第4章 ハードディスクの管理
S. M.A.R.T.で内蔵ハードディスクをチェックする
S.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)で本製品に内蔵されているハードディスク をチェックし、故障の予測、早期発見をすることができます。
1 設定画面の[ディスク]をクリックします。
2 [ディスク]の横にある をクリックします。
3 チェックしたいハードディスクを選択し、[S.M.A.R.T.]をクリックします。
4 S.M.A.R.T.のチェックによるハードディスクの情報が表示されます。
[しきい値]より[現在の値][ワースト値]が低い場合は、ハードディスクを交換することをおすすめしま す。
ハードディスクをフォーマットする
メモ:
• 本製品のハードディスクをフォーマットしても、設定画面でのハードディスク使用率および使用量は0 にはなりません。これはシステム領域として使用しているためです。
• 本製品およびUSB端子に接続したハードディスクのデータ、共有フォルダーに関する設定がすべて消去 されます。誤って実行しないようご注意ください。
• フォーマット中は本製品の共有フォルダーを利用できません。
• フォーマット中は本製品の電源を絶対にOFFにしないでください。
• ハードディスク内のデータが完全に削除されていないために起こるデータの漏えいが心配な場合は、
「本製品のハードディスクを完全消去する」の手順で完全消去してください。
1 設定画面の[ディスク]をクリックします。
2 本製品に内蔵されているハードディスクをフォーマットする場合は、[ディスク]の横にある
をクリックします。本製品に増設したUSBドライブをフォーマットする場合は、[USBドライブ]の横にあ る をクリックします。
3 フォーマットを行うハードディスクを選択し、[ディスクフォーマット]をクリックします。
4 フォーマット形式を選択し、[フォーマット]をクリックします。
メモ:
• 2.2 TB以上のUSBドライブを使用するときは、必ず[2.2TB以上のUSBドライブ(GPT)]をチェックし、
フォーマットしてください。
• USBドライブは以下のフォーマット形式に対応しています。
FAT32(パソコンに接続しなおしてデータを確認したい場合におすすめします。)
EXT3(他のLinkStationに接続しなおして使用することがある場合におすすめします。)
XFS(本製品に増設したUSBドライブを使用する場合におすすめします。)
NTFS(設定画面ではフォーマットできません。)
HFS+(設定画面ではフォーマットできません。読取専用です。)
5 [通信の確認]画面が表示されます。表示されている数字を正確に入力し、[OK]をクリックします。
6 以降は画面の指示にしたがって操作します。
メモ:
• フォーマット中は、NAS Navigator2に「I20 DISKx Formatting」と表示されます。フォーマットが終わる まで共有フォルダーはアクセスできません。
• USB端子に増設したUSBドライブをフォーマットすると、パーティションを作成しなおします。
• フォーマットの所要時間はハードディスクの容量によって異なります(数分)。
以上でハードディスクのフォーマットは完了です。
ハードディスクを暗号化する
本製品に内蔵されているハードディスクをフォーマットする際に、設定画面で[暗号化]を選択してフォー マットするとAES128 bitで暗号化され、ハードディスクを本製品以外の機器に取り付けてもデータを読み出 せなくなります。
暗号化したハードディスクを元に戻したいときは、[暗号化]のチェックを外してもう一度フォーマットして ください。
手順については、「ハードディスクをフォーマットする」をご参照ください。
メモ:
• 選択したハードディスクのデータ、共有フォルダーに関する設定がすべて消去されます。誤って実行し ないようご注意ください。
• 暗号化したRAIDアレイ/ディスクに対するアクセスはパフォーマンスが低下します。
• USBドライブは暗号化することはできません。
• フォーマット中は共有フォルダーを利用できません。
• フォーマット中は電源スイッチを絶対にOFFにしないでください。
メディアカートリッジ機能を使用する
本製品に内蔵されているハードディスクをフォーマットする際に、設定画面で[メディアカートリッジ]を選 択してフォーマットすると、フォーマットしたハードディスクを他のメディアカートリッジ対応TeraStation に接続してもデータを読み出せるようになります。
ハードディスクを元に戻したいときは、[メディアカートリッジ]のチェックを外してもう一度フォーマット してください。
手順については、「ハードディスクをフォーマットする」をご参照ください。
メモ:
• [暗号化]のチェックは、はずした状態でフォーマットしてください。チェックしてフォーマットする と、他のTeraStationに接続しても使用できません。
• 選択したハードディスクのデータ、共有フォルダーに関する設定がすべて消去されます。誤って実行し ないようご注意ください。
• メディアカートリッジを指定してフォーマットしたハードディスクは、RAIDモードの変更、LVMボ リュームの作成、アクセス制限などに使用することはできません。
