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ドミノピザ

ドキュメント内 ソウルスタイル 02 (ページ 68-72)

ドミノピザ(Domino‘s Pizza)は、米国のピザ配達専門ブランドである。現在、全世界70か国、

1万店以上の店舗を構えている。1990年に最初の店舗である松坡(ソンパ)区梧琴(オグム)店を開い た後、1999年に100号店を突破し、2003年には200号店、2008年には300号店を突破し、2010 年現在、韓国全国に362の店舗を運営している。

オ・グァンヒョン 会長

INTERVIEW

Q1 Q2

Q3

Q4 ドミノ韓国定着の成功の秘訣は何ですか?

ピザ配達の概念が皆無だった1990年に韓国市場に進出し、ピザの配達 という新しい概念と一緒に韓国へ上陸した韓国ドミノピザは、越えなけ ればならない数多くの難関がありました。

1)韓国の配達飲食文化を変える:

韓国ドミノピザが韓国に上陸した時代、中国料理を中心に食事の配達が 盛んに行われながら「配達食品=安価な食べ物」「、ピザ=レストランで食 べる食べ物」という二つの消費者の先入観を壊さなければならない課題 がありました。

そのため、韓国ドミノピザは「安全で高級感のある配達食品=ピザ」と いう文化を定着させるために安全な食材を使用している「品質優先 のポリシー」、きれいな売場イメージを構築するための「内部監査シ ステムの導入」と合わせて店内外のイメージ改善の努力、また、顧客接 点の最先端である「スタッフのサービス強化」に注力しました。

その結果、韓国の消費者の頭の中で「ピザ=おなじみの配達食品」に位 置づけられ、本格的にピザ大衆化をもたらすための役割を果たしました。

2)高度なプレミアム料理ピザ業界初披露:

配達ピザの概念を国内に初めて披露した後、雨後の筍のように出来る競 争者の挑戦を受けました。

しかし、どんな脅威と挑戦にも恐れずに製品とサービスの競争力を高め るのに一層力を注ぎました。

また、業界初の最高級シーフード、高級プレミアムチーズとソースなどを ピザのトッピングとして使用しながら「、料理ピザ」の概念を導入、発売し 爆発的な人気を集めました。

ピザを一段階アップグレードした韓国ドミノピザの「料理ピザ」は、ピザ普 及に続いて、高級プレミアムピザ市場を開くことに貢献しました。

3)韓国ドミノピザはピザ会社ではなく、Digital Company:

プレミアムピザ市場での主導的な地位にある韓国ドミノピザのもう一つ の成長キーワードは、デジタル(digital)です。

デジタルというキーワードを持ち、他よりも一歩先のトレンドを読み、業 界の変化をリードしています。

具体的には、顧客とのコミュニケーションを強化するためにSNSを活用 したリアルタイムのコミュニケーションを拡大/強化し、お客様の注文を 迅速かつ簡単に提供するための「注文簡素化サービス」と、様々な顧客の 好みを考慮して「自分好みのピザが注文可能な=マイキッチン」などを業 界で初めて導入しました。

配達ピザ文化の定着を通じてピザの普及をリードし、料理ピザでプレミ アムピザ市場という新しいジャンルを作り、さらにデジタルが進んだピザ 会社に生まれ変わろうと「絶え間なく革新して変化」してきたのが、現在 の国内1位のピザ会社「韓国ドミノピザ」を造ったのではないか思います。

韓国でのフランチャイズ外食業の需要、市場はいかがでしょうか?

まず、韓国外食消費市場を申し上げますと、世界でもっとも急速に変 化する消費市場の一つである韓国で、多様な国内消費者の舌を満足 させることは非常に難しいと言えます。

特に、最近では長期的な不況が続き、低迷している消費意欲と、さら に軽くなったポケットを満足させることができるコストパフォーマンス が続く一方、自分の価値を満たすことができるプレミアム製品とサー ビスに積極的に投資する「消費の二極化現象」が顕著に現れていま す。

ここにO2O(Online to Offline)サービスをベースにした 食事の配達サービスまで加勢し、拡大されながら業種を超えた無限 の競争は、さらに激化すると思われます。

特に、韓国のフランチャイズ外食業界の場合は、*126億程度の規模 で、継続的に増加(*5.4%成長)しており、大企業ロッテ*、新世界、CJ、

SPCなどの外食事業への参入と共に、小規模のフランチャイズ企業 の進出も盛んに行われています。

その中でも注目すべきなのは、創業を希望する需要層も増加しつづ け、今後のフランチャイズ市場は、より一層拡大すると予想されます。

*データ根拠:韓国産業通商資源部の発表<2014年フランチャイズ実態調査>

日本企業とのコラボレーションの可能性はいかがでしょうか?

外食業のメッカである日本外食市場は変わらないBench-marking 対象です。

特に、長期不況、1人世帯の増加など、現在国内の外食業界が経験し ている変化をいち早く克服した日本の外食業界は韓国企業にとって は良いロールモデルでしょう。

そのため、現在の優れた外食産業とのコラボレーションを積極的に検 討しており、特に多くのノウハウと良い情報を共有することができる日 本企業の連絡を待っています。

韓国の企業運営の難しい点は何ですか?

韓国での企業運営における困難な点よりは、重要な点を申し上げた いと思います。

韓国企業、特に韓国フランチャイズ企業にとって最も重要なことは、

信頼です。

単純な目先の利益だけを追求するのではなく、一緒に成長できるパー トナー的なモデルを構築し、加盟本部と加盟店主、そして消費者の誰 もが共生できる協力関係を通じて信頼を作っていくことが必ず必要 になると思われます。

発行日:2017 年1月

発行者:日本貿易振興機構(ジェトロ)

〒107-6006 東京都港区赤坂 1 丁目 12-32 アーク森ビル(総合案内 6 階)

TEL.03-3582-5511

https://www.jetro.go.jp/indexj.html 制 作:ジェトロ・ソウル事務所

撮影・編集・デザイン:ブランディン

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