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個 別 ワ ー ク で は 、「 働 く こ と 」「 働 く た め の モ チ ベ ー シ ョ ン 」「 働 く と き に 悩 む こ と 」の 3 種 類 の 資 料 を 活 用 し て 、 職 場 で 求 め ら れ る 働 く こ と に 関 す る 基 本 的 な 知 識 の 習 得 を 目 的 と し て い ま す 。

個 別 ワ ー ク を 行 う こ と で 、受 講 者 が 業 務 遂 行 上 の 課 題 を 客 観 的 に 見 つ め 直 す こ と が で き 、 よ り 具 体 的 に 自 己 理 解 を 深 め る こ と が で き ま す 。

(2 ) 実 施

ア 資 料 の 構 成 と 対 象 者 像

資 料 の 構 成 と 各 資 料 を 活 用 し た 個 別 ワ ー ク の 実 施 が 望 ま し い と 考 え ら れ る 対 象 者 像 は 、 表 6 の と お り で す 。

表 6 個 別 ワ ー ク の 実 施 が 望 ま し い 対 象 者 像

資 料 名 個 別 ワ ー ク の 実 施 が 望 ま し い 対 象 者 像

働 く こ と

 働 く こ と に 関 す る 基 本 的 な 知 識 を 有 す る こ と が 必 要 な 者

 職 場 で 求 め ら れ る 行 動 様 式 に 関 す る 理 解 が 必 要 な 者

働 く た め の モ チ ベ ー シ ョ ン

 働 き 続 け る た め の モ チ ベ ー シ ョ ン の 維 持 に 悩 ん で い る 者

 働 く モ チ ベ ー シ ョ ン に つ い て 今 ま で も っ て い な か っ た 価 値 観 か ら 検 討 し た い と 考 え て い る 者

働 く と き に 悩 む こ と

 働 く と き の 具 体 的 な 悩 み に つ い て 他 者 の 助 言 や 多 角 的 な 視 点 を 得 た い と 考 え て い る 者

イ 個 別 ワ ー ク の 進 め 方

個 別 ワ ー ク の 具 体 的 な 進 め 方 は 次 の と お り で す 。

① 支 援 ス タ ッ フ は 個 別 ワ ー ク の 目 的 と 内 容 に つ い て 受 講 者 に 説 明 し ま す 。

② 資 料 を 使 っ て 、 知 識 ・ 情 報 の 習 得 を 図 り ま す 。

③ 受 講 者 は ワ ー ク シ ー ト を 作 成 し ま す 。

④ 受 講 者 は 作 成 し た ワ ー ク シ ー ト の 内 容 を 発 表 し ま す 。

⑤ 受 講 者 と 支 援 ス タ ッ フ で ワ ー ク シ ー ト の 内 容 に つ い て デ ィ ス カ ッ シ ョ ン を 行 い ま す 。

⑥ 支 援 ス タ ッ フ は 、 必 要 に 応 じ て 資 料 の 内 容 に 関 す る 疑 問 点 等 へ の 補 足 説 明 を 行 い ま す 。

ウ 実 施 に お け る 留 意 事 項

働 く こ と に 関 す る 自 分 自 身 の 課 題 へ の 直 面 化 を 避 け よ う と し て 回 避 的 ・ 否 定 的 に な る 受 講 者 が い ま す 。 そ の た め 、 個 別 ワ ー ク を 実 施 す る 場 合 は 、 個 別 ワ ー ク の 目 的 や メ リ ッ ト に つ い て 、 受 講 者 と よ く 話 し 合 い 、 コ ン セ ン サ ス を 得 て か ら 進 め る こ と が 重 要 で す 。

ま た 、 個 別 ワ ー ク を 実 施 し て 確 認 し た 課 題 の 対 処 方 法 を 検 討 し 、 そ れ を S S T (Social Skills Training) や ジ ョ ブ リ ハ ー サ ル注 1 )等 に お い て 実 践 す る こ と が 大 切 で す 。 他 の 受 講 者 や 支 援 ス タ ッ フ か ら 幅 広 い 意 見 を 得 る こ と で 、 受 講 者 が 主 体 的 に 課 題 の 解 決 方 法 を 見 出 す 効 果 が 期 待 で き ま す 。

注 1 ) ジ ョ ブ リ ハ ー サ ル と は 、 職 業 セ ン タ ー が 開 発 し た 、 実 際 の 職 場 に 近 い 模 擬 職 場 を 設 定 し て 行 う 集 団 作 業 プ ロ グ ラ ム 。 習 得 し た ス ト レ ス 対 処 や コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ス キ ル を 、 様 々 な 場 面 で 実 践 し 反 復 練 習 す る こ と に よ り 、 ス キ ル の 定 着 を 目 指 し ま す 。

