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バックアップからのリストア方法

ドキュメント内 CLUSTERPRO for Linux システム構築ガイド (ページ 62-68)

9.2 ミラーディスクシステムの運用

9.2.5 バックアップからのリストア方法

業務A

通常運用時

業務A

ミラーリング

両サーバダウン

両 サ ー バ ダ ウ ン からの復帰

フェイルオーバグ ループの起動

業務A 片サーバ再起動

強制復帰

強制許可

最新データのマスタ

9.2.4 ミラーディスクヘルパー

ミラーディスクヘルパーは、CLUSTERPROマネージャから、ミラーディスクの復旧作業を手助けする ツールです。

ミラーディスクは、CLUSTERPROマネージャからダウンしたサーバをクラスタへ復帰させるとき、ダウ ン中に不整合となったデータの同期をとり、最新データとします。しかし、サーバの強制復帰が必要な 場面では、最新データを確定できない場合や、異なるミラーセットで両サーバに最新データをもつ場合 など、復帰ができないケースがあります。このようなケースでは、CLUSTERPROマネージャから自動的に 起動されます。

ミラーディスクヘルパー起動状態

操作可能な状態です。

参照のみ可能な状態です。

片サーバが未起動、操作可能な状態です。(透明の方が未起動サーバです)

片サーバが未起動、参照のみ可能な状態です。(透明の方が未起動サーバです)

クラスタ名 コンテキストヘルプ

ミラーディスクヘルパー 起動状態

ディスク復旧操作の 選択

サーバ名

ミラーディスク詳細 情報表示ボタン

復旧開始ボタン 復旧中止ボタン

未構築、状態不明 エラー発生(最新)

エラー発生(データ不整合)

たとえば、上図の例では、SERVER01のNDR01が最新データでないため、SERVER01をサーバ 強制復帰できません。強制復帰させるためには、最新データを持つSERVER02からデータコピー を行う必要があります。

この操作は、SERVER02配下にあるNDR01のミラーディスクアイコンをクリックすると、コピー 操作選択の状態(上図)になります。

FastSync Optionがインストールされている場合、この操作によるコピーは、可能な限り差分のみ のコピーを行います。次に示す両ディスクがデータ不整合な場合は、自動的に通常コピーとなり ます。

ミラーディスクを強制復帰させる場合は、対象となるミラーディスクアイコンをクリックして、

下図の表示にさせます。

コピー操作、強制復帰操作をそれぞれのミラーセットに対して選択した後、復旧開始ボタンを押 下すると選択した復旧操作すべてを開始します。

9.2.5 バックアップからのリストア方法

ミラーディスクへデータをリストアする方法は、クラスタの状態にあわせて、以下の方法で 可能です。

システムディスクのリストアに関しては、「4.3.2 システムディスクのリストア」を参照願い ます。

9.2.5.1 正常なクラスタ状態でリストアする方法

業務アプリケーション側が動作していてもリストアできる場合は、グループが起動している サーバ上で通常のリストアを行うことができます。

ただし、次の点に注意が必要です。

業務アプリケーションによりミラーディスク上のファイルが使用中の場合、バックアップ ツールによってはファイル解放後に置き換えをするためにリストア後もミラーディスクにアク セスしている場合があります。

この場合、グループの停止や移動、フェイルオーバの際にディスク解放のために現用系が シャットダウンされる可能性があり、またこれにより使用中だったファイルが正しくリストア されない恐れがあります。

9.2.5.2 クラスタで起動される業務アプリケーションを停止させてからリストアする

方法

(1) armstartup -manualコマンドでCLUSTERPROのユーザモードモジュールのみ起

動しない設定に変更する。

(2) 上記(1)を全サーバで実行します。

(3) クラスタシャットダウンを行い、サーバを再起動します。

(4) リストアを実行するサーバ上で、/etc/clusterpro/dmmante –enable コマンドを使用 してミラーディスクをディスクアクセスが可能な状態にします。

(5) バックアップからミラーディスクへデータのリストアを行います。

(クラスタシステムに依存する注意点はありません。通常通りに同一ファイルを上 書きする設定でリストアしてください)

(6) /etc/clusterpro/dmmante –disable コマンドで、ミラーディスクのディスクアクセス を制限した状態に戻します。

(7) armstartup -autoコマンドでCLUSTERPROのユーザモードモジュール、kernelモ

ジュール共に自動起動に設定する。

(8) 上記(7)を全サーバで実行してください。

(9) 全サーバを再起動します。

9.2.5.3 両サーバダウン時にリストアする場合

サーバがダウンした場合、サーバを復帰する過程で自動的にミラー再構築が行われます。

ミラー再構築が開始されると、完了するまでグループの起動ができないため、ミラーディス ク上のデータをバックアップから復旧する必要がある場合は、サーバの復帰前に以下の手順で リストアを実施してください。

(1) リストア作業を行うサーバがダウンしている場合は、再起動します。

= どちらのサーバでもリストア作業が可能な場合は、最新データを保持しているサー バでリストア作業を実施してください。

(2) リストア作業を行うサーバで /etc/clusterpro/dmmante –enable –force コマンドを 実行し、ミラーディスクをディスクアクセスが可能な状態にします。

(3) バックアップからミラーディスクへデータのリストアを行います。

(4) リストア完了後 /etc/clusterpro/dmmante –disable コマンドにて、ミラーディスク のディスクアクセスを制限した状態に戻します。

(5) 「9.2.2 両サーバダウンからの復帰」に従って、クラスタを復旧します。

= 「サーバの強制復帰」は、リストア作業を行ったサーバに対して実施してください。

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