5. Connector のカスタマイズ - 機能概要
5.4 プリフライト(Connect YOUおよびConnect ALL)
5.4.1 プリフライトタブ
[プリフライト]タブでは、プリフライト処理を有効化して、プリフライト処理に使用するア クションリストとプリフライトプロファイルを決めることができます。この機能を使用するに は、必ず[プリフライトを有効にする]チェックボックスを選択してください。タブのタイトル が緑色になり、このタブ上のプロパティが編集可能になります。
備考:
• この機能はConnect SENDでは使用できません。
• ConnectはEnfocus PitStopからプリフライトプロファイルとアクションリストを使用しま
す。顧客のプリフライトプロファイルやアクションリストの編集方法または作成方法の詳 細については、Enfocus Webサイトで入手できるPitStop Proのドキュメントを参照してくだ さい。プリフライトプロファイルと変数セットはConnectで[ウィンドウ]メニューから
([Enfocusプリフライトプロファイルパネルの表示]を選択して)編集できます。アクショ
ンリストの編集にはPitStop Proが必要です。
プロパティ 意味 選択したアクション
リスト アクション リストとは、いくつかの連続するタスクを 1 つのファイ ルに保存したものです。たとえば、カラーやオブジェクトを変更す るタスクなどです。アクション リストを使用して、定義した順序で タスクを実行します。詳細については、アクション リストについて 67 ページのを参照してください。
プロパティ 意味
選択したアクションリストは、Connectorで処理されるファイルで実 行されます。
選択したプリフライ
ト プロファイル プリフライト プロファイルは、PDF 文書を出力するにあたって満 たす必要がある基準をまとめたファイルです。詳細については、プ リフライト プロファイルについて 64 ページのを参照してくださ い。
選択したプリフライトプロファイルは、Connectorで処理されるファ イルで実行されます。
選択した変数セット
を選択 変数セットは、プリフライトプロファイル内で使用できる変数のグ ループです(固定値の代わりに変数を使用できます)。変数セット とその使用方法の詳細については、スマートプリフライトについて 69 ページの を参照してください。
選択した変数セットは、Connectorを使用してファイルをプリフライ トするときに使用されます。
アクションリスト、プリフライトプロファイル、または変数セット を追加できるボタン。
選択したアクションリスト、プリフライトプロファイル、または変 数セットを削除できるボタン。
選択したアクションリストをリストの1つ上または下に移動できるボ タン。アクション リストは、リストに表示されている順番で実行さ れます。この順番は重要です。順番を変更すると異なる結果につな がることがあります。
カラー マネージメ
ント 選択すると、カラーマネージメントが有効になります。「カラーマ ネージメントのプロパティの設定 62 ページの」を参照してくだ さい。
カラーマネジメントは、プリフライト時および補正時にカラー変換 が行われる際、どのICCプロファイルを使用するかを定義できます。
これは、デバイス間でカラーの相違を最小限に抑える場合に便利で す。カラーマネージメントがConnectorで有効ではない場合、ユー ザーのオペレーティングシステムの汎用色変換が使用されます。
個別の注釈付きのプ リフライトレポート をPDFとともに送信 (Connect YOUのみ)
選択すると、PDFに埋め込まれたプリフライトレポートの他に、プ リフライトレポートの追加のコピーがジョブファイルとともに配信 されます。
注: 埋め込まれたレポートはPitStop Proまた
はStatusCheck(Adobe ReaderおよびAdobe Acrobat用の無 料プラグイン)でアクセス可能です。StatusCheckについて 73 ページのを参照してください。
プリフライトレポー トを送信 (Connect ALLのみ)
選択すると、PDFに埋め込まれたプリフライトレポートの他に、プ リフライトレポートの追加のコピーがジョブファイルとともに配信 されます。任意のレポートスタイルを選択できます。「レポートス タイル(Connect ALL) 63 ページの」を参照してください。
プロパティ 意味 注:
• パスワード保護されたジョブファイルの場合、このタブ で選択したレポートスタイルに関係なく、常に標準レ ポートが使用されます。
• 埋め込まれたレポートはPitStop Proまた
はStatusCheck(Adobe ReaderおよびAdobe Acrobat用の 無料プラグイン)でアクセス可能です。StatusCheckにつ いて 73 ページのを参照してください。
「承認済みの文書を 完全に保存」の実行 (以前のセッション にロールバックでき ません)
選択すると(デフォルト値)、前の編集セッションに関する履歴 情報がCertified PDFドキュメントに保持されますが、ドキュメント の前の状態に戻すことはできません。このオプションは、Certified PDFドキュメントのファイルサイズを小さくするために推奨されま す。Certified PDFの詳細については、Enfocus WebサイトのPitStop Proマニュアルを参照してください。
ファイルでのサイン
オフを許可 選択されると、Connectorのユーザはプリフライトレポートでエラー をチェックすることが可能になり、重要性が高くないと見なせたエ ラーについてはサインオフつまり容認して、プリフライトをブロッ クしないようにすることができます。
注: サインオフは、次で図示しているように、使用されたプ リフライトプロファイル内で「サインオフ」と設定されてい るチェックに対してのみ可能です。
