TD-8 のシーケンサーは 6 つのパートで構成されています。
パッド演奏の録音や再生には、ドラム・キット・パートを使 います。これ以外にパート 1、パート 2、パート 3、パート 4 の 4 つのパート(バッキング・パート)と、パーカッショ ン・パートがあります。
このような 6 つのパートの演奏をまとめたものをパターン と呼びます。
プリセット(内蔵)パターン(パターン 1 〜 700)
あらかじめ、各パートの演奏が録音されています。ドラム練 習のためのバッキング演奏、ライブ演奏などに使えます。プ リセット・パターンは演奏の変更や消去をしたり、録音した りすることはできません。
プリセット・パターン(パターン 1 を除く)のドラム演 奏は、パーカッション・パートに録音されています。
ユーザー・パターン(パターン 701 〜 800)
録音できるパターンです。パッドや外部 MIDI キーボードで の演奏をそのまま録音することができます(リアルタイム・
レコーディング、P.108)。ユーザー・パターンの設定を変更 すると、自動的に変更内容が保存されます。
基本操作
「SEQUENCER」部のボタンで、シーケンサーの基本操作を したり、設定画面を表示したりします。
fig.06-001(SEQUENCER 操作子)
[TOP]:
パターン停止中に押すと、パターンの先頭に戻ります。
[BWD]:
パターン停止中に押すと、一つ前の小節に巻き戻しま す。
[FWD]:
パターン停止中に押すと、次の小節に早送りします。
[TOP]、[BWD]、[FWD]は、パターン再生中は使用 できません。
[CLICK]:
クリックをオン、オフします。
[TEMPO]:
テンポを設定します。
[PLAY/STOP]:
パターンを再生、停止します。
[REC]:
録音設定の画面を開き、録音待機状態になります。
[PATTERN]:
パターンを選択します。
[SONG]:
ソングを選択します。詳しくは「第 6 章 ソングに合わ せて演奏する」(P.120)をご覧ください。
• 各ボタンの操作について詳しくは、以降の説明をお読み ください。
• ソングの再生/録音時の操作については、「第 6 章 ソン グに合わせて演奏する」(P.120)をご覧ください。
第 5 章 パターンに合わせて演奏する
第 5章
プリセット・パターンの使いかた
プリセット・パターンの各種設定は変更して保存することが できません。一時的な設定の変更はできますが、別のパター ンを選ぶと、プリセット・パターンにあらかじめ用意されて いた設定に戻ります。また、編集や録音をすることもできま せん。
• 設定を変更しようとすると次のような画面が表示されま す。
fig.06-002(WARNING:PRESET PATTERN)
• 編集や録音をしようとすると次のような画面が表示され ます。
fig.06-002a(WARNING)
プリセット・パターンの設定を変更したり、編集や録音をし たりする場合は、ユーザー・パターンにコピー(P.113)し てください。このユーザー・パターンの設定を変更すると、
自動的に保存されます。
パターンを選ぶ
fig.06-002b
1. [PATTERN]を押します。
[PATTERN]が点灯し、「PATTERN」画面が表示され ます。
2. [INC/+]、[DEC/-]または VALUE ダイヤルでパターン を選択します。
ヒント
CURSOR[ ]を押してカーソルを「CATEG」に合 わせると、パターンのカテゴリーを選択することができ ます。
プリセット・パターンの著作権について
内蔵のプリセット・パターンの著作権は当社が保有して います。お客様が新たな作品の制作のために、これらの プリセット・パターンやそのフレーズを使用されること に関しては当社の許諾を必要としません。ただし、プリ セット・パターンやそのフレーズの一部または全部を複 製し、複製物(データ集等)を作成、頒布することはで きません。
また、お客様がこれらのパターンを使用して作成された 作品が第三者の著作権を侵害しても当社はいっさいの責 任を負いません。
プリセット・パターンのディビジョンについて
プリセット・パターン名の末尾の文字は、ディビジョン(フレーズの種類)を表します。
プリセット・パターンのディビジョンは、次の6種類が あります。
