第 2 章 インストを設定する
第 2章
パッドの設定画面が切り替わらない ようにする(エディット・ロック)
インスト設定時に、あやまって他のパッドにふれてしまって も設定画面が切り替わらないようにすることができます。
TD-8 本体でエディット・ロックを解除するまで、ロッ クしたパッド以外の設定画面は表示されません。
fig.01-007a(インスト画面のロック)
1. ロックするパッドをたたきます。
ヒント
[TRIG SELECT]で選ぶこともできます。
2. [SHIFT]+[RIM]を押します。
[RIM]が点滅し、パッドの設定画面がロックされます。
「INST」画面に鍵マーク( )が表示されます。
3. ロックを解除するときは、[TRIG SELECT]の[ ]、
[ ]、[RIM]のいずれかを押します。
[RIM]が点灯または消灯します。
インストを選ぶ
TD-8 では、ドラム・キットを構成するスネア・ドラムや キック・ドラムなど、ひとつひとつの楽器音のことをインス ト(INST)と呼びます。
fig.03-001([KIT]→[F1(INST)]-SNARE)
1. [KIT]→[F1(INST)]を押します。
[KIT]が点灯し、「INST」画面が表示されます。
2. パッドをたたきます。
たたいたパッドの設定画面になります。
「GROUP」:
インストの種類を表示します。
「INST」:
インストの名前を表示します。
3. [INC/+]、[DEC/-]または VALUE ダイヤルでインスト を選びます。
ヒント
カーソル[ ]を押すと、インストをグループ名から 選ぶことができます(P.84)。
4. [KIT]を押します。
「DRUM KIT」画面が表示されます。
ここで選択できるインストは、「ドラム・インスト・リ スト」(P.180)をご覧ください。
スネアの胴(シェル)の材質について (V-SNARE の み)
スネア用インストの胴の材質を、画面右に表示するアイ コンで示します。
木製の胴(WOOD)
fig.03-001a
スチール製の胴(STEEL)
fig.03-001b
第 2 章 インストを設定する
リスト表示で選ぶ
ここでは、名前の一覧表を見ながらインストを選ぶことがで きます。
fig.03-002([KIT]→[F1(INST)]→[F1(LIST)]-SNARE)
1. [KIT]→[F1(INST)]→[F1(LIST)]を押します。
[KIT]が点灯し、「INST LIST」画面が表示されます。
2. パッドをたたきます。
たたいたパッドの設定画面になります。カーソルのある ところが、現在選ばれているインストの名前です。
3. [INC/+]、[DEC/-]、VALUE ダイヤル、CURSOR
[ ][ ]のいずれかでインストを選びます。
ヒント
•[SHIFT]を押しながら[INC/+]、[DEC/-]を操作する と、ページ単位で画面が切り替わります。
•[F1(GROUP)]を押すと、インストをグループ名から 選ぶことができます。
4. [EXIT]を押します。
「INST」画面が表示されます。
5. [KIT]を押します。
「DRUM KIT」画面が表示されます。
ここで選択できるインストは、「ドラム・インスト・リ スト」(P.180)をご覧ください。
グループ名から選ぶ
「INST」画面でグループ名から選ぶ
fig.03-002a([KIT]→[F1(INST)]-SNARE)
1. [KIT]→[F1(INST)]を押します。
[KIT]が点灯し、「INST」画面が表示されます。
2. パッドをたたきます。
たたいたパッドの設定画面になります。
「GROUP」:
インストの種類を表示します。
「INST」:
3. CURSOR[ ]を押して、「GROUP」にカーソルを合 わせます。
4. [INC/+]、[DEC/-]または VALUE ダイヤルでグループ を選びます。
5. CURSOR[ ]を押して、「INST」にカーソルを合わ せます。
6. [INC/+]、[DEC/-]または VALUE ダイヤルでインスト を選びます。
7. [KIT]を押します。
「DRUM KIT」画面が表示されます。
ここで選択できるインスト・グループは、「ドラム・イ ンスト・リスト」(P.180)をご覧ください。
「INST LIST」画面でグループ名から選ぶ
fig.03-003(画面 [KIT]→[F1(INST)]→[F1(LIST)] グループにカーソル)
1. [KIT]→[F1(INST)]→[F1(LIST)]→[F1
(GROUP)]を押します。
[KIT]が点灯し、「INST LIST」画面が表示されます。