• メディアカートリッジを指定してフォーマットしたハードディスクをパソコンに接続して使用するこ とはサポートしていません。
• フォーマット中は共有フォルダーを利用できません。
• フォーマット中は電源スイッチを絶対にOFFにしないでください。
ハードディスクのデータを完全消去する
「削除」や「フォーマット」したハードディスク上のデータは、完全には消去されていません。お客様が、廃棄/譲 渡/交換/修理等を行う際に、データを完全に消去したいときには次の操作を行ってください。
1 設定画面の[管理]をクリックします。
2 [初期化]の横にある をクリックします。
3 [TeraStationのディスク完全フォーマットを実行]をクリックします。
4 [通信の確認]画面が表示されます。表示されている数字を正確に入力し、[OK]をクリックします。
5 以降は画面の指示にしたがって操作します。
メモ:
• [TeraStationのディスク完全フォーマットを実行]をクリックすると、 本製品に内蔵されているハード ディスクのデータ領域を完全に消去します(完全フォーマット終了後、自動的に本製品はシャットダウ ンします)。シャットダウン後は本製品の電源ボタンを押し、電源をONにしてください。また、ディスク 消去を行うと本製品は次の状態になります。
- 本製品に内蔵されているハードディスク:通常モード
(完全フォーマットを行うとそれぞれのハードディスクの中に共有フォルダーが作成されます。共有 フォルダーは作成されますが、データは消去されています。)
- 本製品の全設定:出荷時状態 - ログ:全消去
• 本製品内蔵のハードディスクを取り外した状態で、[TeraStationのディスク完全フォーマットを実行]
をクリックすると、完全フォーマット終了後、NAS Navigator2に「HDx Error E22 HDx Can't Mount」(xは 取り外したハードディスクの番号です)と表示されます。本製品の動作には問題ありませんのでそのま まお使いください。
以上で完全消去は完了です。
使用できる容量を制限する
メモ:
• 容量を制限するときは(クォータ機能を使用するときは)、ごみ箱機能を無効にするか、ごみ箱を空にし てください。制限される容量には、ごみ箱で使用している容量も含まれます。
• 容量制限は、ドライブまたはアレイごとへの制限となります。容量制限(クォータ容量)を1 GBと設定し た場合、アレイまたはドライブごとに使用できる最大容量が1 GBとなります。
• 本製品に接続したUSBドライブおよびメディアカートリッジに設定したハードディスクには、容量制限
(クォータ機能)の設定はできません。容量制限は、本製品内蔵のハードディスクへの設定となります。
• ユーザーごとの容量制限とグループごとの容量制限の両方を設定した場合、容量の小さい側の設定が 適用されます。
• クォータ機能は、使用可能容量の制限のみを行います。それぞれのユーザーが使用している容量は確認 できませんので、各自で管理してください。なお、所有者の確認は、次の手順で確認することができま す。
• 各ファイルやフォルダーのプロパティー画面から、[セキュリティ]タブ -[詳細設定]ボタンで新たな ウィンドウを開き、[所有者]タブから確認する。
• マイコンピューター、エクスプローラーの[名前][サイズ][種類][更新日時]などが表示されている バーを右クリックすると、表示させる情報を選択することができます。右クリックしたメニューから
[所有者]を確認できます。(所有者の確認手順は、OSごとに異なります。上記はWindows XPの場合の例 です。)
ユーザーごとに容量を制限する
ユーザーごとに本製品の共有フォルダーを使用できる容量制限するときは、次の手順で行います。
1 設定画面で[ユーザー]の横にある をクリックします。
2 「第3章 アクセス制限を設定する」の「ユーザーを作成する」の手順でユーザーを作成します。
3 ユーザーの作成画面で[クォータ]から[有効にする]を選択します。
4 [クォータ容量]に制限する最大容量サイズを入力して[OK]をクリックします。
メモ:
• ユーザーの削除、追加を繰り返し行うとクォータ機能が正常に動作しなくなることがあります。本製品 のバックアップ機能でコピーされたデータを他のTeraStation/LinkStationにコピーした場合でもユー ザーID/グループIDが重複すると正常にクォータ機能が動作しなくなることがあります。このようなと きは、未使用のユーザーID、グループIDのユーザー名/グループ名を使用し、本製品内のファイルを別の ハードディスクに移動(元のファイルは削除)してもう一度本製品にコピーしてください。
• プライマリーグループを変更した際は、再起動を行うまでクォータ機能に反映されません。
5 [閉じる]をクリックします。
以上でユーザーごとに書き込める容量の制限は完了です。
グループごとに書き込める容量を制限する
グループごとに本製品の共有フォルダーを使用できる容量制限するときは、次の手順で行います。
1 [グループ]の横にある をクリックします。
2 「第3章 アクセス制限を設定する」の「グループを作成する」の手順でグループを作成します。
3 グループの作成画面で[クォータ]から[有効にする]を選択します。