Display Content Managerインストールガイド
MEDIAEDGE
4-1. 使用するポート
DCMシステムは、操作PC、DCMサーバー、再生端末(DEC or USDP)およびそれらを結ぶネットワークから構 築されます。
[DCMサーバー] > [再生端末]
プロトコル ポート ポート(クラウド)
HTTP TCP 80 なし
[DCMサーバー] < [再生端末]
プロトコル ポート ポート(クラウド)
HTTP TCP 80 TCP 80
HTTPS TCP 443 TCP 443
FTP TCP 21、49152-65535 TCP 21、41000-41099
NTP UDP 123 UDP 123
※ダウンロードにHttpsを使用する場合FTPは不要です。
[DCMサーバー] < [DCMアプリケーション](サーバークライアント構成の場合)
プロトコル ポート ポート(クラウド)
HTTP TCP 80 TCP 80
HTTPS TCP 443 TCP 443
FTP TCP 21、49152-65535 TCP 21、41000-41099
SQL Server TCP 1433 TCP 51224
その他
プロトコル ポート
RTSP TCP 554
DNS TCP/UDP 53
DHCP UDP 67
Samba TCP 139,445 UDP 137,138
Display Content Managerインストールガイド
4-2. データベースの確認
4-2-1. データベースに繋がらないとき
PC起動後は数分お待ちください。
⚫ インスタンス名が違う場合のエラーメッセージ
SQL Server への接続を確立しているときにネットワーク関連またはインスタンス固有のエラーが発生しまし た。サーバーが見つからないかアクセスできません。インスタンス名が正しいこと、および SQL Server がリ モート接続を許可するように構成されていることを確認してください。 (provider: SQL Network Interfaces, error: 26 - 指定されたサーバーまたはインスタンスの位置を特定しているときにエラーが発生しました)
⚫ サービスが起動していない場合のエラーメッセージ
SQL Server への接続を確立しているときにネットワーク関連またはインスタンス固有のエラーが発生しまし た。サーバーが見つからないかアクセスできません。インスタンス名が正しいこと、および SQL Server がリ モート接続を許可するように構成されていることを確認してください。 (provider: Named Pipes Provider, error: 40 - SQL Server への接続を開けませんでした)
⚫ コンピューター名が違う場合 のエラーメッセージ
SQL Server への接続を確立しているときにネットワーク関連またはインスタンス固有のエラーが発生しまし た。サーバーが見つからないかアクセスできません。インスタンス名が正しいこと、および SQL Server がリ モート接続を許可するように構成されていることを確認してください。 (provider: Named Pipes Provider, error: 40 - SQL Server への接続を開けませんでした)
4-2-2. SQL Server の TCP/IP 設定
DCMインストーラーでSQL Serverをインストールした場合、自動的に設定されます。
1. [スタート]メニューから[Microsoft SQL Server]→[構成ツール]へ進み、[SQL Server 構成マネージャー]をク リックします。
Windows10の場合、C:\Windows\System32にある[SQLServerManager11.msc]を起動します。
⇒[SQL Server Configuration Manager]の画面が開きます。
2. ツリーから [MSSQLSERVER プロトコル] をクリックし、TCP/IP が有効になっているか確認してください。
MSSQLSERVERは規定のインスタンス名です。インストール時に指定します。
MEDIAEDGE
3. TCP/IP を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
⇒ [TCP/IP のプロパティ ] の画面が開きます。
[IP アドレス ] タブの項目 [IP All] にある [TCP ポート] が1433 となっていることを確認します。
※ 1433以外を指定した場合、DCM設定ツールのポート番号も変更してください。また、windowsファイア ウォールに指定したポート番号を許可する設定を追加してください。
4. 変更を反映する場合は再起動を行ってください。
Display Content Managerインストールガイド
4-2-3 インスタンス名について
インスタンス名の初期値は「MSSQLSERVER」です。