ディビジョン 表示 表示例
INTRO(イントロ) -I BRIT̲R-I MAIN A(メイン A) -A BRIT̲R-A MAIN B(メイン B) -B BRIT̲R-B FILL 1(フィル 1) -1 BRIT̲R-1 FILL 2(フィル 2) -2 BRIT̲R-2 ENDING(エンディング) -E BRIT̲R-E
第 5 章 パターンに合わせて演奏する
「PATTERN」画面について
fig.06-003(画面上部の 7SEG も:「PATTERN」画面)
1 パターン番号
現在選択しているパターンの番号が表示されます。
2 小節番号
[PLAY/STOP]を押すと、ここに表示されている小節 から再生を開始します。
3 パターンのカテゴリー
現在選択しているパターンのカテゴリーが表示されま す。
4 パターンの番号と名前
現在選択しているパターンの番号と名前が表示されま す。空パターンを選択すると、パターン名の横に、
「 」が表示されます。
5 パターンの種類
プリセット・パターン(P.97)とパターン・ロック
(P.119)がオンに設定されたパターンには、「 」が 表示されます。
6 再生のしかたの設定(P.100)
パターンの再生タイプが表示されます。
7 シーケンサーの状態
パターンの再生「 」、停止「 」、録音「 」
(P.108)、リハーサル「 」(P.110)、消去「 」
(P.110)の状態を示します。
8 パートの消音(ミュート)状態(P.106)
ミュートしたパートのアイコンが消えます。
[F1]〜[F3]のファンクション・ボタンは、次に説明 する各機能を使うときに押します。
ヒント
設定を終えたら、[PATTERN]を押して、この画面に
リスト表示で選ぶ
「PATTERN」画面と同じく、パターンを選ぶための画面で す。名前の一覧表を見ながら選ぶことができます。
拍子、小節数(LEN)、パターンの再生タイプ、カテゴリー 名、パターン番号、パターン名を表示します。
fig.06-004(パターン・リスト画面)
1. [PATTERN]→[F1(LIST)]を押します。
[PATTERN]が点灯し、「PATTERN LIST」画面が表示 されます。
2. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR
[ ]または[ ]のいずれかでパターンを選択しま す。
[SHIFT]を押しながら[INC/+]、[DEC/-]または VALUE ダイヤルを操作すると、ページ単位で表示が切 り替わります。
3. [PATTERN]を押します。
「PATTERN」画面に戻ります。
ヒント
[F1(CTEGRY)]を押すと、カテゴリー名を選ぶこと ができます。
5
7 6 2
1
3
4
8
第 5 章 パターンに合わせて演奏する
第 5章
カテゴリー名から選ぶ
「PATTERN」画面でカテゴリーを選ぶ
fig.06-005(パターン画面:カーソルはカテゴリー、説明を追加)
1. [PATTERN]を押します。
[PATTERN]が点灯し、「PATTERN」画面が表示され ます。
2. CURSOR[ ]を押して、カーソルを「CATEG」に 合わせます。
3. [INC/+]、[DEC/-]または VALUE ダイヤルでカテゴ リーを選択します。
4. CURSOR[ ]を押して、カーソルをパターン名に合 わせます。
5. [INC/+]、[DEC/-]または VALUE ダイヤルでパターン を選択します。
「PATTERN LIST」画面でカテゴリーを選 ぶ
fig.06-006(パターン・リスト画面:カーソルはカテゴリー、説明を追加)
1. [PATTERN]→[F1(LIST)]を押します。
[PATTERN]が点灯し、「PATTERN LIST」画面が表示 されます。
2. パターン名にカーソルがある場合は、[F1(CTEGRY)] を押してカテゴリー名にカーソルを合わせます。
3. [INC/+]、[DEC/-]または VALUE ダイヤルでカテゴ リー名を選択します。
4. [F1(PTN)]を押します。
カーソルがパターン名へ移動します。
5. 「リスト表示で選ぶ」(P.98)の手順にしたがって、パ ターンを選択します。
パターンを再生する
fig.06-007(パターン再生中の画面)