2. パッドをたたきます。
たたいたパッドの設定画面になります。カーソルのある ところが、現在選んでいるインストのグループ名です。
3. [INC/+]、[DEC/-]または VALUE ダイヤルでグループ を選びます。
4. [F1(INST)]を押します。
カーソルがインスト名に移動します。
5. 「リスト表示で選ぶ」(P.84)にしたがって、インストを 選びます。
ここで選択できるインスト・グループは、「ドラム・イ ンスト・リスト」(P.180)をご覧ください。
第 2 章 インストを設定する
第 2章
ドラムの音を調整する
(V-EDIT)
V-EDIT と EDIT
キック、スネア、タムのエディット方法は、インストの種類 によって異なります。
V-EDIT
好みのヘッドを選んでチューニングをしたり、マフリン グ(ミュート)を取り付けたりする、アコースティッ ク・ドラムと同じ感覚の音づくりです。
EDIT
「PITCH」、「DECAY」の 2 つのパラメーターだけを調整 します。
V-EDIT ができる条件
インスト・グループが「V-KICK」、「V-SNARE」、「V-TOM」
のインストを使うとき、V-EDIT の設定画面が表示されます。
その他のインスト・グループのインストは、ピッチとディケ イを調整します。
V-EDIT が可能なインストのエディット画面には、次 のマークが表示されます。
fig.03-003a(V-EDIT マーク入りの画面図)
胴の深さを選ぶ
ドラムの胴の深さによる音色変化が得られます。スネアで は、「NORMAL」、「DEEP1」、「DEEP2」、「DEEP3」、
「DEEP4」の順で、5 段階に深くすることができます。胴を 深くしていくと低域の厚みや、音の太さが増します。
•「SHELL DEPTH」を「DEEP」にすると、そのインスト の音量が上がります。
• インストを変更すると、「DEPTH」の設定は
「NORMAL」になります。
fig.03-004(画面 [KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F1(SHELL)])
エディットできるインスト・グループ
V-KICK、V-SNARE、V-TOM1. [KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F1
(SHELL)]を押します。
[KIT]が点灯し、「SHELL」画面が表示されます。
2. パッドをたたきます。
たたいたパッドの設定画面になります。
3. CURSOR [ ]を押して「DEPTH」にカーソルを合 わせます。
4. [INC/+]、[DEC/-]または VALUE ダイヤルで設定しま す。
5. [KIT]を押します。
「DRUM KIT」画面が表示されます。
DEPTH:
V-KICK: NORMAL、DEEP
V-SNARE:NORMAL、DEEP1、DEEP2、DEEP3、
DEEP4
V-TOM: NORMAL、DEEP ヘッドとリムにそれぞれ V-EDIT が可能なインスト
を選択した場合、胴の深さやヘッドの材質などの設 定は、両方の音に共通の設定となります。ヘッド側 またはリム側の設定を変更すると、他方の設定も自 動的に変更されます。
第 2 章 インストを設定する
ヘッドの材質を選ぶ
ドラム・ヘッドの材質によるアタック音と音色変化が得られ ます。クリア、コーテッド、ピンストライプ(PinStripe®) の 3 種類から選べます。
fig.03-005([KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F1(SHELL)])
エディットできるインスト・グループ
V-KICK、V-SNARE、V-TOM1. [KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F1
(SHELL)]を押します。
[KIT]が点灯し、「SHELL」画面が表示されます。
2. パッドをたたきます。
たたいたパッドの設定画面になります。
3. CURSOR [ ]または[ ]を押して「HEAD TYPE」にカーソルを合わせます。
4. [INC/+]、[DEC/-]または VALUE ダイヤルで設定しま す。
5. [KIT]を押します。
「DRUM KIT」画面が表示されます。
HEAD TYPE: CLEAR、COATED、
PINSTRIPE(PinStripe
®)
CLEAR:透明な 1 枚のヘッド材です。
COATED:
ヘッド面をコート処理したヘッド材です。もっとも標準 的な音が得られます。