(3)資料の内容 ア 働くこと

今回は 「働 くこと 」と は何か 、働 くと きに求 めら れるも のに ついて 考え てみま しょう 。

目 的 と 進 め 方 は こ の 資 料 の と お り で す 。

はじめ に組 織とは 何か をみて いき まし ょう。

組織に つい て、経 済学 者のチ ェス ター

・I・ バー ナード は「 2人ま たは それ以 上の人 々の 、意識 的に 調整さ れた 諸活動 また は 能力の シス テム」 と定 義して いま す。

組織が 成立 するた めに は3つ の要 件があ りま す。そ れは ①共有 化さ れた目 的が ある ②協 働 しよう とす る意志 があ る ③ それ ぞれが コミ ュ ニケー ショ ンをと る ことで す。

次に、 働く 人に求 めら れるも のを 考え ていき まし ょう。

社会で 働く 人に求 めら れるも のは 、中 央教育 審議 会の答 申(2011年 )に おいて

「社会 的・ 職業的 自立 に向け て必 要な基 盤と な る能力 」と して定 義さ れてい る「 基礎的 ・汎 用 的能力 」を 参考に する ことが でき ます。

「基礎 的・ 汎用的 能力 」は、 4つ の能力 から 構成さ れて います 。

(ワー クシ ートの 配付 )

(資料 を読 み上げ )

それぞ れの 能力に つい て詳し くみ ていき まし ょう。

一つ目 は、 人間関 係形 成・社 会形 成能 力です 。

その中 の、 他者の 個性 を理解 する 力、他 者に 働きか ける 力、チ ーム ワーク につ いて詳 しく み ていき まし ょう。

他者の 個性 を理解 する 力で大 切な のは、 関心 を持っ た観 察者に なる ことで す。

相手に 対し て関心 を持 った観 察者 になる ため のポイ ント は4つ です 。

・個人 的素 質、特 徴に 気づく

・共感 する よう努 める (相手 の視 点から 物事 を見た り、 立場を 考え て理解 しよ うとす る)

・ボデ ィラ ンゲー ジに 注目す る

・相手 のキ ャリア の短 期的・ 長期 的目標 を知 る

次 は 他 者 に 働 き か け る 力 に つ い て で す 。 他者と 協働 しなが ら仕 事をす るこ とが 多い現 代社 会にお いて 、他者 に働 きかけ る力 は 重要で す。

働きか けと は他者 に何 かを頼 んだ り他者 を勧 誘した りす ること で、 自らの 主体 的な行 動が 必 要とな りま す。

そして 他者 に働き かけ るとき には 、「自 分の 考えを 客観 的に理 解し 、相手 に自 分の考 えを 論 理的に 相手 に伝え る力 」が必 要で す。

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続いて 、チ ームワ ーク につい てみ てみ ましょ う。

な ぜ チ ー ム ワ ー ク が 奨 励 さ れ る の で し ょ う か 。 会社の 目線 と従業 員の 目線か ら考 えてみ まし ょ う。

会社の 目線 からみ ると 、チー ムを 組むと 、個 別に作 業す るより 生産 性の向 上が 可能に なる こ とが挙 げら れます 。

従業員 の目 線から みる と、次 の3 つが理 由と して挙 げら れます 。

① 仕事に 対す る満足 度が 増加し ます 。

② チ ー ム 内 で は 各 自 、 決 定 ・ 実 行 す る 権 限 が 与 え ら れ 、 自 分 の 仕 事 を 担 当 し て い る と い う 実感が 得ら れ、自 尊心 を改善 する ことが でき ます。

③ メ ン バ ー 間 で 会 話 を す る よ う に な る と 、 お 互 い を よ く 知 る よ う に な り 、 よ り よ い コ ミ ュ ニケー ショ ンがと れる ように なり ます。

チーム ワー クにと って 大事な こと は6 つあり ます 。

(資料 を読 み上げ )

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二つ目 は、 自己理 解・ 自己管 理能 力で す。

自己理 解を 進める ため に必要 な3 つの要 素が ありま す。

①興味 ・関 心・欲 求

②特性 ・持 ち味

③価値 観

これら の3 つの要 素に ついて 自分 自身の 傾向 を知っ てい くこと が、 自己理 解を 深めて いく ヒ ントに なり ます。

【支援 スタ ッフへ のワ ンポイ ント 情報】

~自己 理解 に関す る3 要素~

自己理 解に 関する 3要 素の詳 細は 次のと おり です。

○興味 ・関 心・欲 求

・何に 興味 や関心 があ るのか ?

