe3O4/Mg(OH)2 コーティングの観察(pH8)

Fig.3-48 TEMによるMg(OH)2 +薬剤コーティングの観察(pH7)

格子骨格の露出した磁性粒子

コーティングの層

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Fig.3-49 TEMによるMg(OH)2 +薬剤コーティングの観察(pH8)

TEM観察結果は、Fig.3-48、3-49マグネタイト微粒子の表面に薬剤コーティングさ れたことを示した。

3.7.9 EDSによるMg(OH)2をコーティングした試作品の評価

Fig.3-50 EDSによるMg(OH)2 +薬剤コーティングの観察(pH7)

鉄原子 99.57wt%

マグネシウム原子 0.43wt%

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Fig.3-50に示したEDS測定結果は、鉄原子99.57wt%、マグネシウム原子0.43wt%

であった。鉄原子に対してマグネシウム原子が極めて少なく、恐らく、ろ過工程で多 くのマグネシウムの流出は原因であることと推測した。

Fig.3-51 EDSによるMg(OH)2 +薬剤コーティングの観察(pH8)

Fig.3-51に示した通り、薬剤コーティングを行った磁性流体の結果は、鉄原子

99.20wt%、マグネシウム原子0.80%であった。pH7の条件よりマグネシウムの流出 は減少した。

3.7.10 Mg(OH)2をコーティングした育毛剤の実験結果

Fig.3-52 Mg(OH)2をコーティングした育毛剤の実験結果

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Fig.3-52 に示した通り、14 日目でSio2 コーティングの育毛剤は Mg(OH)2をコーテ ィングした育毛剤より育毛効果が高い。

Fig.3-53 Mg(OH)2をコーティングした育毛剤の切片写真

Fig.3-53 に示した通り、14 日目で SiO2コーティングの育毛剤は Mg(OH)2より毛根 の発達度合が高く、毛乳頭細胞の分化が観察されていた。

3.7.11 Mg(OH)2をコーティングした育毛剤の安全性評価

Table 3-4及びFig.3-54に示した通り、ヒトの皮膚細胞を用いた安全性実験の結果 にて各試料の細胞生存率は示した。Mg(OH)2は高い細胞生存率を示し、SiO2 /Mg(OH)2 よりやや細胞生存率が高い。Mg(OH)2及びSiO2 /Mg(OH)2は共に高い安全性を有するこ とが確認された。また、各試料を塗布した各試験組のマウスにおいても皮膚への刺激 性等の異常症状が観察されなかった。

Table 3-4 三次元皮膚モデルによるMg(OH)2コーティングの安全性評価 試験回数 精製水 Mg(OH)2 SiO2 /Mg(OH)2 5%SLS

1回目 100 77.3 73.8 4.1

2回目 100 78.4 72.3 4.2

3回目 100 80.3 70.2 3.8

平均値 100 78.7 72.1 4.0

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