a
︐ ︐
12
8
4
瞭館 長
︑ . ︐ ︐
nb
︐ ︐
E・ ︑
。 。
1.0‑ s u b . T . H .
ー0.8 0.6
けの
Z
瑚作における力発揮の様相 Tim色OA
0.2
図
3 ‑ 2
一一ー前半5試技 ーーー後半5試技 (N危JtW)
8
4 16
12
眠館長
。 。
0.2 OA 0.6 0.8 1.0( s )
‑ s u b . T . M . ‑
Time
けの
Z
助作における力発揮の様相 図3
・3
第3章 けのび動作の画像解析と力発揮の横断的検討
表3・
1
重心移動速度,搬す角度,接地位置よぞ
リリース時 重心移動速度0.55後 減少量 重心投射角度 接地位置被検者
( m l s ) ( m l s ) ( m l s )
(0) (cm) Sub.T.H 2.99:t:O.44 2.47土0.49 0.62土0.20 1.26:t:O.60 0.91:t:O.18 Sub.T.M 2.84土0.30 2.01:t:O.09 0.83:t:O.34 2.18土1.19 0.54:t:O.08表
3
・2
各局面における腰関節角度及Z
膝関節角度ぷ 丈
腰関節角度(0) 接地時I 膝関節角度(0 ) 腰関節角度力発揮のピーク値時(0 ) 膝関節角度(0 ) 腰関節角度(0 ) リりース時膝関節角度(0 )Sub.TH 1043土199 475::!::63 122.8土13.4 99.9土195 161.7+13.1 Sub.TM 107.0土15.4 49.2::!::13.2 123.4::!::13.6 95.1土24.8 1505+8.6
4 恥 訟
~一一一… 片 手
t産地時 ピーク値 リリース時
図 3 ‑ 4 力発揮時の姿勢の変化
第3章 けのび動作の画像解析と力発揮の横断的検討
第
2
節 熟練者におけるけのぴ動作の性差 1.緒言けのて瑚作は,初心者のみでなく熟練者においても,大切な撹貯だと言われている.す なわち,壁または床を蹴った時に生み出されるスピードを体験するのみでなく,速廊闘寺 のための姿勢,いわゆるストリームライン姿勢を保持することが各泳法を習得し,樹貯を 高めていくときに重要だからである.けのひ勤作における研究は,グーンとの比較(土居
ら, 1983;高橋ら, 1983) ,姿勢及び流速の異なる条件下での牽引 (T北 油 邸
: h i e t
a1., 1983 ; 土居ら, 1984;Ly
凶ee t
a1., 1朔;佐藤ら, 2000)が多い.土居ら(1983)はターンアウト,いわゆるターンをした後にいかにストリームライン姿勢をつくり,浮き上がっていくかが 重要であると指摘している.また
L
戸t l ee t 8 1 .
(19 9 9 )
は,造波抵抗キ形状抵抗など水中の 抵抗をより小さくすることの重要性を認めている.これらのことから,水中での姿勢の良し悪しがその後の泳ぎの速度維持のカギとなる.
一方,けのひ勤作のみに注目した研究は,初dじ者の練習効果(合屋・杉浦,
2m;
白Iyae t
a1.,2 0 0 2 )
,初心者の一定期間の練習,及てF等間関で練習を追跡した研究修浦・合屋,2側 ),熟練者の特徴(紛甫・合屋, 2∞1)や,初心者から熟練者における新設(合屋ら,
2 0 0 2 )
について報告されている.また壁を蹴る力発揮の様相に着目した研究(土居ら,1985;杉浦ら, 2∞1)や,動作と力発揮の様相の関係(合屋ら, 2似)についても報告されてい る.しかし,けのひ勃作における性差に関する研究は,ほとんど報告されておらず,明ら かにされていない.
そこで本研究では,大学生女子熟練者を対象にけのひ勃作を行わせ,
VTR
画像とフォー スプレートを用いて動作及び完発揮の様相を鰯斤し,男子熟練者との比較より性差を明ら かにすることを目的とした.2 .
研究方法2 . 1
被検者被検者は,大学水泳部所属の女子
20
名(身長163.6+3.6cm,体重563+3フk g
,競技歴 115+1.8
戸)であり,日本ランキング1
∞位以内の競討選手であった.男子製練者は,大 判 t泳部所属の17名(身長1735+ 52cm,体重65.4+6フk g
,競技歴10.8+ 25yrs)であっ た.男子熟練者は,競泳における日本選手権及び日本学出墾手権出場者で、あった.2 . 2
実験方法実験試技は,十分なウォーミングアップを行わせた後,全力でけのひ勤作を5試技行わ せた.
