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ドキュメント内 vSphere 仮想マシン管理 - ESXi 6.0 (ページ 141-200)

USB 3.0 デバイスには次の要件および制限事項があります。

n USB 3.0 デバイスの接続先の仮想マシンは xHCI コントローラで構成されている必要があり、Windows 8 以降、

Windows Server 2012 以降、または 2.6.35 以降のカーネルを使用する Linux ゲスト OS が備わっている必要があ ります。

n USB 3.0 デバイスは、クライアントコンピュータから仮想マシンへのパススルーに対してのみ使用できます。ESXi

ホストから仮想マシンへのパススルーには使用できません。

データ損失の回避

デバイスを仮想マシンに接続する前に、デバイスがクライアントコンピュータで使用されていないことを確認してくださ い。

vSphere Web Client vCenter Server またはホストから切断するか、クライアントコンピュータを再起動あるいは シャットダウンすると、デバイスの接続は切断されます。USB デバイスを使用するための専用のクライアントコンピュー タを用意するか、ソフトウェアの更新や仮想マシンへのパッチの追加など、短期間の使用のため、USB デバイスをクライ アントコンピュータに接続したままにすることをお勧めします。仮想マシンに対する USB デバイスの接続を延長して維 持するには、ESXi ホストから仮想マシンへの USB パススルーを使用します。

クライアント コンピュータへの USB デバイスの接続

1 つのクライアントコンピュータに対し、low-speedfull-speedhigh-speedsuper-speed に対応した複数の USB ハブおよびデバイスをつなげたり、チェーン接続したりすることができます。慎重な計画と、ハブの動作や制約に関する 知識があると、デバイスを最適に動作させることができます。

USB 物理バスのトポロジは、USB デバイスからクライアントコンピュータへの接続方法を定義します。仮想マシンへの USB デバイスパススルーは、デバイスの物理バストポロジがクライアントコンピュータ上で 7 階層を超えないかぎり、

サポートされます。1 階層目は USB ホストコントローラと root ハブです。最後の階層は対象となる USB デバイスです。

そのため外部または内部ハブは、root ハブと対象 USB デバイスの間で、最大で 5 階層までカスケードできます。root ブに接続されているか、複合デバイスに組み込まれている内部 USB ハブは、1 階層と数えます。

物理ケーブルの質、ハブ、デバイス、および電源状態が USB デバイスのパフォーマンスに影響することがあります。最 良の結果を得るためには、対象の USB デバイスまでのクライアントコンピュータの USB バストポロジをできるだけシ ンプルにします。また、注意して新しいハブやケーブルをトポロジに配置します。次のような状況が USB の動作に影響 を与えることがあります。

n 複数の外部 USB ハブをつなげたりチェーン接続したりすると、デバイスの列挙および応答にかかる時間が増加する ため、接続されている USB デバイスへの電力供給が不安定になることがあります。

n ハブ同士をチェーン接続すると、ポートとハブのエラーの可能性が高まるため、デバイスから仮想マシンへの接続が 切断されることがあります。

n ハブによっては USB デバイスの接続が不安定になるため、既存の接続構成に新しいハブを追加する場合には注意し てください。一部の USB デバイスは、ハブや延長ケーブルではなくクライアントコンピュータに直接接続すると、

接続やパフォーマンス上の問題が解決することがあります。場合によっては、デバイスやハブを取り外して再接続 し、デバイスを正常に動作する状態に戻す必要があります。

USB 複合デバイス

複合デバイスの場合、仮想化のプロセスで USB ハブがフィルタリングされるため、仮想マシンからは見えません。複合 デバイス内の残りの USB デバイスは、仮想マシンが別々のデバイスとして認識します。同じホスト上で実行されている 場合、各デバイスを同一の仮想マシンに追加することも、異なる仮想マシンに追加することもできます。

たとえば、Aladdin HASP HL Drive USB ドングルパッケージには 3 つのデバイス0529:0001 HASP ドングル、13fe:

1a00 Hub13fe:1d00 Kingston Driveが含まれています。仮想化のプロセスにより、USB ハブが除外されます。仮 想マシンは残りの Aladdin HASP HL Drive USB ドングルデバイスAladdin HASP ドングル 1 つと Kingston Drive 1 つ)を別々のデバイスとして認識します。仮想マシンから利用できるようにするには、各デバイスを個別に追加する必 要があります。

クライアント コンピュータへの USB デバイスの接続

クライアントコンピュータに複数の USB デバイスを接続すると、仮想マシンがそのデバイスにアクセスできるようにな ります。追加できるデバイスの数は、デバイスとハブの接続方法やデバイスタイプなど、いくつかの要因によって異なり ます。

各クライアントコンピュータのポート数は、クライアントの物理構成によります。ハブのチェーン接続の深さを計算する 場合、通常のサーバでは前面のポートは内部のハブに接続されている点に注意してください。