DCM設定ツールSTEP1で、インスタンス名がMSSQLSERVERのときは「空白」にしてください。
確認方法
1. コントロールパネル、管理ツール、[サービス]を開きます。
2. SQL Server (MSSQLSERVER) があれば、インスタンス名は「MSSQLSERVER」です。サービス名は
MSSQLSERVERです。設定ツールでは空白を指定してください。
3. SQL Server (SQLEXPRESS) とあれば、インスタンス名は「SQLEXPRESS」です。サービス名は MSSQL$SQLEXPRESSです。
MEDIAEDGE
4-3. DCM サーバーの別 PC への移行手順
DCMサーバーを別のPCへ移行させる手順です 1. 新しいPCへ、DCMのインストール
2. 古いPCから新しいPCへ、データベースの移行 3. 古いPCから新しいPCへ、素材ファイルの移行 4. 新しいPCの設定と確認
4-3-1. 新しい PC へ、DCM のインストール
新しい PC
新しいPCにDCMをインストールします。
4-3-2. 古い PC から新しい PC へ、データベースの移行
古い PC
新しいPCのDCM2.0以降のDCM/Tools/SvChk_DCM を、古いPCのDCM/Tools/SvChk_DCMへコピ ーします。SvChk_DCM内にある「Export_DCMDB.vbs」を実行します。
約5分後に DCM/DB フォルダーにデータベースが出力されます。
Display Content Managerインストールガイド 古いPCから持ってきたDCM_DBフォルダー内の「Restore_DCMDB.vbs」をダブルクリックします。
※実行すると現在のデータは削除されます
※復元しない場合、SQLサーバーをインストールしたユーザーと違う場合があります。
4-3-3. 古い PC から新しい PC へ、素材ファイルの移行
古いPCから新しいPCへ、DCMフォルダーを丸ごとコピーしてください。DCMフォルダーは、C:\DCM、または、
D:\DCMにあります。
4-3-4. 新しい PC の設定と確認
DCM設定ツールSTEP2で、IPアドレスを登録します。サービス(MMSrvとMeApiSrv)を開始します。
※移行手順では、DCMコンソールのオプションの初期設定やウィンドウ位置は移行されません。
MEDIAEDGE
4-4. Web サーバーの確認
4-4-1. アプリケーションプールの確認(Windows10)
DCM設定ツールのSTEP2でHttp503エラーが出る場合、アプリケーションプールのMeApiAppPoolが開始されて いるかどうかを確認してください。
1. [コントロールパネル] [管理ツール] [インターネットインフォメーションサービスIISマネージャー]
を開きます。
2. アプリケーションプールのMeApiAppPoolの状態が、開始済みになっているかどうかを確認します。
Display Content Managerインストールガイド
4-5. NTP サーバーの設定
DCMインストーラーが自動で設定します。
NTP (Network Time Protocol) とは、ネットワークに接続される機器において、正しい時刻へ同期するための通 信プロトコルです。
DCMサーバーにNTP サーバー機能を設定します。再生端末がDCMサーバーに時刻を問い合わせます。
以下のレジストリを変更します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\w32time\Config
"AnnounceFlags"=dword:00000005
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\w32time\TimeProviders\NtpServer
"Enabled"=dword:00000001
[コントロールパネル] を開きます。次に[管理ツール]をダブルクリックし、[サービス]をダブルクリックします。
[Windows Time] サービスを再起動します。
4-6. 再生端末の Samba の共有設定
DCMサーバーからコンテンツを配信するのに設定は不要です。エクスプローラー等でストレージの中身を確認した い場合などに使用します。
工場出荷時の設定は以下のとおりです。
ME-DEC、USDP
*ユーザー名:mediaedge
*パスワード:なし
MEDIAEDGE
4-7. スケジュールシリアルコマンド設定
シリアルコマンドのスケジュール実行を行う場合、あらかじめ機器の設定を行っておく必要があります。
4-7-1. 再生端末の設定
ME-DEC、USDPでは、本体のWeb画面からシリアルモード設定を行う必要があります。
* シリアルポート機能 “ スケジュールコマンド ” を選択します。
* その他の設定 制御する機器側に合わせて、通信速度、データビット長、パリティ、 ストップビット長、
フロー制御を設定します。
Display Content Managerインストールガイド