・本当 にや りたい こと は何か ?目 の前の 活動 に一生 懸命 取り組 む、 様々な 人々 と出会 い生 き方や 考え 方に触 れる 、「問 題意 識」を 持っ て生活 する など。

○特性 ・持 ち味

・何を する のが得 意か ?

・他者 と比 較して 何が 違うか ?「 先天的 なも の(気 質・ 身体的 特徴 )」「 後天 的なも の

(知識 、ス キル、 習慣 的性格 、コ ンピテ ンシ ーなど )」

○価値 観

・普段 から 心がけ てい ること や大 切にし てい ること は何 か?

・守り 続け てきた 信条 は何か ?

・優先 させ るもの ・コ トは何 か?

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自己管 理能 力とは 、自 分自身 を管 理す る能力 のこ とです 。

自己管 理能 力の要 素は 、様々 なも のが挙 げら れてい ます 。例え ば、 「感情 のコ ントロ ール 」

「意欲 やモ チベー ショ ン」「 目的 意識」 「時 間 管理」 「体 調管理 」「 健康管 理」 「モチ ベー シ ョン管 理」 「スト レス 管理」 など です。

いずれ の要 素につ いて も、自 らの 行動や 状態 を振り 返り 、継続 して 改善し てい くこと が必 要 になり ます 。

その時 、P DCA サイ クルの 手法 が参考 にな ります 。

Pla n( 計画) →D o(実 行) →Ch ec k(評 価) →Ac ti on( 改善 )の4 段階 を繰り 返し 、自ら の状 態や行 動を 継続的 に改 善して いく ことが 大切 です。

三つ目 は、 課題対 応能 力です 。

課題対 応能 力は、 従来 の考え 方や 方法 にとら われ ずに物 事を 前に進 めて いくた めに 必 要な力 でも ありま す。

社会の 情報 化に伴 い、 情報や 情報 手段を 自ら 主体的 に選 択し、 活用 する力 を身 につけ るこ と が重要 とな ります 。

課題対応能力がもたらすメリットは3つです。

①最善・最速の手が打てる ②知識の積み上 げができる ③目的の共有ができる

課題と は、 「本来 はこ うある べき だ」

「未来 はこ うある べき だ」と いう 現状と のギャ ップ に対し て、 問題を 解決 するた めに 何 をすべ きか 、とい うこ とを設 定し たもの です 。

課題 解決 のプロ セス は4つ です 。

①課題 を設 定する ② 初期仮 説を つくる ③ 仮 説を検 証す る ④ 解決 策を実 行す る

なお、 計画 通りに 解決 策を実 行し たにも かか わらず 問題 が解決 され ない場 合、 課題の 設定 、

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四つ目 は、 キャリ アプ ランニ ング 能力 につい てで す。

キャリ アプ ランニ ング 能力は 社会 人・職 業人 として 生活 してい くた めに生 涯に わたっ て必 要 となる 能力 です。

働くこ との 意義を 理解 し、自 らが 果たす べき 様々な 立場 や役割 との 関連を 踏ま えて、 多様 な 生き方 に関 する様 々な 情報を 適切 に取捨 選択 ・ 活用し なが ら、自 ら主 体的に 判断 してキ ャリ ア を形成 して いく力 と言 えます 。

大切な こと は、自 分の キャリ アは 主体的 に自 己管理 し、 会社や 組織 や他人 に任 せたり 、依 存しな いこ とです 。

近年は 、定 年後の 人生 を含め た、 長期 的な生 涯キ ャリア を展 望した キャ リアプ ランニ ング が重視 され ていま す。

おおよ その 長期の 設計 図を描 き、 そのう えで 当面の 短期 計画( 半年 から2 年) 、中期 計画

(3年 から 5年) 、長 期計画 (5 年以上 )に 分 けた設 計図 をもつ こと が大切 です 。

しかし 環境 変化が 激し い時代 には 、若い とき に立て たキ ャリア プラ ンが必 ずし も計画 どお り に進行 する とは限 りま せん。

ライフ ステ ージの 節目 にいっ たん 立ち止 まり 、これ まで を振り 返り 、キャ リア の設計 図の 点検や 再設 計を状 況に 合わせ て柔 軟に行 うこ とが大 切で す。

想定外 の事 態に遭 遇し たとき には 、トラ ンジ ション の4 つのリ ソー スを点 検し 、キャ リア プラン ニン グを見 直す ことが 必要 となり ます 。

ワ ー ク シ ー ト の 続 き を 記 入 し ま し ょ う 。

(資料 を読 み上げ )

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