USB アービトレータは最大 15 個の USB コントローラを監視できます。上限である 15 個を超えるコントローラがシステ ムに存在し、それに USB デバイスを接続した場合、デバイスは仮想マシンで使用できません。

開始する前に

リモートコンピュータから仮想マシンに USB デバイスを構成するための要件を把握していることを確認します。「クライ アントコンピュータから仮想マシンへの USB 構成 (P. 140)を参照してください。

手順

u クライアントコンピュータに USB デバイスを追加するには、利用可能なポートまたはハブにデバイスを接続します。

USB デバイスがツールバーメニューに表示されます。

次に進む前に

これで、仮想マシンに USB デバイスを追加できます。「vSphere Web Client での、クライアントコンピュータから仮想 マシンへの USB デバイスの追加 (P. 143)を参照してください。

USB コントローラの仮想マシンへの追加

ESXi ホストまたはクライアントコンピュータから仮想マシンへの USB パススルーをサポートするために、USB コント

ローラを仮想マシンに追加できます。

1 つの仮想マシンにつき、1 つの仮想 xHCI コントローラ、1 つの仮想 EHCI コントローラ、および 1 つの仮想 UHCI ントローラを追加できます。ハードウェアバージョン 11 では、1 つの xHCI コントローラあたりでサポートされるルー トハブポート数は 8 です(4 つの論理 USB 3.0 ポートと 4 つの論理 USB 2.0 ポート)

コントローラの追加に必要な条件は、デバイスのバージョン、パススルーのタイプ(ホストコンピュータまたはクライ アントコンピュータ)、およびゲスト OS によって異なります。

表 6‑9. USB コントローラのサポート コントローラタイプ

サポート対象の USB デバイ スのバージョン

ESXi ホストから仮想マシンへのパス

スルーのサポート

クライアントコンピュータから仮想マシン へのパススルーのサポート

EHCI+UHCI 2.0 および 1.1 はい はい

xHCI 3.02.0、および 1.1 はい(USB 3.02.0、および 1.1 バイスのみ)

可(LinuxWindows 8 以降、Windows Server 2012 以降のゲスト)

Mac OS X システムでは、EHCI+UHCI コントローラはデフォルトで有効で、USB マウスおよびキーボードによるアクセ

スに必要です。

Linux ゲストを搭載した仮想マシンの場合、1 つまたは両方のコントローラを追加できますが、3.0 superspeed デバイ

スは、ESXi ホストから仮想マシンへのパススルーではサポートされません。同じタイプのコントローラを 2 個追加する

ことはできません。

ESXi ホストから仮想マシンへの USB パススルーでは、USB アービトレータは最大で 15 個の USB コントローラを監視 できます。上限である 15 個を超えるコントローラがシステムに存在し、それに USB デバイスを接続した場合、デバイス は仮想マシンで使用できません。

開始する前に

n ESXi ホストには、USB 3.02.0 および 1.1 デバイスをサポートする USB コントローラのハードウェアおよびモ ジュールが必要です。

n クライアントコンピュータには、USB 3.0USB 2.0、および USB 1.1 デバイスをサポートする USB コントローラ のハードウェアおよびモジュールが必要です。

n Linux ゲストで xHCI コントローラを使用するには、Linux カーネルバージョンが 2.6.35 以降であることを確認し ます。

n 仮想マシンがパワーオン状態であることを確認します。

n 必要な権限(ESXi ホストパススルー)仮想マシン.構成.デバイスの追加または削除 手順

1 インベントリで仮想マシンを右クリックし、[設定の編集] を選択します。

2 [仮想ハードウェア] タブで、[新規デバイス] ドロップダウンメニューから [USB コントローラ] を選択し、[追加] クリックします。

新しい USB コントローラが、仮想ハードウェアデバイスリストの下部に表示されます。

3 [新規 USB コントローラ] を展開して、USB コントローラタイプを変更します。

互換性のエラーが表示された場合、コントローラを追加する前に修正します。

4 [OK] をクリックします。

次に進む前に

仮想マシンに 1 つ以上の USB デバイスを追加します。

vSphere Web Client での、クライアント コンピュータから仮想マシンへの USB デバイスの 追加

1 つ以上の USB パススルーデバイスをクライアントコンピュータから vSphere Web Client 内の仮想マシンに追加する ことができます。デバイスは、仮想マシンが配置された ESXi ホストに接続しているクライアントコンピュータに接続さ れている必要があります。

注意 Mac OS X クライアントコンピュータで USB デバイスに接続する場合、仮想マシンに同時に追加できるデバイス

は 1 つのみです。

ドキュメント内 vSphere 仮想マシン管理 - ESXi 6.0 (ページ 141-200)

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