VTR
画像は,SONY
柾裂デジタルピデ、オカメラ(DCR‑TRV20
,3
ぽt s )
により,被 検者の右側方から撮影した.被検者には,リファレンスポイント(左右手指先点,左右手第3章 けのび動作の画像解析と力発揮の横断的検討
関節中心点,左右肘関節中心点,左右肩峰点,左右つま先点,左右足関節中心点,左右膝 関節中心点,左右大転子点,頭頂点,耳珠点,胸骨上紘長)をつけて画像解も斤のマーカー とした.画像鰯斤は,
D
聞 社 製F r a m e ‑ D I A S I I v e r 2 . 7
を用いて,つま先が壁に着いた時(以 降,接地時)から,壁からつま先が高齢も(以降,リリース時:) ,リリースから05s後まで の解本斤を行った.自作の水中フォースプレートの形状,防水ストレインゲージ,測定精度,キャリプレーションデータ変換方式,画像鰯斤方法等は,第
3
章第1
節の記述と同じであ るので省略する.なお,ビデオ画像と力発揮のデータの同期は,画像の支持腕接地時と力 発揮のデータの立ち上がり時切子った.2 . 3
分析項目VTR画像から接地位置,重心の搬す角度,リリース時,初夏度, 05s時,初夏度一05s 時の重心移動速度(以降,減速畳を算出した.搬す角度は下向きの角度をプラスとし た.またフォースプレートからは,力発揮をしている時間〈以降,所要時間),最も大きな 値(以後,ピーク値),所要時間と力発揮から求めた力積を算出した.男子寮練者17名は,
同じ方法で鰯庁を行った初甫ら
0
∞1),合屋ら(2002)の結果を用いた.3 .
結果3 . 1
初速度,槻す角度及Z
脚 色 位 置表3・3より,到達距離を除き,接地位置,初夏度, 05s時の速度において男子の方が有 意に大きな値を示した(p<O.05).しかし,減産量,搬す角度,リリース時及び05s時の重 心イ立置では男女聞に有意な差はみられなかった.一方,力発揮の所要時間及び力積では,
男子の方が有意に大きな値を示した(p<O.05,表3‑4).
女子の到達臨舵投射角度の関係は,同51(p<O.05) ,投射角度と減速量は, i‑O.49 (pぐ0.05)と有意な相関が認められた.しかし,男子においては,双方ともに有意な相闘 が認められなかった.
図
3 ‑ 5
に到達距離と 05s時の速度及び減速量の関係を示した.男子は,到達蹄住と05s 時の速度及て舟お墓量に有意な相闘が認められた.女子は,到達距離と05s時の速度にその 傾向がみられた.しかし,雲院毎回E
と初夏度においては男女とも有意な関係、がみられなかった.
図3‑6に初夏度と05s時及て賭お産量の関係を示した.男子は05s時において,女子は減 速量において有意な相関が認められた.また,男子は減産量において,女子は05s時にお いてその傾向がみられた.
3 . 2
壁を蹴る力について第3章 けのび動作の画像解析と力発揮の横断的検討
図
3
・7
に,05s
時の速度と力積の関係について示した.男女,それぞれにおいて有意な 相関関係が認められた(p<O. 0 5 ) .
男子は,到達蹴佐と力積,力積と所要時間のそれぞれに おいて I時. 7 8
(p<O1.∞1 )
, r={). 7 2
(p<O1.∞1)と有意な相闘が認められたが,女子において は認められなかった.しかし,女子は,所要時間とピーク値の聞にr={)52( p < O . 0 5 )
と有 意な相関関係が認められた.図
3
・8
に男子,図3 ‑ 9
に女子寮練者の到達距高佐が双方ともに12m
以上であった被検者の 力発揮の様相を示した.男女ともに,体重と同程度のところで一度横ばいとなり,その後,一気にピークに向けて加速をしていた.双方ともに,ほぼ再現性のある力発揮を行ってい た.
4 .