PINSTRIPE(PinStripe®): 2 枚重ねのヘッドです。
PinStripe®は、Remo Inc. U.S.A の登録商標です。
ヘッドをチューニングする
ドラム・ヘッドをチューニングします。自然なチューニング 変化が得られます。
fig.03-006([KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F1(SHELL)])
エディットできるインスト・グループ
V-KICK、V-SNARE、V-TOM1. [KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F1
(SHELL)]を押します。
[KIT]が点灯し、「SHELL」画面が表示されます。
2. パッドをたたきます。
たたいたパッドの設定画面になります。
3. CURSOR[ ]を押して「TUNING」にカーソルを合 わせます。
4. [INC/+]、[DEC/-]または VALUE ダイヤルで設定しま す。
5. [KIT]を押します。
「DRUM KIT」画面が表示されます。
TUNING:-480 〜 +480(-4 〜 +4 オクターブ)
インストによっては、ある程度値を上げる(下げる)と 変化しなくなるものがあります。
マフリング(ミュート)を設定する
テープを貼るなどしてヘッドの振動を抑えて、倍音成分の調 節をします。
fig.03-007([KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F2(MUFFLE)])
エディットできるインスト・グループ
V-KICK、V-SNARE、V-TOM1. [KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F2
(MUFFLE)]を押します。
[KIT]が点灯し、「MUFFLE」画面が表示されます。
2. パッドをたたきます。
たたいたパッドの設定画面になります。
第 2 章 インストを設定する
第 2章
3. CURSOR [ ]を押して「MUFFLING」にカーソル を合わせます。
4. [INC/+]、[DEC/-]または VALUE ダイヤルで設定しま す。
5. [KIT]を押します。
「DRUM KIT」画面が表示されます。
MUFFLING:
V-KICK: OFF、TAPE1、TAPE2、BLANKET、
WEIGHT
V-SNARE: OFF、TAPE1、TAPE2、
DOUGHNUTS1、DOUGHNUTS2 V-TOM: OFF、TAPE1、TAPE2、FELT1、
FELT2
OFF:マフリングのない状態です。
TAPE1:
1 枚のテープを使ったマフリングです。
TAPE2:
数枚のテープを使ったマフリングです。
BLANKET:
キック・ドラムの中に毛布を入れたマフリングです。
WEIGHT:
キック・ドラムの中に毛布を入れ、その上におもりをの せたものです。
DOUGHNUTS1:
輪の形をしたマフリング材です。リング・ミュートと呼 ばれるものです。
DOUGHNUTS2:
DOUGHNUTS1 より効果が強くなります。
FELT1:
フェルトのマフリングです。
FELT2:
FELT1 より効果が強くなります。
スナッピーの張りを調節する
スネア・ドラムの裏側に張ってあるスナッピー(響き線)
と、裏ヘッドとの密着する度合を変化させて音質を調節しま す。張りを強くするとスナッピーの鳴りが短くなり、スネ ア・ドラム全体が鳴っている時間も短くなります。スナッ ピーを張っていない状態(OFF)、ゆるめ(LOOSE)、普通
(MIDIUM)、強め(TIGHT)の 4 種類の中から選びます。
fig.03-008([F2(MUFFLE)])
エディットできるインスト・グループ
V-SNARE1. [KIT]→[F1(INST)]→[F2(EDIT)]→[F2
(MUFFLE)]を押します。
[KIT]が点灯し、「MUFFLE」画面が表示されます。
2. パッドをたたきます。
たたいたパッドの設定画面になります。
3. CURSOR[ ]を押して「STRAINER ADJ.」にカー ソルを合わせます。
4. [INC/+]、[DEC/-]または VALUE ダイヤルで設定しま す。
5. [KIT]を押します。
「DRUM KIT」画面が表示されます。
STRAINER ADJ.:OFF、LOOSE、MEDIUM、TIGHT
OFF:スナッピーをはずしたときの音になります。
LOOSE、MEDIUM、TIGHT:
順にスナッピーの張りが強くなります。
ブラシ演奏用のスネアは、「OFF」にしたときの効果が あまり得られません。