セットアップを始める前に、次の点について確認してください。
(1)
システムBIOSの設定本機でLinux OSを利用するにあたり、事前にシステムBIOSの設定変更が必要な場合があります。「ユー
ザーズガイド」を参照し、システムBIOSの設定を確認・変更してください。
(2)
システムパーティション構成プリインストールモデルに設定されているシステムパーティション構成は、ご購入前のお客様による オーダーにより異なります。下の図は、プリインストールモデルの標準的なシステムパーティション構 成について図解しています。
システム領域
/(ルート)パーティションや/bootパーティションなどを含む領域です。
空き領域
お客様の環境に合わせて自由に使用できます。
Linux Recoveryパーティション
インストールメディアのISOイメージファイル、各種ドライバー、およびバンドルソフトウェアなどを 含む領域です。
空き領域 システム領域
Linux Recoveryパーティション (約5,000MBのext2タイプの領域) ハードディスクドライブ
「BTO(工場組込み出荷)」時に指定可能なシステムパーティション構成は以下のとおりです。
システムパーティション構成 サイズ*1 ファイルシステム パターン1(デフォルト)
/boot 200MB ext3
swap 2,048MB swap *2
/ 10,240MB ext3
空き領域 残りすべて *4
Linux Recoveryパーティション 5,000MB ext2 *3
パターン2
/boot 200MB ext3
swap 2,048MB swap *2
/ 10,240MB ext3
/var 10,240MB ext3
/home 残りすべて ext3
Linux Recoveryパーティション 5,000MB ext2 *3
パターン3
/boot 200MB ext3
swap 2,048MB swap *2
/ 残りすべて ext3
Linux Recoveryパーティション 5,000MB ext2 *3
*1 実際に確保されるパーティションサイズは、表中の値と若干異なります(パーティションはハー ドディスクドライブのシリンダー境界に合わせて確保されるため)。
*2 「BTO(工場組込み出荷)」時のswapパーティションサイズは、2,048MB固定になります。
*3 使用するハードディスクドライブによっては、数MB~数十MB多く確保されます。
*4 本空き領域には自由にパーティションを作成できます。パーティションの追加手順については 以下を参照してください。
- 本書の「1章(4.4.2 パーティションの追加)」
- 本書の「1章(4.4.4 swap領域の拡張方法)」
ハードディスクドライブのパーティション情報や空き容量を表示するには、fdiskや df コマンドを使用します。
ハードディスクドライブ上の空き領域に2TBを超える大容量のパーティションを追加す る手順については、以下を参照してください。
- 本書の「1章(4.4.3 2TBを超える大容量のパーティションの追加)」
LVMは高度なストレージ機能を提供しますが、管理手順や障害時の復旧手順が複雑にな りますので必要な場合に使用することをお勧めします(「BTO(工場組込み出荷)」のシス テムパーティションには、標準パーティションを採用しています)。
(3)
インストール済みパッケージグループプリインストールモデルにインストールされているパッケージグループについては、以下を参照してく ださい。
本書の「1章(4.3.1 (2) パッケージグループの検討)」
→ パッケージグループ一覧表の中の「✓」印のパッケージ
プリインストールモデルには、上記パッケージのほかにもインストール済みバンドルソフ トウェアの動作に必要なパッケージがすべてインストールされています。
ヒント
ヒント
(4)
インストール済みバンドルソフトウェアプリインストールモデルにインストールされているバンドルソフトウェアは以下のとおりです。
Universal RAID Utility
(RAIDシステム構成の場合にインストールされます。)
ESMPRO/ServerAgent
装置情報収集ユーティリティezclct
情報採取ツールactlog
情報採取ツールkdump-reporter
上記のバンドルソフトウェアの設定方法や、その他のバンドルソフトウェアのインストールおよび設定 方法については、本書の「2章」を参照してください。
(5)
システム環境設定プリインストールモデルのシステム環境設定については、本書の「1章(4.5.3 「BTO(工場組込み出荷)」 時のシステム環境設定)」を参照してください。