289
別添8
第
1回食品分析の国際動向を知るシンポジウム「我が国の食品分析の行く先を 考える-食品分析の国際状況;
CCMASの動向-」の開催にあたって
私たちの生活に食品は欠かせません。その流通は国際的なものとなりつつあ ります。貿易産品としての重要性も今後さらに増していくことでしょう。これま でには聞くことのなかった国で作られた食品が、食卓にのぼる日も来るでしょ う。逆に、旅行先の海外で日本産の食品を食べる機会が増えるかも知れません。
このような食品のグローバル化を支える基礎の
1つともなっているのが、
CodexAlimentarius(Codex
委員会
)の活動です。
Codex委員会は、消費者の健康を保護し
かつ公正な貿易の助けとなる様々な食品規格や各種規範、並びに指針等の関連 文書を策定しています。
Codex委員会が策定した規格や関連文書は国際的な効力 を持つ、いわば国際標準です。我が国の活動もそれらに準拠するあるいはそれら を元に検討することが必要です。
Codex
委員会による規格等が効力を発揮するには、実際に流通する食品の規格
への適合を確認しなければなりません。そのために検査が行われます。サンプリ ングと分析は検査の一部です。食品規格と同様に、サンプリングと分析もまた国 際標準となる方法や考え方を踏まえて検討すべき対象です。国際標準となるサ ンプリングと分析について検討する場所が、
Codex委員会下に組織された分析・
サンプリング法部会
(CCMAS)です。
諸外国から公正に食品を輸入し安心して消費するため、また我が国から様々 な国に滞り無く食品を輸出し安心して消費してもらうために、分析は大きな役 割を担っています。このような食品の安全性と公正な貿易に資する分析の国際 動向を注視し最新情報も共有することを目的として、本シンポジウムを企画し ました。第
1回となる今回は、 「我が国の食品分析の行く先を考える-食品分析 の国際状況;
CCMASの動向-」と題して、私の他
2名の方からお話をいただき、
さらに
2名の方にパネリストとして登壇いただき、参加者の皆様からのご意見
290
第
1回食品分析の国際動向を知るシンポジウム「我が国の食品分析の行く先を 考える-食品分析の国際状況;
CCMASの動向-」プログラム
主催:厚生労働行政推進調査事業「国際食品規格策定プロセスを踏まえた食品衛 生規制の国際化戦略に関する研究」班
日時:令和元年
12月
4日
(水
)、
13時
30分
-17時
場所:公益社団法人日本食品衛生協会食品衛生センター内講堂
[
プログラム
] (敬称略
)開会挨拶
(13:30-13:35)渡邉敬浩
〇講演
講演①
CCMASとは何か?
-CCMASの最新動向
- (13:35-14:35)国立医薬品食品衛生研究所安全情報部 渡邉敬浩
講演②測定
(値
)の不確かさとは何か?-求め方と使い方-
(14:35-15:35) 国立医薬品食品衛生研究所安全情報部 松田りえ子休憩
(15:35-15:50)講演③
CCMASへの積極的な関わり方-分析法の提案に必要なこと-
(15:50-16:20)
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
食品研究部門アドバイザー 安井明美
〇パネルディスカッション
(16:30-16:55)バネリスト: 講演者
一般財団法人日本食品分析センター 杉本敏明 一般財団法人日本食品検査 橘田規
閉会挨拶
(16:55-17:00)協力研究者 甲斐健一
291
別添9
CCMASシンポジウムの開催に合わせて実施されたアンケート結果の概要
2019年12月4日に開催された「第1回食品分析の国際動向を知るシンポジウム 我が国の食品分析の行く先を考える-食品分析の国際状況;CCMASの動向-」の参加者 88名を対象に、下記のアンケートを行った。その結果、83名から回答が得られたので そのとりまとめ結果の概要をここにまとめる。アンケート回収率は高いと考える。こ れは予定したパネルディスカッション25分間のうち、パネリストの紹介を除く約20 分間は、参加者の質問に関連した議論に宛てられたことと併せ、参加者の参加意欲の 表れであると解釈したい。
アンケートの内容
回答のまとめ
1.
本シンポジウムの意義を感じていただけましたか?
A.感じられなかった。 B.どちらとも言えない C.感じられた 2.
新しい情報は得られましたか?
A.得られなかった。 B.どちらとも言えない C.得られた 3.
自分の取組にとって役立てることのできそうな情報はありましたか?
A.無かった。 B.どちらとも言えない C.有った 4.
本シンポジウムのような機会を通じて、今後も分析の国際動向に関する 情報(CCMAS を含む)入手したいですか?
A.入手したくない。 B.どちらとも言えない C.入手したい 5.
欲しい情報、聞きたい話があれば具体的に教えてください。
0 20 40 60 80 100 120
Q1 Q2 Q3 Q4
各選択への回答率(%)
問いの番号 問い1~4への回答
C B A
ドキュメント内
令和元年度厚生労働行政推進調査事業費補助金
(ページ 125-128)