プリフライトに成 功していない PDF ファイルの配信を許 可
選択すると、プリフライトレポートにエラーがある場合でも、すべ てのPDFファイルを配信できます。このオプションがオフの場合、
エラーがあるファイルは、配信する前に修正する必要があります。
注: このオプションは警告に適用されません。警告の場 合、Connectorによる処理済みファイルの配信は停止しませ ん。
プリフライト検証を
スキップ 選択すると、検証ステップがスキップされます。Connectorのユー ザーにはプリフライト結果に関する通知は表示されず、ジョブは自 動的に次のステップに継続します。
プロパティ 意味 ファイル名のプリフ
ライト ID を有効化 選択すると、プリフライト結果がファイル名に表示されます。これ により、「_P」(Pass)または「_F」(Fail)をファイル名の最後(拡張 子の前)に追加されます。警告が付いたファイルは検証に通ったも のとみなされます(「_P」がファイル名に追加されます)。
5.4.1.1 カラーマネージメントのプロパティの設定
カラーマネージメントのプロパティを設定する方法
1. [プリフライト]タブに切り替えます([プリフライトを有効にする]を選択)。
2. [カラーマネージメント]チェックボックスを選択し、[設定]ボタンをクリックします。
3. [カラーマネージメント]設定ウィンドウで、次のいずれかを実行します。
• 画像とその他のオブジェクトに対して同じカラーマネージメントの設定を使用する場 合は、[全てのオブジェクトに同じ設定を使用]を選択します。[すべてのオブジェク ト]タブがラジオボタンの下に表示されます。
• 画像とその他のオブジェクトに対して別個のカラーマネージメントの設定をを使用す る場合は、[画像にはその他のオブジェクトとは異なる設定を使用する]を選択しま す。[画像]および[その他のオブジェクト]タブが([すべてのオブジェクト]タブ の代わりに)表示されます。
4. カラーマネージメントを使用する場合は、[カラーマネージメントを有効にする]を有効にし て、次の手順に従います。
a. ソース領域で、グレー、RGB、CMYK、およびLabについて目的の ICC プロファイルを 選択します。
注: 必要に応じて、選択した ICC プロファイルよりも出力インテントを優先す るを有効にします。
b. [ターゲット]領域で、[ソースと別の ICC プロファイルを使用する]を有効にし て、[ターゲット]領域の[グレー]、[RGB]、[CMYK]および[Lab]について目 的のICCプロファイルを選択します。
注: 必要に応じて、[選択した ICC プロファイルよりも出力インテントを優 先]を有効にします
c. レンダリング インテントリストからカラーをリマッピングするレンダリング インテン トを選択します。
次のリマッピング方法のいずれかを選択できます。
• 定義されたオブジェクト: Enfocus PitStop Proインスペクタの[プリセット]タブで表 示されるオブジェクトのレンダリングインテントを使用します。
• [相対的な色域を維持]: 色域に含まれないカラーは、同じ明度で異なる彩度のカ ラーで置き換えられます。
• [絶対的な色域を維持]: 色域に含まれないカラーは色域の境界線にあるカラーに変 更されます。変更先の色域で表示できないカラーは失われます。
• [彩度]: すべてのカラーを最も明るい彩度にスケーリングします。彩度 (色度とも 呼ばれる) は同じになりますが、一部のカラーは明るくまたは暗くなります。
• [知覚的]: 変更先のカラースペースの色域内で、オリジナルの色域の再スケーリン グを行いますが、カラー間の関係は保持されます。
d. 画像とその他のオブジェクトに対して別個のカラー設定を選択している場合(ステッ プ1)、[その他のオブジェクト]タブに切り替えてステップaからcを繰り返します。
5. CMM エンジンリストから CMM エンジンを選択します。
次のいずれかを選択できます。
• Adobe CMM Adobe Web サイトからダウンロードできます
• システム CMM
• Little CMM
6. 必要に応じて[ブラックポイント補正を使用]チェックボックスを選択します。
ブラックポイント補正のオプションは、あるデバイス上で実現可能な黒の再も暗いレベル と別のデバイス上で実現可能な黒の再も暗いレベルとの間の差異によって生じる、カラー 変換に関する問題に対処するためのAdobe Photoshopの機能です。
5.4.1.2 レポートスタイル(Connect ALL)
Connect ALLでは、ニーズに合ったレポートレイアウトスタイルを選択できます。
3つの注釈付きレポートがあります(最初の3つは次の表を参照)。注釈付きレポートは、オリ ジナル文書とレポートの組み合わせです。レポート情報はさまざまなメモやブックマークとし てオリジナル文書に統合されているため、Acrobat Readerやブラウザで、Enfocusソフトウェア を使用せずに、簡単にエラーや警告に移動できます。
その他の3つのレポートスタイル(標準、最低、連続)には、オリジナル文書のコピーは含まれ ません。
レポート スタイル 説明
注釈付きレポート 注釈が付いたレポート。レポートは処理されたPDFのコ ピーであり、変更と確認に注釈が付きます。
低解像度注釈付きレポート 低解像度画像を使用した注釈付きレポート。レポートの ファイルサイズが小さくなります。
スケーリングされた低解像度 の注釈パスワード(最大 A4)
注釈が付いたレポート。文書全体がスケーリングされ、
低解像度です。このレポートのページ サイズは A4 サイズ を超えず、画像もより小さなサイズに圧縮されます。
注: 電子メールで大きい形式の文書のレポートを 送信する場合に有効です。