考察4.1 速度,搬す角度及Z服 地 位 置
到達蹄在の長短には,壁を蹴る力及て漣を蹴った後の水中の姿勢のみでなく,体脂肪な どの身儲且成や肺活量などの要因が関係すると考えられる.実際のけのひ勤作において,
男子凶手き上がってから,足が沈み到達蹴住が伸びにくい様子がみられるのに対し,女子 は,浮き上がってからも足が沈まず浮き身を保持していられる様子が観察された.これは,
身体組成との関連,特に体脂肪と水中トルク包
a m p a r oe t
a1., 1蜘)などと密接に関係す ると思われ,今後,詳細な検討を要する.けのびの速度変化について高橋(1
9 8 3 )
は,速度回帰曲線及び回帰式を算出した結果,人体速度は初めの1秒間に大きく減少し,その後はゆるやかに減表すると報告している.
従って,最初の1秒間にできるだけ減表しないような姿勢をとる必要がある.本研究の結 果,男女の
05s
時の速度はリリース時の約 75%であった.また,到達距離と05s
時の速度 及び減速量との聞に有意な相関またはその傾向がみられたことから,男女ともに, リリー ス後の速度低減率をいかに抑えるかが到達距離を左右すると思われる.一方,高木(1朔)によれば,水中で発生する造波抵抗は,物体が全て水に沈み、身体 の上部が水面と接しているときに最大となり,水深が深くなるにつれて減少すると報告し ている.また,
Ly
凶ee t
al. (19 9 9 )
は,グライド姿勢の牽引において,秒漣1 :
加を越える 場合,最も抵抗を少なくできるのは,0 .
4mから0 . 6 m
の深さであると報告している.従っ て,造波抵抗を減らすには波を発生させない水中を進行することである.本研究の男女熟 練者の接地位置は水面下約03m
強であり,投射角度が下方へ約U>
であったことから,移動水深は
Ly
岨ee t
a1.( 1 9 9 9 )
と同程度であることが推察された.本研究の男女熟練者は 競技経験が 10年以上であることを鑑みると,経験的に適切な接地位置と水深を身につけて いると考えられた.4 . 2
壁を蹴る力について第3章 けのび動作の画像解析と力発揮の横断的検討
男女熟練者の力発揮曲線のパターンは,男女ともに,体重と同程度のところで)度横ば いとなり,その後,一気にピークに向けて加速をし,双方ともに,ほほ再現性のある様相 を呈していた.この結果は,高橋(1
9 8 3 )
の報告と同様の結果を示し,泳者が体重と同程 度のところで「ため動作」を作ることの重要性が示唆された.同様に, ,合屋ら@∞4)も, 初心者が上遣するにつれて,寸分な「ためJの姿勢によって到達距離が増大することを報 告している.一方,男子が女子を有意に上回ったのは初速度,
05s
時の速度,カ積,所要時間及ひ綾 地位置で、あった.特に,男子は,力積と至住母国産,到達距離と05s
時の速度及て舟蕗墓量に 有意な相闘が認められたことから,至艇毎回住を左右するのは力発揮の要素によるのではな いかと思われた.女子は到達臨住と搬す角度,搬す角度と減産量に有意な相関がみられた.このことから,カ積とともに壁を蹴る方向の扮仇到達距離に影響を与えていると考えら れた.しかし,力を発揮している時の動作,すなわち,頭や上肢及ひ下肢の動きや姿勢変 化によって,けのびの到達距離に影響を及ぼすかどうかを検証する必要がある.特に,腰 関節,膝関節及び足関節における屈曲と伸展のつながりを解明しなければならない.被検 者の対象や人数を加えた上で,力発揮と動作の関車を明らかにすることが今後の課題であ る.
5 .
結論本研究では,大学生女子熟練者にけのて助作を行わせ, VTR画像とフォースプレートを 用いて動作及び力発揮の様相を解析し,男子熟練者との比較より性差を明らかにすること を目的とした.その結果は以下の通りであった.
1)男女の力発揮のパターンは双方ともに,体重と同程度のところで一度横ばいとなり,
その後,一気にピークに向けて加速し,再現性のある様相を呈していた.
2)男女熟練者における到達蹄住の大小は,接地位置,力積,闘す角度,及びリリース後 の上体のストリームライン姿勢がその後の重心移動速度に大きく影響を与えることが 示唆された.
3 )
男子は,力積と到達距離到達距離と05s
時の速度及戊廊産量に有意な相関が認め られたことから,雲院器国産を左右するのは力発揮及び速度要因によるのではないかと思 われた.4)女子は到達臨佐と搬す角度,掛す角度と減産量に有意な相闘がみられたことから,カ 積とともに壁を蹴る方向の撹愉句要素も到達距離に影響を与えていると思われた.