1. 「パターンを選ぶ」(P.97)の手順にしたがって、再生す るパターンを選択します。
2. [PLAY/STOP]を押します。
[PLAY/STOP]が点灯し、パターンの再生が始まりま す。
3. 途中で停止するときは、[PLAY/STOP]を押します。
[PLAY/STOP]が消灯し、再生していた小節の先頭に 戻ります。
パターンの再生中に[SONG]を押すと、パターンの再 生が停止してから(ループ再生中は[PLAY/STOP]を 押して停止してから)、ソングを再生できる状態になり ます。
早送りと巻き戻し
パターンの再生が停止しているとき、次のことができま す。
•[TOP]を押すと、パターンの先頭に戻ります。
•[BWD]を押すたびに、一つ前の小節に巻き戻しま す。
•[FWD]を押すたびに、次の小節に早送りします。
fig.06-007a.j
[PLAY/STOP]を押してパターンの再生を停止する と、再生していた小節の先頭に戻ります。
再生位置
[TOP] [BWD] [PLAY/STOP] [FWD]
1 2 3 4
第 5 章 パターンに合わせて演奏する
テンポを設定する
パターンごとに設定する
パターンを選んだとき、ここで設定したテンポが自動的に セットされます。
プリセット・パターンの場合は、次項の「再生中のパ ターンのテンポを一時的に変える[TEMPO]」と同じ く、一時的な変更となります。
fig.06-008([F1(SETUP)])
1. [PATTERN]→[F3( MENU)]を押します。
[PATTERN]が点灯し、ポップアップ・メニューが表 示されます。
2. [DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR [ ]のいず れかで「FUNC」にカーソルを合わせます。
3. [F3]を押して確定します。
4. [F1(SETUP)]を押します。
「PATTERN SETUP」画面が表示されます。
5. CURSOR[ ]を押して「TEMPO」にカーソルを合 わせます。
6. [INC/+]、[DEC/-]または VALUE ダイヤルでテンポを 設定します。
7. [PATTERN]を押します。
「PATTERN」画面が表示されます。
PATTERN TEMPO:20 〜 260
再生中のパターンのテンポを一時的に変 える[TEMPO]
この設定で、再生中のパターンのテンポを一時的に変更しま す。別のパターンを選ぶと、あらかじめパターンに設定され ているテンポ(前項)に戻ります。練習などで一時的にテン ポを変えて再生するときに便利です。
fig.06-009(パターンの再生画面+テンポ画面)
1. 「パターンを選ぶ」(P.97)にしたがって、テンポを設定 するパターンを選択します。
2. [TEMPO]を押します。
[TEMPO]が点灯し、「TEMPO」画面が表示されます。
3. [INC/+]、[DEC/-]または VALUE ダイヤルでテンポを 設定します。
4. 設定が終わったら、[TEMPO]を押します。
[TEMPO]が消灯し、「TEMPO」画面が消えます。
TEMPO:20 〜 260
再生のしかた(LOOP、1SHOT、
TAP)を選ぶ
パターンの再生のしかたを次の 3 つから選択します。
LOOP( ) :
最後まで再生すると、先頭に戻って繰り返します。
[PLAY/STOP]を押すまで演奏を続けます。
1SHOT(ONE SHOT) ( ) :
最後まで再生すると停止します。TAP( ) :
[PLAY/STOP]を押すたびにパターン内の音を順に再 生します。
パッド・パターン(P.139)の設定をしているときは、
パッドをたたくたびにパターン内の音を順に再生しま す。
fig.06-010([PATTERN]→[F3(MENU)]→[FUNC]→[F2(TYPE)])
1. [PATTERN]→[F3( MENU)]を押します。
[PATTERN]が点灯し、ポップアップ・メニューが表 示されます。
2. [DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR [ ]のいず れかで「FUNC」にカーソルを合わせます。
3. [F3]を押して確定します。
4. [F2(TYPE)]を押します。
「PATTERN TYPE」画面が表示されます。