4-8. Windows ファイアウォールの設定
4-8-1. インストーラーが設定するファイアウォール
インストーラーがDCMサーバーにファイアウォールの設定を行います。
名前 ポート
MEDIAEDGE (NTP) UDP 123
MEDIAEDGE (SQL) TCP 1443
MEDIAEDGE (HTTP) TCP 80
MEDIAEDGE (HTTPS) TCP 443
MEDIAEDGE (FTP) Ftpsvc
MEDIAEDGE (DCM-SWT) SwtPlayerHost.exe
MEDIAEDGE (DCM-SWTDS) MEDIAEDGE-SWT4-DS.exe
4-8-2. Windows 10
1. [コントロールパネル] → [管理ツール] → [セキュリティが強化されたWindowsファイアウォール] を選ん でください。
MEDIAEDGE
4-9. IIS のインストール
IIS(Internet Information Services)を手動でインストールする手順を説明します。
インストーラーがDCMサーバーに設定を行います。
注)IISは1つの機能ではありません。
4-9-1. Windows Server 2019
1. [コントロールパネル] を開き [プログラムと機能] → [Windows機能の有効化または無効化] をクリックし ます。
2. インターネットインフォメーションサービスを選びます。
Display Content Managerインストールガイド
4-10. FTP サーバーの設定
FTPサーバーを設定する手順を説明します。
※インストールで自動的に設定が行われます。
4-10-1. Windows Server 2008 R2
1. スタートメニューから [コントロールパネル] を開き、、[管理ツール] をクリックします。 次に[インターネ ットインフォメーションサービス(IIS)マネージャー]をダブルクリックし ます。
⇒[インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャー]の画面が開きます。
2. ツリーから[MEDIAEDGE-SVR(MEDIAEDGE-SVR¥Administrator)]→[サイト]を表示します。 次 に[サイト]を右クリックし、[FTP サイトの追加]をクリックします。
⇒[FTP サイトの追加]の画面が開きます。
3. [FTP サイト名]と[物理パス]を入力し、[次へ]をクリックします。
# FTP サイト名:「Default FTP Site」
# 物理パス:「C:\inetpub\ftproot」
4. [SSL]の設定で「無し」を選択し、[次へ]をクリックします。
5. [認証][アクセスの許可][アクセス許可]を設定し、[終了]をクリックします。
# 認証:「基本」
# アクセスの許可:「すべてのユーザー」
# アクセス許可:「読み取り」
MEDIAEDGE
6. ツリーから作成した[Default FTP Site]を右クリックし、[仮想ディレクトリの追加]をクリックします。
⇒[仮想ディレクトリの追加]の画面が開きます。
7. [エイリアス]と[物理パス]を設定し、[OK]をクリックします。
# エイリアス:「DCM」(※1)
# 物理パス:「D:\DCM」
物理パスには Display Content Manager で扱うすべての素材ファイルがアップロードされることに なり ますので、空き容量の多いドライブに「DCMフォルダー」を作成してください (※2)。
8. ツリーから作成した[DCM]をクリックし、[FTPの認証規則]をダブルクリックします。
9. [すべてのユーザー]を右クリックし、[編集]をクリックします。
10. [読み取り]および[書き込み]にチェックを付け、[OK]をクリックします。
Display Content Managerインストールガイド
4-11 自己署名入り証明書の作成
DCMサーバーインストール時に自動的に設定を行います。
(名前:MEDIAEDGE-DCM Certificate、期間 :インストール時から10年)
IIS7.0以降のWebサーバー、FTPサーバーはSSL証明書を用いることで通信を暗号化することができます。ここ
では[自己署名入り証明書]を作成する手順を説明します。
1. [ インターネットインフォメーションサービス (IIS) マネージャー ] を起動します。
2. ツリーから [MEDIAEDGE-SVR(MEDIAEDGE-SVR\Administrator] を表示し、[MEDIAEDGE-SVR ホー ム ] の中からサーバー証明書をダブルクリックします。
3. 右側の [ 操作 ] の中から [ 自己署名入り証明書の作成 ...] をクリックします。
⇒ [ 自己署名入り証明書の作成 ] 画面が表示されます。
4. 任意の [ 証明書のフレンドリ名 ] を入力し、[OK] をクリックします。
MEDIAEDGE