第5章 PowerCOBOLを使いこなそう
5.5 実行可能プログラム作成時および実行時の便利な機能
5.5.7 ビルド用のオプションを設定する
ビルドに使用されるオプションには、以下のオプションがあります。
・ 翻訳オプション
・ プリコンパイラの設定
・ 登録集ファイルの設定
・ 登録集名の設定
・ リンクオプション
・ リソースオプション 翻訳オプション
翻訳オプションは、スクリプト(デザインツリーウィンドウの(スクリプト)[COBOLスクリプト])のプロパティ設定ダイアログボックスで設定し ます。翻訳オプションは、フォーム単位で指定できます。また、モジュールへ外部ファイルとして登録されたCOBOLソースファイルは、
登録したファイルごとに、プロパティ設定ダイアログボックスから設定できます。
PowerCOBOLでは、以下の翻訳オプションを指定できます。
複数の翻訳オプションを指定する場合は、空白を含めずコンマで区切ります。
・ ALPHAL
・ OPTIMIZE
・ SDS
・ TRUNC
・ CURRENCY
・ FORMEXT
・ QUOTE/APOST
・ SSIN
・ ZWB
・ EQUALS
・ FORMLIB
・ REP
・ SSOUT
・ NCW
・ REPIN
・ STD1
翻訳オプションの詳細は、『NetCOBOL ユーザーズガイド』を参照してください。
・ COB_OPTIONS(コマンドラインオプション)
・ FORMLIB(画面帳票定義体格納フォルダ)
・ SMED_SUFFIX(画面帳票定義体拡張子)
・ COB_REPIN(リポジトリ格納フォルダ)
指定した翻訳オプションと環境変数が重複した場合、優先順位は、以下のようになります。
1. [翻訳]タブで指定したオプション 2. 環境変数で指定したオプション
指定されている環境変数を確認する場合には、プロジェクトウィンドウの[ツール]メニューから、[環境変数表示]コマンドを選択しま す。
環境変数についての詳細は、『NetCOBOL ユーザーズガイド』を参照してください。
注意
PowerCOBOLでは、ALPHALオプションは指定できますが、NOALPHALオプションは指定できません。英字の小文字と大文字を区 別して扱う場合には、ALPHAL(WORD)オプションを使用してください。
プリコンパイラの設定
PowerCOBOLのイベント手続き、または外部ファイルに登録したCOBOLソース内にSQL文を記述した場合、COBOLコンパイラで翻訳 する前にプリコンパイルする必要があります。
PowerCOBOLでは、翻訳の前に呼び出すプリコンパイラを指定することができます。プリコンパイラは、スクリプトのプロパティ設定ダイ アログボックスの[設定]ボタンをクリックして表示されるダイアログボックスで、設定することができます。
引数および出力ファイルは、以下のマクロ文字列を使って指定します。
マクロ文字列 意味
%%IN%% プリコンパイラの入力ファイル名、つまり[入力ファイル]に表示されたファ
イル名を示します。
%%InBaseName%% ソースファイルの拡張子を除いたファイル名を示します。
%%InDir%% ソースファイルのパス名を示します。
%%InSuffix%% ソースファイルの拡張子を示します。
%%OUT%% プリコンパイラの出力ファイル名、つまり[出力ファイル]で指定したファイ
ル名を示します。
マクロ文字列 意味
%%OutDir%% 出力ファイルのパス名を示します。
%%ProjectDir%% プロジェクトファイル(.PPJ)のパス名を示します。
%%WorkDir%% アプリケーション開発時に必要なファイルが格納される作業用フォルダ
のパス名を示します。
各設定項目についての詳細は、『リファレンス』を参照してください。
SymfoWARE Esql-COBOLを使用する場合の設定例
PowerCOBOLのイベント手続きに対して、『SymfoWARE® Programmer's kit V4.0L10』の『Esql-COBOL』を使用する場合の設定
例を、以下に示します。
注意
『Esql-COBOL』では、入力ファイルの拡張子に".COB"を使用することができません。したがって、必ず[拡張子]を指定する必要が
あります。また、出力ファイル名は、必ず入力ファイル名の拡張子が".COB"に変換されたものになるため、[出力ファイル]に指定す る拡張子は".COB"にしてください。この例では、ソースファイル名と重ならないようにするため、ファイル名に"New"を追加していま す。
Oracle Pro*COBOLを使用する場合の設定例
外部ファイルとして登録したCOBOLソースファイルに対して、Oracle®の『Oracle® Pro*COBOL R1.8.27』を使用する場合の設定例 を、以下に示します。
登録集ファイルのフォルダの設定
登録集ファイルのフォルダは、[登録集ファイル]タブで設定できます。
なお、以下の環境変数でも登録集ファイルのフォルダを指定できます。
・ COB_COBCOPY(登録集格納フォルダ)
登録集ファイルのフォルダの検索順序は、以下のようになります。
1. [登録集ファイル]タブで指定したフォルダ 2. 環境変数で指定したフォルダ
指定されている環境変数を確認する場合には、プロジェクトウィンドウの[ツール]メニューから、[環境変数表示]コマンドを選択しま す。
環境変数についての詳細は、『NetCOBOL ユーザーズガイド』を参照してください。
登録集名の設定
登録集名は、[登録集名]タブで設定できます。
なお、以下の環境変数でも登録集名を指定できます。
・ COB_登録集名(登録集名格納フォルダ)
登録集名格納フォルダの検索順序は、以下のようになります。
1. [登録集名]タブで指定したフォルダ 2. 環境変数で指定したフォルダ
指定されている環境変数を確認する場合には、プロジェクトウィンドウの[ツール]メニューから、[環境変数表示]コマンドを選択してく ださい。
環境変数についての詳細は、『NetCOBOL ユーザーズガイド』を参照してください。
リンクオプション
リンクオプションは、"LINK.EXE"に渡されるオプションです。
リンクオプションは、モジュールのプロパティ設定ダイアログボックスの[リンク]タブで設定することができます。リンクオプションの詳細 については、『NetCOBOL ユーザーズガイド』を参照してください。
リソースオプション
リソースオプションは、"RC.EXE"に渡されるオプションです。